じじぃの「中性子星とブラックホール・金がどうやってできたか知ってましたか?理系の話」

Simulation of the neutron star coalescence GW170817 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=V6cm-0bwJ98
 金

宇宙の謎は?中性子星合体「重力波」初観測 (追加) 2017年10月17日 日テレNEWS24
今年のノーベル物理学賞に選ばれたアメリカの重力波観測施設「LIGO」などの研究チームが、中性子星という非常に重い天体同士が合体した際に生じる時空のゆがみ、「重力波」を初めて観測したと発表した。
LIGO・ライツェ所長「何千人もの天文学者と多くの観測所と協力し、発見できた」 研究チームは今年8月、アメリカとヨーロッパの観測施設で、非常に重く高密度な天体である中性子星同士の合体で生じた「重力波」の観測に成功した。
これを受けて、日本の国立天文台などが重力波がやってきた方角を望遠鏡で観測したところ、中性子星の合体で生じた光や電磁波を捉えることに成功した。
こうした観測データなどを分析することで、金やプラチナなどの鉄より重い金属元素が宇宙でどのように生まれたかなどがわかるとみられている。
http://www.news24.jp/articles/2017/10/17/10375242.html
クローズアップ現代+ 「アインシュタイン“最後の宿題”が解けた!〜重力波天文学の夜明け〜」 2016年6月29日 NHK
【キャスター】松村正代 【ゲスト】中川翔子(歌手・タレント)、村山斉(東京大学 カブリIPMU 機構長)
今から100年前、アインシュタインが「一般相対性理論」の中で存在を予言しながら、誰も観測できなかった物理現象「重力波」。
ことしに入り、アメリカの研究チーム「LIGO」が相次いで観測に成功したと発表し、世界に衝撃が走っています。
研究チームはおよそ10年にわたる検討を重ね、振り子を4段にすることで鏡の揺れをほぼなくすことに成功しました。
それでも取り除けない原因不明のノイズがありました。それを除去する重要な局面で活躍したのが数々の日本人研究者たちでした。
その一人ノイズ調査を行う現場責任者の河邊慶太さんです。河邊さんは、施設の周囲に大量のセンサーを設置し電子機器が発するノイズなど原因を一つ一つ突き止めました。
こうしてノイズを少しずつ除去。原子の1億分の1の僅かなゆがみを、正確にとらえられるようになったのです。
LIGOによる初観測で一気に加速した、重力波による宇宙探索。将来的には、観測装置自体を宇宙に打ち上げようという計画まで持ち上がっています。
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3830/
重力波ブラックホールから「観測」 アインシュタインが予言 2016年2月12日 BBCニュース
地球から数十億光年離れた場所で2つのブラックホールが衝突することによって、時空のゆがみが発生しているのを観測したのだ。
この重力波の初観測は、天文学にとって新時代の幕開けだと国際研究チームは言う。
http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-35557112
地球に存在する金属の金は、すべて超新星爆発でできた金ですか。 2014/12/23 Yahoo!知恵袋
回答
最近では、連星中性子星の合体がr過程の主要なプロセスではないかという意見が強くなり、こちらもシミュレーションでは上手く示すことができている
なので地球にある金は、すべて超新星爆発で出来たと考えるのは早計で、ある程度の割合、あるいは大部分は中性子星の合体によって合成されたものであるかもしれない。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13139759023
『世の中の裏が面白いほど見える理系の話』 話題の達人倶楽部/編 青春出版社 2011年発行
ブラックホールの裏 ひと言で簡単に説明すると? より
ブラックホールといえば、宇宙の神秘を代表するような不可解な存在。物体がブラックホールにはいってしまうと、そこから抜け出せなくなる。ブラックホールの重力があまりに重いため、そこから出られなくなるのだ。光でさえ、ブラックホールからは抜け出せない。
ブラックホールは、大ざっぱにいえば、大きな恒星の終末の姿だ。質量の大きな巨星は、超新星爆発を起こしたのち、中性子の詰まった中性子星となる。太陽の30倍以上もの質量をもつ中性子星自体が、自らの重力で縮んでいき、ブラックホール化するのだ。
ブラックホールに吸い込まれた光は、もう二度と抜け出せないので、光の反射からブラックホールを見つけることはできない。ブラックホール天体望遠鏡では見ることができない天体というわけだが、それでも見つける方法はある。連星の動きに注目するのだ。
連星とは、お互いの周囲を回っている2つ以上の星のこと。連星のなかには、どちらかがブラックホール化しているケースがある。その場合、普通の恒星から発せられているガスは、ブラックホールに吸収されている。その吸収時に熱が発生し、ブラックホールからはエックス線が発生する。
天体望遠鏡でも何も見えない空間からエックス線が発せられていれば、そこがブラックホールではないかと推定できるのだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
金がどうやってできたか知ってましたあ?
最近の研究で、中性子星どうしが衝突したときに、金とか、白金とかが作られるんではないか、ということが分かってきた。
中性子星というのは原子が押しつぶされて、中性子の塊になった状態で、角砂糖ひとつ分の体積で約10億トンもの重さになるのだそうだ。
この中性子星自体が、自らの重力で縮んでいったのがブラックホールになる。
この中性子星ブラックホールが衝突すると、重力波が生じるのだ。
とか、本に書いてました。 (^^:;