じじぃの「不死身男のマジック・蝋でできた弾丸!脳はすすんでだまされたがる」

Secret Harry Houdini footage. 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=suirIT9F_MY
Harry Houdini

『脳はすすんでだまされたがる マジックが解き明かす錯覚の不思議』 スティーヴン・L・マクニック、スサナ・マルティネス=コンデ、サンドラ・ブレイクスリー/著、鍛原多惠子/訳 角川書店 2012年発行
帽子から鳩が飛び出し、切断された美女が蘇る。マジックは人間の脳機能を熟知しその裏をかくことで発展してきた。認知科学の見地から脳がだまされるプロセスをやさしく解説した科学ノンフィクション。
http://www.kadokawa.co.jp/product/201108000303/
『もののはじまり 雑学大全 どこを読んでも必ず誰かと話したくなる!』 なるほど倶楽部/編 だいわ文庫 2013年発行
マジック発祥の地はピラミッドの国?
5000年ほど前、ナイル川を南にさかのぼったところにヘルモポリスという大きな町がありました。そのすぐ近くの村の洞穴の中に、マジックをする人の絵が残っています。
向かい合った2人の人物の絵で、ひとりはカップのようなものを代せて何かを隠し、もうひとりがそれを不思議そうにながめています。現在もカップを使った手品はスタンダード。この絵はその様子を描いていると考えられています。
そして、15世紀のオランダでは、ボッシュという画家が『手品師』という絵を描いています。そこには、現在のテーブルマジックでよく用いられる、小さな杖やカップやボールなどの道具がはっきりと描かれています。
日本の手品は中国から伝えられたもので、4代目将軍徳川家綱の時代には、ヤマイモをうなぎに変身させて人々をあっと驚かせた、都右近という人物がいました。また、1867年には、紙の蝶を生きているように見せる手品を十八番とする柳川蝶十郎という人物がヨーロッパに渡り、日本の手品を披露しています。

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どうでもいい、じじぃの日記。
図書館で、何か面白い本がないかと探していたら、『脳はすすんでだまされたがる マジックが解き明かす錯覚の不思議』という本があった。
「脱出王」と呼ばれた奇術師ロベール・フーディーニ(ハリー・フーディーニ)が行った拳銃トリックのことが書かれていた。
フーディーニは、日本でいえば先代・引田天功のような存在だろうか。
フーディーニは長老に拳銃の引き金を引かせた。
自分の不死身を演出させるため撃たせたのだが、2発目の弾丸は蝋を固めたものだった。その蝋の中には血が詰められていた。
撃たれても死なないフーディーニだったが、納得がいかない長老が別の拳銃に手を伸ばした。
すると、フーディーニは長老の持っている銃を取り上げ、弾を壁に撃ち込んだ。