じじぃの「人の生きざま_341_B・ピット」

VERTRAUTER FEIND (1997) - Trailer German | Deutsch - Harrison Ford, Brad Pitt 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=IAoxItZyAww
リバー・ランズ・スルー・イット 日本版劇場用予告篇 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=sgciiMl66ak
ブラッド・ピット ウィキペディアWikipedia)より
ブラッド・ピット(Brad Pitt, 1963年12月18日 - )は、アメリカ合衆国オクラホマ州出身の俳優、映画プロデューサー 。正式名はウィリアム・ブラッドリー・ピット(William Bradley Pitt)。日本での愛称はブラピ。現代ハリウッドを代表する俳優の一人である。身長180cm、体重73kg、左利き。
【キャリア】
1996年、法廷ドラマ『スリーパーズ』に出演。映画は賛否両論であった。1997年の映画『デビル』ではハリソン・フォードと敵対するIRA暫定派テロリストのローリー・ディヴァニーを演じ、アイルランド訛りの英語を披露した。『デビル』は世界興行収入が1億4000万ドルに達したが、批評的には失敗した。
1992年、ロバート・レッドフォード監督による伝記映画『リバー・ランズ・スルー・イット』で主役のポール・マクリーンを演じた。この作品でのピットの演技はキャリアを築き上げたと評価された。
1993年、ロードムービー『カリフォルニア』でジュリエット・ルイスと再共演。連続殺人鬼のアーリー・グレイスを演じた。また、犯罪映画『トゥルー・ロマンス』ではフロイドを演じた。その年彼はShoWest賞の明日の男性スター賞を受賞した。

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『名作はあなたを一生幸せにする - サヨナラ先生の映画史』 淀川長治/著 近代映画社 1999年発行
外国映画の美少年はヨーロッパ系に多い? (一部抜粋しています)
やっぱり「ベニスに死す」(1971)のビョルン・アンドレセンがいっぺんに目のなかに浮かんでしまう。
だいたい西洋人はみんなきれいに見える。日本少年の美しさは”梅”だが、あちらの少年の美しさは”バラ”か”水仙”だ。
そうでなくてもイタリアの「鉄道員」(1956)のサンドロ少年(エドアルド・ネヴォラ)だって実に可愛い。これは美しいというより可愛い。イタリアの少年は笛を高く吹くような声を出すので、あのイタリアのコトバが少年を実に可愛らしくする。”オーマンマミーヤー”なんてひばりがさえずるような声でしゃべると実に可愛い。
デーヴィッド・リーン監督の「旅情」(1955)。この映画でキャサリン・ヘプバーンに万年筆を売ろうとまといつくあのハダシの少年にしても、イタリア少年は実に可愛い声を出す。声というよりもあの発声のあまったるさが、少年を可愛くする。
しかしこれは美少年とはちがって、若さ、その年の若い、若さの可愛さだ。
さて、それでは美少年といえばいったい誰であろう。
つい最近見たフランス映画「モンド」(1995)に出てくるモンド(オヴィデュー・バラン)がこれまた可愛い。可愛いというより、これは空に浮かんでやがて消えるあの虹だなあ。
どこの子かわからないこの宿なし子、この少年のマツゲの美しさ。とにかく外国映画の子供はみんな可愛い。
これはもって生まれた”表情””しぐさ”とあわせて、顔が西洋人とくゆうにほりが深いからだろう。
日本では牛若丸が美しい。弁慶がいっぺんに惚れてしまった。だから「勧進帳」では、弁慶があの牛若丸として愛した義経をコン棒で殴るあの愛のコン棒が、見ていて弁慶の気もちがわかってイタイタしい。
それで外国映画の美少年となると……「靴みがき」(1947)の子もきたないし、「自転車泥棒」(1948)の子も悲しいし、やっぱし「ベニスに死す」のアンドレセンが憎ったらしいが一番きれい。
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さいきん「デビル」(1997)という映画にハリソン・フォードと共演したブラッド・ピット。この彼の役は、アイリッシュIRAの闘士、そしてハリソン・フォードは同じアイルランドの血を受けた今はニューヨークのポリス。
このブラッド・ピット、すでに美少年時代はとっくにパスしたものの、どこかに美少年らしきかけらが匂って、あの「リバー・ランズ・スルー・イット」(1992)では、けっこういい少年のムードを見せたものだったが、「12モンキーズ」(1995)あたりから自分を売りだしすぎて、役自身すこし狂った役だったが、オーバーアクトで見ていてへこたれた。
この若いころのブラッド・ピット、そのポーズ、その表情、その目の演技、そのうす笑い、口もとがジェームズ・ディーンそっくりのイミテーションで、思わずジミーをあたまによみがえらせた。
アメリカの美少年といえば、ジミー・ディーンがぴったりなのではあるまいか。「エデンの東」(1955)に出ていたとき24歳。「ジャイアンツ」(1956)公開時には亡くなっていた若い俳優だ。

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