じじぃの「人の生きざま_158_菊田・浩」

川久保賜紀シャコンヌ 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=M8eSltR-gBE&feature=plcp
菊田浩プロフィール - 菊田ヴァイオリン工房
1961年、名古屋市出身。 1980年〜、クラシック音楽のミクサーとしてNHKに勤務、コンサートホールでのオーケストラ録音などを担当、ヴァイオリンの銘器に数多く出会い、その音色に魅せられる。
http://www.violino45.net/profile.html
35歳で初めてヴァイオリンを作り始め、世界一になった日本人 菊田浩さんのエピソード NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2133415137048219201
Newsweek日本版』 8.15号 2012年
世界を極めた日本人 「バイオリンの聖地で生む珠玉の音色」 菊田浩(バイオリン製作者) (一部抜粋しています)
何十年、何百年と使い込まれ、古くなるほど価値が上がるもの――それがバイオリンの名器だ。現代の新作楽器でも、アンティーク風の外見と古そうな音色を追求して製作されるものは多い。
だが、菊田浩(51)が目指すのはまったく違う音。「生まれたての子供のような、健康で元気な音が出るバイオリンを作りたい」と菊田は言う。
その音色が、バイオリンの常識を塗り替えて世界一に輝いた。菊田は06年、5年に一度行われる世界最高峰のビエニアフスキ国際バイオリン製作コンクールで優勝。07年のチャイコフスキーコンクールのバイオリン製作部門でも1位に輝き、審判員のカナダ人製作者ジュール・サンミシェルから「技量や芸術性、音色など考え得るあらゆる面でハイレベル」と絶賛された。
10代から修業を積むのが常識の世界に菊田が飛び込んだのは35歳の時。NHKの音響エンジニアでクラシック番組を担当していた彼の運命を変えたのは、ウィーンののみの市で生まれて初めて触れたバイオリンだった。「この楽器を作りたい」という衝動に駆られ独学で製作を学んだ後、20年勤めたNHKを退職して40歳でイタリア行きを決意。巨匠アントニオ・ストラディバリを生んだ「バイオリンの聖地」クレモナで、高校に当たる国際バイオリン製作学校に入学した。10代の生徒に交って一般科目も全力で学び、首席で卒業。念願の製作者に弟子入りし、イタリアならではの感覚で審美的なスタイルを身につけた。
壁に道具がずらりと並んだクレモナの工房で、菊田は木材と「対話」しながら全行程を進める。五感を研ぎ澄ませて木材の個性を見極め、削り方を工夫し、約3ヵ月かけて1台を
完成させる。人目に触れない部分まで丁寧に彫り込んだ菊田らしいまじめさと、イタリアンスタイルの美が融合した究極の芸術品だ。
「そうして生まれた楽器が時間をかけて演奏者に育てられ、少しずつ味わい深い音色に成長することが理想」だと菊田は言う。
ストラディバリの街」の伝統を受け継いだ菊田は、次代にもそれを伝えていきたいと考えている。

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菊田浩 バイオリン Google 検索
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