じじぃの「科学・芸術_216_アメリカ人気質」

トランプ氏“反則技” 合成CNN「暴行」動画を投稿(17/07/03) 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=0U5H_popxXY
"Trump Is Coming" (Ahi viene Trump) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ykXKQLOtKYg
正義はお金?

正義を知る001 アメリカの正義を知る−1 2015年4月9日 武田邦彦 (中部大学)
アメリカの正義は、次のように変わって来ました。
明白な天命→白人の責務→キリスト教徒の義務→ドミノ理論(防共)→テロとの戦い(反民主主義との戦い)
http://takedanet.com/archives/1023896282.html
アメリカ人のまっかなホント』  ステファニー・フォール/著、中野恵津子/訳 マクミラン・ランゲージハウス 1999年発行
アメリカ人気質 より
アメリカは自分が世界一いい国だと思っている。どこの国もそう思っているものだが、ほかの国と違って、アメリカには証拠がある。地球上のいたるところから、人々は大きな犠牲を払って、ときには命を賭してまでも、アメリカにやってくるではないか。これ以上の証拠が必要だろうか?
アメリカ人にとってナンバー・ワンになることはとても重要だ。アメリカでは、いかに闘うかは問題ではない。実を言うと、勝つか負けるかということすら、それほど重要ではないのだ。重要なのは、勝者に見えるか負けたように見えるか、もっとはっきり言えば、勝者に見えることなのだ。
アメリカ人は勝つことを常に意識している。アメリカン・フットボールの監督だったヴィンス・ロンバルディは、「勝てばいいのではない。勝つしかないのだ」と言った。大学卒業から結婚、車の購入にいたるまで、アメリカ人の人生におけるほとんどの全イベントが、誰かが勝者となるように、少なくとも誰かがほかよりかっこよく見えるようになっている。
それだけではなく、アメリカ人は、ほんとうに勝つ能力のあるのは自分たちだけだと思っている。その証拠に、いつも土壇場になってどこかの後進国を泥沼から救ってくれと助けを求められるではないか。戦いに際して、神が味方をしてくれれば安心なのはいうまでもない。アメリカが味方してくれればなお心強い。アメリカ人にとってその2つは同じことなのだ。
しかし、戦いが終わって交渉が始まると、とたんにアメリカ人は勇敢な戦士かr軟弱な脳なしに変わってしまう。ユーモア作家のウィル・ロジャースが言うように、「われわれが生まれてからこの方、アメリカは戦争で負けたことはないが、会議で買ったこともない。われわれは、決してうぬぼれではなく、世界のどの国を相手にしても片手で打ちのめせると思う。ところが、コスタリカへ話し合いにいって、大損せずに帰ってくるということができない」。
年をとること より
年をとることほど、アメリカ人の理想に反するものはない。男に対しても女に対しても、アメリカ社会が発信しているメッセージは、「20歳は若く見せろ」だ。老人は「シニア」と呼ばれ、髪を染め、ジーパンをはき、顔のしわとりや腹の脂肪とりの手術を受けて、死神と闘う。
歳をとることについて述べたせりふの決定版は、イヴァナ・トランプの「私はいくつになっても35歳に見えるはず。でも、ドナルドにはたくさんお金を使わせることになるわね」というコメント。(そうはいかなかった。ドナルドは彼女を捨てて若い女に走った。でも、イヴァナは子供たちとプラザ・ホテルを手に入れた。)