Apollonius of Tyana 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=pmMrPZY9LAE&feature=related
Apollonius of Tyana at Rhodes 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=gETkSIwvOtw&feature=related
こぼれ話5．１〜2世紀のキリスト教のライバル ティアナのアポロニウス （一部抜粋しています）
ティアナのアポロニウス(Apollonius of Tyana、１世紀頃の人物)。
小アジアのティアナ（現在のトルコのカッパドキアを指す）で生まれ、パウロの故郷であるタルソスで教育を受ける。ピタゴラス派の哲学を学び、後に各地を転々として（アテナイやエフェソスやコリントスを周り、そこに滞在し、一説によるとインドにまで旅し、インド哲学を学んだと考える者もいる）さらに学問を深め、また魔法を用いて数々の奇跡を行ったとされます。没年は不詳ですが、100歳前後で小アジアのエフェソスで死去したとも。
後世、アポロニウスは文豪のゲーテやブルワー・リットンらの作品に描かれ、またキリスト教祭司エリファス・レヴィの降霊実験で霊を召喚されたという話もあるくらいです。一時的にキリストのライバルかと目されましたが、貴族階級が対象という少数限定だった事が衰退した原因でしょうか。
http://www.geocities.jp/todo_1091/bible/jesus/appendix-05.htm
『「天使」と「悪魔」の謎を楽しむ本』 グループSKIT／編集 2010年発行
キリストのライバルであり、魔術師のモデルとなったアポロニウス （一部抜粋しています）
紀元１世紀のローマ時代、イエス・キリストが、神の教えを説いていたころ、魔術によって人々に奇跡を見せた人物がいた。かれこそ、すべての魔術師の原点となった大魔術師アポロニウスである。
現在のトルコにあたるティアナで生まれたアポロニウスは、容姿端麗で、周囲を圧倒する存在感を持っていた。かれはピタゴラス派の哲学者となったが、知識を深めるために放浪の旅に出た。ペルシャではゾロアスター教のマギ僧に学び、遠くインドでバラモン僧にも教えを受けたといわれている。
アポロニウスは、持っていた財産をすべて貧しい者に分け与え、ボロ布１枚をまとい、裸足で修業を続けたという。そして、旅の途中で訪ねた地では、疫病の到来などを預言し、病人の治療を行なった。さらに、魔術を使って、疫病の原因となった悪魔も退治した。
とりわけ有名なのが、コリントの吸血鬼退治である。アポロニウスの弟子にメニプスという青年がいた。彼は、美しい未亡人の虜となり、婚約した。しかし、アポロニウスは、彼女が吸血鬼であることを見抜き、青年が吸血鬼のエサとなる前に、魔術を駆使して吸血鬼の誘惑時から青年を救い出した。
ローマの人々は、信徒を増やし続けるキリスト教に対し、アポロニウスを讃えて対抗しようとした。ただ、アポロニウス自身は自分が聖人としてまつり上げられることよりも、苦境にある人を救うことに力を注いだ。逆に迫害されても、アポロニウスの魔法の力で、捕まることはなかった。
100歳まで生きたというが、アポロニウスの最期はわかっていない。アポロニウスの記録は、後に弟子が記したという伝記が残るのみである。
また『ヌクテメロン』という魔術書を残したが、後世の作ともいわれれいる。
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Apollonius of Tyana Google 検索
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