じじぃの「ぼけっと、Eモニ_100706」

分析リポート:「Apple A4」はサムスン電子製、その中枢部は「Cortex-A8」 2010/06/10 EE Times Japan
http://www.eetimes.jp/news/3988
E morning テレビ東京
【司会】水原恵理 【スタジオゲスト】楽天投信投資顧問 大島和隆、日経ビジネス副編集長 高橋一文
薄型テレビの市場で世界シェアトップを走る韓国のサムスン。豊富な品揃えとマーケティング新興市場にも積極的に販売を展開している。その強さの秘密はどこにあるのか。
http://www.tv-tokyo.co.jp/emorning/
どうでもいい、じじぃの日記。
7/6、テレビ東京 朝のニュース番組『Eモニ』をいつものように、ぼけっと観た。
今日の注目 (大島和隆氏)
●中国が日本国債の購入拡大
アメリカ企業4-6月、27%増益
●「PBR1倍割れ」が6割超に
特集
韓国サムスン 強さの秘密
大体、こんな内容だった。
薄型テレビ市場 ー世界シェアー 世界ディスプレイサーチ 2010年6月
1位.サムスン     22.4%
2位.LG        14.1%
3位.ソニー      10.1%
4位.パナソニック   7.0%
5位.シャープ      6.5%
6位.東芝        6.3%
7位.ハイセンス    5.1%  (中国)
今、薄型テレビ市場では各メーカーがシェア争いでしのぎを削っています。大型家電量販店ではシャープや東芝パナソニックなど国内メーカーで占められ、海外勢は劣勢に立たされています。しかし、海外でのシェアを見てみると、日本は3位、4位以降に甘んじています。トップの座は同じアジアから出た韓国企業サムスンに奪われています。日本がリードしてきた家電分野で、なぜこのような逆転劇が起きたのでしょう。
薄型テレビ市場 ー国内シェアー 2010年6月
1位.シャープ     33.2%
2位.東芝       25.1%
3位.パナソニック  18.2%
4位.ソニー      11.1%
5位.日立        5.9%
6位.三菱        4.3%
7位.FUNAI       1.3%
日経ビジネス副編集長の高橋一文氏が解説する。
今週発売の日経ビジネスでは”サムスン最強の秘密”と題し、その強さを分析しています。日本メーカーが伸び悩むなかで、サムスンはどんな戦略を打ち出しているのでしょうか。
水原 日本の家電市場ではサムスンは馴染みが薄いが、世界では確実にシェアを広げているようです。
高橋 薄型テレビで世界のシェアは1位です。携帯電話でも世界のシェアは2位です。2009年12月期の業績を見ても売り上げ高で約10兆円、純利益で7300億円です。同期の日本の純利益でパナソニックソニーとも赤字になっています。その格差は歴然としています。
サムスン売り上げの推移
2002年 約60兆ウォン → 2006年 約80兆ウォン → 2009年 約140兆ウォン (約10兆円)
水原 サムスン製品の魅力はどこにあるのか、現状をご覧ください。
日本では馴染みの薄いサムスン製品。しかし、海外でのサムスン製品のイメージは全く異なります。ニューヨークにある家電量販店のコーナーにはサムスンの3Dテレビや液晶テレビがずらっと並んでいます。
店主、「サムスンは3Dテレビ市場で強い存在感を示している」 「さまざまな画質・価格帯サイズなどバラエティに富んだテレビを製造している」 「顧客はマーケティングと広告によりサムスンの強さに気づき始めている」
お客、「画面の美しさとクオリティが素晴らしい」 「サムスンテレビにはいつも感動する。最高なものの一つだと思う」
御客を感動させるというサムスンテレビ。海外では薄型デジタルテレビで世界トップなのです。携帯電話でも世界2位のシェアを取っているのです。
携帯電話市場 ー世界シェアー 世界ディスプレイサーチ 2009年
1位.ノキア       30%
2位.サムスン     16%
3位.LG          9%
4位.ソニー・エリクソン 4%
5位.モトローラ     4%
6位.Apple         2%
7位.シャープ      1%
8位.京セラ       1%
今、話題の3Dテレビでサムスンの記者会見の様子が映像に流れる。
サムスン電子ユン・ブダン部長、「2010年は3Dの時代だ。”3Dテレビでもサムスン”だということを作り上げたい」
外需から内需への時代だといわれていますが、国の限られた市場でパイを奪い合うよりは海外、特に新興国の新たな需要に効力を及ぼす必要があります。そんな中で サムスンの強さから日本メーカーは何か学ぶものはあるのでしょうか。
水原 海外では圧倒的な強さを見せるサムスンですが、経営方針などで日本とは違うのですか。
高橋 サムスンの強さというのは現地のニーズを的確につかんだ商品開発、マーケッテングなどいろいろ言われているんですが、マーケッテングとか商品開発を実現する上で迅速に実行するには人がいる。その人材開発、人の能力を引き出す研修制度とか、その辺が日本とはかなり違う。
水原 「サムスン流 人材育成」のポイントをまとめていただきました。
サムスン流 人材育成
①経営哲学の徹底
②次世代リーダーの育成
③グローバル人材の育成
高橋 サムスンのトップは李健熙(イ・ゴンヒ)会長ですが、「今こそ、最大の経営危機の時期である」と社員に檄(げき)をとばしています。常にイ・ゴンヒ会長の指示が社員にすぐ行き渡るシステムになっています。新人研修は会社に入ってすぐ3週間ほどやるが、中間管理職になっても、又数週間の研修がある。くり返し、くり返し、イ・ゴンヒ会長の理念がすり込まれるようにしています。
水原 「次世代リーダーの育成」は語学力などスキルに関してもどんどん身に付けさせるということですが、3つめの「グローバル人材の育成」とは。
高橋 ブラジルとか中国とか、新興国が急に市場が拡大しているなかで、サムスンでは地域専門化制度というものを設けている。1年間その国に送るんですが、全く自力で1年間、語学とか、人脈だとかを自分で開拓しなさいということをやっているのです。
水原 (楽天投信投資顧問の大島和隆氏へ)大島さんはサムスンの強さをどう見ていますか。
大島 iPhoneiPadとかアップルの製品の中にサムスン製のCPUが入っています。技術にも強いというところもあるが、ウォン安がある。要するに為替に強いので安く出来る。もうひとつは国が減税であるとか、技術支援とか、強力に後押ししている。
水原 日本はどう戦っていけばいいんでしょうか。
高橋 日本の企業も全く同じようにはできないが、一部も企業ではサムスン流の人材育成を取り入れています。たとえば、アサヒピールは地域専門化制度と類似した制度を始めました。
大島 日本の企業も社内交流の場で、公用語を英語にするとか、インターナショナルにしていかないといけないと思います。
じじぃの感想
iPhoneiPadとかアップルの製品の中にサムスン製のCPUが入っています」
サムスン、恐るべしである。