じじぃの「未解決ファイル_83_ウミウシ」

Sea slug intro 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=yQNIpW0LlsU
葉緑体により光合成する嚢舌目ウミウシ 名古屋大学遺伝子実験施設 山本義治 2008年
http://www1.gifu-u.ac.jp/~yyy/pdf/08PhotoSynyamSeaSlug.pdf
ハテナ(生物) VisWiki (一部抜粋しています)
ハテナ(Hatena arenicola 砂浜に住む謎の生物の意のつもり)は、奇妙な細胞分裂で注目を浴びた微生物である。属名は日本語由来。
井上勲筑波大学教授)と岡本典子(日本学術振興会特別研究員)によって発見された。
この微生物は、カタブレファリスの仲間の鞭毛虫である。葉緑体をもつが、この葉緑体には核があり、プラシノ藻類のNephroselmisの1種に由来する共生微生物由来で、いわゆる細胞内共生である事が確認されている。
元の藻類とハテナに含まれるものを比べると、ミトコンドリアやゴルジ体は貧弱になり、基底小体などは消失するなど、多くの構造が退化的であるのに対して、葉緑体は大きくなり、ピレノイドは数を増している。つまり、独立の藻類の形から、細胞内の葉緑体の地位への変化が起きているのが分かる。

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『21世紀の大発見!』 びっくりデータ情報部/編集 河出書房新社 2010年出版
なんと光合成をするウミウシがいる?! (一部抜粋しています)
植物から葉緑体を盗み、光合成をするオドロキの生物
理科の時間のおさらいのようだが、植物の特徴として「光合成」というものがあったことを覚えている人は多いだろう。
植物は、自身がもっている葉緑体と太陽光のエネルギーを用いて、外から取り込んだ二酸化炭素を養分に変えることができる。このときに酸素が排出されるため、植物が多く茂(しげ)れば茂るほど二酸化炭素の排出量が抑えられて環境にも優しくなるといわれている。最近、屋上で植物を育てるビルが増えているのも、環境対策の一環なのだ。
つまり、光合成は植物の専売特許なのだが、最近になり、光合成ができる動物が発見された。
その代表格がウミウシである。ウミウシは、その名のとおり海にすんでいる。殻(から)をもたない巻貝だが、種類によっては美しい色をしており、別名「海の宝石」とも呼ばれている。
ちなみに、ウミウシという名前はその姿に由来する。カタツムリのような触角(しょっかく)があるものが多く、この触角が"牛の角(つの)"のようであることから「海にすむ牛」ということで「ウミウシ」となった。
ただ、すべてのウミウシ光合成をできるわけではない。嚢舌(のうぜつ)類というグループのヒラミルミドリガイやチドリミドリガイなど30種に限られる。
名古屋大学遺伝子実験施設の山本義治氏の報告によると、これらのウミウシ光合成で養分をつくり出すことで、エサがなくても数ヵ月生き続けられるという。
では、なぜこれらのウミウシ光合成ができるのか。
本来、ウミウシ光合成に必要な葉緑体をもつ生物ではない。だが、植物から葉緑体を盗んで体内に取り込むことはできる。その葉緑体光合成を可能にするのだ。
詳しく説明すると、嚢舌類のウミウシは歯のようなものをもっている。それを使って海藻などの細胞に穴をあけ、植物特有の細胞質を取り込む。先に山本氏の研究によると、ウミウシがエサにしているミル、ハネモ、イワヅタなどの細胞は、植物の中でも大きな細胞なので吸引しやすく、多くの葉緑体がふくまれているという。
取り込まれた葉緑体ウミウシの胃では消化されず、そのままウミウシの細胞内に吸収される。やがてウミウシの細胞と一体化し、数ヵ月〜半年ぐらいウミウシの体内に存在し続ける。これが光合成の原動力となるのだ。
もっとも、ウミウシ葉緑体を体内に取り込むプロセスについては、解明されていないことが多い。しかし、植物でないのに葉緑体をもっているという不思議なウミウシの存在は驚愕(きょうがく)に値する。

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どうでもいい、じじぃの日記。
『21世紀の大発見!』という本のなかに「なんと光合成をするウミウシがいる?!」がある。
ウミウシが海藻を食べている動画を見ていると海藻をエサにして生きているように見えるが、体のなかで光合成で養分を作りだしているのだそうだ。
海藻を消化して生きているのではない?
ネットで「ウミウシ 光合成」をキーにして検索してみた。
アメリカのメーン大学のMary Rumpho-Kennedy教授による最新の実験の結果、ウミウシのDNAの中に藻から取り込んだDNAが発見されました。この体内のDNAと葉緑素のDNAが組み合わさって、葉緑素が維持されているようです。 なぜ、このようなことが可能なのかはいまだ不明ですが、ウミウシの性染色体の中にもこの藻のDNAが発見されたことで、葉緑素を維持する能力は遺伝している可能性も考えられるそうです。
なにが、すごいことかはよく分からないが、動物でも光合成するやつがいるってこと。
このウミウシ、随分、緑っぽい色をしている。
そういえば、「ミドリムシ」ってのがいた。
ネットで「ミドリムシ 光合成」をキーにして検索してみた。
●よく「ミドリムシは植物か動物か」ということが話題になります。ミドリムシは植物と同じく葉緑体をもち、光合成をします。その一方、鞭毛を動かし、動物のように動き回ります。ミドリムシ以外にも鞭毛藻とよばれる、鞭毛をもち動き回り、かつ光合成をする単細胞生物はたくさんいます。植物のようでもあり動物のようでもあり、いったいどちらなのでしょうか?答えは「どちらでもない」です。
ミドリムシ」は地球を救うというのがあった。
ウミウシ」は地球を救うのだ。
ネットで「光合成をする動物」をキーにして検索してみた。
ハテナ(Hatena)という謎の生物がいるらしい。
ハテナ、はてな? どっかで聞いたことがある。はてなは「はてな」というポータルサイトの名前でした。