じじぃの「大予測2010年!Newsweek日本語版」

Newsweek日本語版 大予測 2010年の世界はこうなる 2010年1月13日号
中南米、ヨーロッパ、中東の政治の動き、マーケットの動向、産業界のトレンド、ショービジネスの注目イベントまで、2010年の「たぶん起こりそうな重大ニュース」を徹底予測!
【国際情勢】中国バブルが崩壊、パキスタンでクーデター
【米政治】ペイリンは政界復帰せず、中間選挙民主党辛勝
【ビジネス】ダウ1万2000ドル回復、ビッグスリーが復活
【テクノロジー】アップルのタブレット好評、ツイッターに陰り
【エンターテインメント】リアリティー番組で死者、『LOST』意外な結末
【キーパーソン】デービッド・キャメロンウラジーミル・プーチン
http://newsweekjapan.jp/magazine/17163.php
どうでもいい、じじぃの日記。
Newsweek日本語版』1月13日号(1/ 6発売)に「大予測 2010年の世界はこうなる」が載っている。
「大予測 2010年の世界はこうなる」をブログ用にまとめてみた。
【国際情勢】
1.アフガニスタン増派は成功する
2.中国経済がついにクラッシュ
 中国が金融危機をくぐり抜けた世界経済の「勝ち組」の筆頭格であることはもはや常識だ。
 失速が懸念された中国経済だが結局は年8%の成長を維持。政治は安定し、潤沢な資金もある。中国政府の指示を受けた市中銀行は、この1年間で約9兆5000億元(1兆4000億ドル)の新規貸し出しに応じた。おかげで信用危機さえ感じられなかった。
 だが低コストで借り入れられた資金が株や不動産への投資に回され、価格が上昇したことで大物投資家たちはバブル崩壊を懸念している。事実多くのヘッジファンド中国経済の先行きについて弱気になりつつある。中国政府当局者でさえ融資と投資のかなりの部分が投機的取引に使われたと警告している。
 それでも中国政府は、大規模な公共事業や製造業への設備投資に必要な鉄鋼、セメント、化学製品の増産を推し進めている。既に大量の余剰生産能力があるにもかかわらずだ。
 最近は投資家として環境関連技術が熱い視線を集めている。しかし在中国EU商工会議所は最近のリポートで、中国の風力発電設備の発電量は需要をはるかに上回っていると注意を喚起した。
 こうした過剰な「投資」を放置すれば、まず中国の株式市場と不動産市場のバブルがはじけ、続いて世界的なデフレが起きる可能性がある。
 しかもそれが金融危機や貿易戦争、あるいは中国経済の成長鈍化と同時に起きれば、バブル崩壊の音が世界中にこだましかねない。
3.反チャベスのクーデター、再び
4.フランスで人種暴動が再発する
5.パキスタンに軍事政権誕生
6.制裁でイラン強硬派が勢力拡張
7.好調ブラジルは中国を超える
8.政権交代でも英経済は泥沼
9.ヨーロッパで新たな金融危機
10.カストロ死去で対米関係正常化
【米政治】
1.ペロシはまだまだ下院を牛耳る
    ・
【ビジネス】
1.米自動車産業が生き返る
2.ダウは1万2000ドル回復へ
3.デリバティブは不透明なまま
4.失業率は9%を切って「合格」
5.AIGは分割され小さくなる
6.キャップ&トレードは通らない
7.FRB金利を引き上げる
8.ボーイング787が空を翔る
9.ケーブルTVの大御所がクビに
10.NYタイムズがサイト有料化
【テクノロジー
1.アップルのタブレットが大人気に
2.マードックがグーグルと絶縁する
3.マルウエアがSNSを麻痺させる
4.スタバがあなたにつきまとう
5.アメリカでも携帯が財布になる
6.映画配信がブルーレイを阻む
 次世代DVDの規格争いに勝ったブルーレイ・ディスク。だが調査会社ハリス・インタラクティブが09年6日に行った調査によれば、ブルーレイ再生機を持っていない消費者のうち今後1年以内に購入する予定だという人はわずか7%だった。
 ブルーレイなら高画質の美しい映像が見られるのに、なぜ? 主な理由はコストの問題だ。アメリカでは今や、自宅で映画を見るならiTunesストアやアマゾン・ビデオ・オン・デマンドなどオンラインサービスを利用するほうが、ビデオやDVDを買うよりずっと安上がりになることが多い。
 オンラインなら超格安での視聴も可能だ。米オンラインDVDレンタル会社ネットフリックスの無制限プランの最低月額料金は8.99ドル。これだけ払えば人気テレビドラマ「フライデー・ナイト・ライツ」のシーズン1〜3をすべてオンデマンド配信サービスで見られる。ネットフリックスの配信サービスに対応したテレビ接続機器があれば、パソコンではなく大画面で映像を楽しめる。
 確かにブルーレイは画質も音質も素晴らしい。だがワイアード誌が最近の特集で指摘したように、消費者は「ほどほどのクオリティー」で十分に満足している。
 音質は多少悪いかもしれないがMP3プレーヤーは既に音楽ファンの必需品だ。YouTubeに投稿された動画は画質は悪くても楽しめる。
 クオリティーよりも便利さが優先される時代なのかもしれない。
7.ツイッター・ブームの勢いに陰り
8.フエースブックが株式公開
9.マイクロソフト、バルマー更送
10.グーグル、独禁法裁判に
【エンターテインメント】
1.吸血鬼の次はゾンビにラブ
    ・
【キーパーソン】
1.ハミド・カルザイ&スタンリー。マクリスタル
2.スティーン・チュー&リサ・ジャクソン
3.ウラジーミル・プーチン
4.スティーブ・ジョブズ
 2010年にジョブズ率いるアップルがタブレット型パソコンを発売するらしい−−世界のハイテク機器マニアは、こんな噂で盛り上がっている。
 まだ発表もされていない製品と言われれば、確かにそのとおり。しかし、01年にジョブズが送り出した携帯音楽プレーヤー「iPod」は、当初の予想をはるかに上回る大ヒット商品になった。多機能携帯電話の「iPhone」も専門家の冷ややかな見方を覆して、モバイルインターネット接続の新時代を切り開いた。ジョブズの過去の実績を考えれば、期待が高まるのは無理もない。
 実際、手書き入力ができて、持ち歩きやすく、ネットにも接続できるタブレット型パソコンはジョブズをたちまち「出版界の巨人」に変えそうだ。出版だけではない。教育、小売、ホテルやレストランなど、この種の小型コンピュータの使い道が大きい業界はことごとく、アップルを無視できなくなるだろう。
 もし10年中にタブレット型パソコンを発売しなくても、アップルはこの1年もこれまでと同じように、業界で最もエレガントなデスクトップパソコンとノートパソコンを作り続け、次世代「iPhone」などで私たちの話題をさらい続けるに違いない。
 そして、そのすべてにジョブズの「指紋」がはっきり見て取れるはずだ。ほかのどのハイテク企業以上に、アップルという会社はこの経営者と一心同体なのだ。
 この点は、アップルの株価がジョブズの健康問題に連動しているという事実によく表れている。言い換えれば、ジョブズが健康を保てる限り、アップルはテクノロジーの世界を牽引し続ける。
5.デービッド・キャメロン
6.ダフニー・コラー
7.共和党州知事
8.ブライアン・ロバーツ
9.キャサリン・アシュトン
10.スー・ネーグル

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じじぃの印象
中国バブルが崩壊」???
ネットで「中国経済 過剰生産」をキーに検索してみた。
「中国が国営の経済指向から、消費者主導経済に転換しなければ真の経済成長は見込めない」
なんか、国営企業だと日本の霞が関の官庁の縄張り争いと似て、国営企業うしの権利の争いがあるようなことが載っている。
まあ、中国経済がついにクラッシュ」とはならないと思うが。
日本関係だと「映画配信がブルーレイを阻む」か。
しかし、3Dを家庭で楽しむとしたら「ブルーレイ」になると思うのだが。