じじぃの「チャイティーヨー・パゴダ!死ぬまでに観ておきたい世界の写真」

Hiroji Kubota - HOME Project Magnum Photos

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=iQk331SlZdc

Hiroji Kubota Kyaikityo, Burma, 1978

Hiroji Kubota

Ocula
Hiroji Kubota, born in Tokyo in 1939, began his career in 1961 by assisting photographers Rene Burri, Burt Glinn, and Elliott Erwitt on their visit to Japan. Kubota later became a member of Magnum Photos himself in 1965. Over the course of his career, Hiroji Kubota has captured such historical events as America's civil rights movement and the fall of Saigon and has paid a number of visits to North Korea on photographic expeditions.
https://ocula.com/artists/hiroji-kubota/

『死ぬまでに観ておきたい 世界の写真 1001』

ポール・ロウ/著、小川浩一、竹村奈央、風早仁美/訳 実業之日本社 2019年発行

シュエピター(「黄金の国」)のゴールデンロック、仏教の聖地、チャイティーヨー、ビルマ より

久保田博二(くぼた ひろじ)
撮影年:1978年
撮影地:ミャンマー(当時のビルマ
フォーマット:35mm
毎年、巡礼シーズンである3月から11月にかけて、仏教徒たちはミャンマーのゴールデンロック、正式にはチャイティーヨー・パゴダを巡礼に訪れる。
この聖地では、金箔で覆われた巨大な花崗岩の飢えに7.6mの仏塔が立つが、その岩自体が、崖の突端に不安定な状態で載っているのだ。巨岩の下には仏陀の遺髪がひと房収められてbいると信じられている。幸運に恵まれることを願いながら、巡礼者たちはロウソクに火をつけて巨岩のふもとで位に利を唱える。男性の場合は、岩に金箔を塗るよう勧められる。
久保田博二(1939~)は、、マグナムの写真家、ルネ・ブリ、バート・グリン、エリオット。アーウィットが1960年代初頭に日本を訪れたとき、3人と知り合った。政治科学の学位を取って早稲田大学を卒業したが、写真を一生の仕事にしようと決意し、アメリカへと渡った。フリーカメラマンとして数多くの出版物に携わり、マグナムの準会員となってからは、プノンペンおよびサイゴン陥落時のベトナムや、北朝鮮などを取材で訪ねている。1979年には、中国をめぐる1000日間の旅に出発し(許可を得るのに何年もかかった)、20万枚を超える写真を撮った。彼はそれ以来、ライフワークとして、アジアの生活と分化を熱心に撮り続けている。