じじぃの「人の死にざま_1012_タレス」

タレス - あのひと検索 SPYSEE
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The seven wise men (sages) of antiquity 1/5 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=0plVEJ79HJo
三角比1−タレスとピラミッド 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Mm6CzKQHtbw
タレスとピラミッド」
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/5834/z5--.html
タレス ウィキペディアWikipedia)より
タレス(タレースとも、Thales、紀元前624年 - 紀元前546年頃)は、古代ギリシアの哲学者。
【概要】
ソクラテス以前の哲学者の一人で、西洋哲学において、古代ギリシアに現れた記録に残る最古の(自然)哲学者であり、イオニアに発したミレトス学派の始祖である。また、ギリシャ七賢人の一人とされる。
古代ギリシア語の母音の長短を考慮した表記は「タレース」である。ソクラテス以前の哲学者の全てがそうであるように、タレス自身が直接書いた著作・記録は残っておらず、古代の著作・記録でタレスに言及したもの(断片、特にディオゲネス・ラエルティオスによる)から、その思想を推察することしかできない。
タレスフェニキア人のテリダイ一族の名門の家系から生まれた。政治活動に従事したのち自然の研究に携わるようになる。彼は多才な人物であったが、特に測量術や天文学に通じており、ヘロドトスによればその知識を用いて日食を予言したといわれている。これは天文学上の計算から紀元前585年5月28日と考えられる。また地に落ちた影と自分の身長とを比較して、ピラミッドの高さを測定したとも言われている。
タレスの定理】
一般の人によく知られているのは哲学よりも、中学校の数学の教科書に必ず出てくるタレスの定理であろう。これは「半円の弧に対する円周角は直角である」という定理である。タレス自身が円周上の点と円の中心を結び、2つの二等辺三角形を作ってこの定理を証明したために、この名前がついたという。ちなみに「タレスの定理」とよばれるものは5つある。

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『数学物語』 矢野健太郎/著 角川ソフィア文庫 1961年発行
タレス (一部抜粋しています)
ギリシャ数学の開祖、比例の神様、といわれるギリシアの七賢人の一人タレスについてお話をしましょう。
タレスはいまから2600年ほど前にギリシャのミレトスという町に生まれました。この人は小さいときには商店の小僧などをしていたのですが、少し大きくなってから、商売上の用事のために、あるとき地中海を渡ってエジプトへ行きました。若いタレスにとってエジプトの風物は、何から何まで珍しいものばかりでした。しばらくエジプトにとどまっている間にタレスは、あるお坊さんと仲良しになり、このお坊さんから、
「このお寺には世界にまたとない珍しい本がたいせつにしまってあるが、これは絶対に秘密の本でだれにも見せない」
ということをききました。見せないといわれると見たいのが人情です。これを聞いたタレスは、この本が見たくてたまらなくなりました。そしてなん回となく、なん十回となく、なん百回となく根気よくこの本を見せてくれるようにと頼みましたので、お坊さんはとうとう根負けがして、ほかならぬタレスの頼みだからといって、この本をそっとタレスに貸してくれました。この秘密の本というのは、じつは数学や天文学のことを書いた本であったのです。うちょうてんになった若いタレスは、この本を夜となく読みつづけて、とうとうなかに書いてあることを全部覚えてしまいました。
それからは数学と天文学とがおもしろくてたまらなくなって、商売のことなどは忘れてしまい熱心に勉強しましたので、ついにタレスは世界で最初の大数学者になってしまいました。
タレスは、世界で最初に比例ということを考えた人としても有名です。タレスは比例ということをどうして考えついて、どんなぐあいにこれを利用したのかといいますと、これはピラミッドの高さを測ることから考えだしたことなのです。
ピラミッドのことをごぞんじですか。このピラミッドはいまでもエジプトの名物として、旅行者の目を神秘の色にみはらしてくれています。
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ではいったいどんな方法でタレスは、この高い高いピラミッドの高さを測ったのでしょうか。その方法を、たとえばいま高い木の高さを測ることとしてお話してみましょう。まず天気の良い日に、測ろうとする木の影の長さを測ります。それと同時に何か棒きれのようなものを持ってきて、これをまっすぐに地上に立てて、その棒の長さと影の長さとを測ります。すると木の高さと、その木の影の長さと、棒の長さと、その棒の影の長さとの間には、
(木の高さ):(木の影の長さ) = (棒の高さ):(棒の影の長さ)
という関係がありますから、
(木の高さ) = (木の影の長さ) X (棒の高さ) / (棒の影の長さ)
となるわけです。したがって木の高さは、この式から計算されるわけです。
このようにしてタレスは、棒きれ一本であのピラミッドの高さを測りましたので、エジプトの王様アナシスも、タレスの数学の偉大さにすっかり驚いてしまったということです。

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