じじぃの「自殺サイト連続殺人事件!殺人者はいかに誕生したか」

大人の発達障害 ASD自閉症スペクトラム障害 新しい診断方法? 動画 デイリーモーション
http://www.dailymotion.com/video/xqyr1p_yyyyyyy-asdyyyyyyyyyyy-yyyyyyy_tech
堀川ひとみのうたの国から@ぷぷちゃん的CMビデオ7 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=E8wPnykSEgY&feature=related
NHKスペシャル 「人体 ミクロの大冒険 第2回あなたを変身させる!細胞が出す"魔法の薬"」 (追加) 2014年4月5日
【主演】山中伸弥京都大学iPS細胞研究所所長)、野田秀樹(劇作家・演出家・役者)、角田光代直木賞作家)、松嶋尚美(タレント)
最新研究からは、オキシトシンというホルモンが脳に作用し、私たちの心を操っている事実も浮かび上がってきた。
その特性に注目して自閉症治療に活かそうとする臨床試験が金沢大学の東田陽博教授の研究から始まっている。自閉症の患者にオキシトシンが低い人がいることがわかった。東田教授が開発したオキシトシンスプレーを使う。これを鼻から吸うことで脳内のオキシトシンを増やそうとしている。

東田教授、「自閉症の患者の中に、血液の中のオキシトシンの濃度が低い人がいることが分かった。オキシトシンを補充すると自閉症の症状が改善されるのではないか」
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0405/
クローズアップ現代 「“大人の発達障害”個性を生かせる職場とは?」 2013年3月13日 NHK
【キャスター】内多勝康 【出演者】梅永雄二(宇都宮大学教授)
いわゆる「発達障害」の人々が職場で孤立し、うつ病を発症するケースが増加。背景にあるのは、成果主義導入などで余裕を失った職場環境。求められる職場のあり方を考える。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3324.html
ETV特集 「人とうまくつきあえない 〜いじめや虐待と自閉症スペクトラム〜」 2013年3月3日 NHK Eテレ
発達障害で多く見られる二次障害として挙げられるのが、他者とのコミュニケーション不足から発生するいじめや虐待などです。
番組では、ASDが原因となり、心に深い傷を負ってしまった子どもたちが集まる診療所を舞台に、なぜいじめや虐待の対象となってしまうのか、心の傷はどうすれば癒えるのかを探ります。また、ASDを一歳半健診で早期に発見し支援する画期的な取り組みや、子どもたちの脳の研究など、ASDと向き合う最前線に密着します。
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2013/0303.html
自閉症は脳の神経機能低下と関係 浜松医大准教授ら発表 2011/3/8 47NEWS
自閉症の人は他人の顔を認識する脳の部位で神経機能が低下し、「視線を合わせない」という症状や「相手の気持ちを読めない」という社会性の障害が起きることを突き止めたと、浜松医大の鈴木勝昭准教授らが7日付米専門誌に発表した。
研究チームの辻井正次中京大教授は「自閉症には親の育て方が悪いなどの間違った見方があり、差別や偏見をもたらしてきた。自閉症が脳の中の障害と関係していることを明らかにする研究結果であり、自閉症の人に対する理解を広げ、支援につながる」としている。
研究チームは、脳全体の活動を調節する「アセチルコリン神経」と、他人の顔を認識する「紡錘状回」という脳の部位の関係に注目。陽電子放射断層撮影(PET)で、18〜28歳の20人の自閉症の人のアセチルコリン神経の働きを調べた。
その結果、健康な人に比べ、紡錘状回での活動が約35%低下していることが判明。機能低下の程度が進むほど、「相手の気持ちが読めない」という症状が強くなることも分かった。
自閉症は神経発達障害で、相手と視線を合わせないという症状のために、相手の気持ちが読めなかったりする症状が出ると考えられていたが、どのようにして起きるかは不明だった。
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011030701000505.html
情報LIVE ただイマ! 2012年5月18日 NHK
【キャスター】原田泰造伊東敏恵仲間リサ 【ゲスト】富司純子富澤たけしサンドウィッチマン) 【リポーター】小林孝司アナウンサー  【コメンテーター】杉山登志郎(日本小児精神神経学会 常務理事)、水無田気流東京工業大学フェロー)
特集 子供も大人も急増!見逃すな“発達障害
「友達の輪に入ろうとせず、一人で遊ぶ」「まわりの空気が読めず、突拍子もない発言をしてしまう」などという言動が特徴の一つである“ASD自閉症スペクトラム障害)”。アスペルガー症候群自閉症などの総称で、生まれつき脳の一部の働きにアンバランスがある発達障害です。「性格の問題」や「親のしつけの問題」として、見過ごされるケースが多く、早期発見が課題となっています。ところが、この課題が大きく改善されるかもしれません。浜松医科大学の研究チームが、これまではっきりと分からなかったASDの脳のメカニズムの一部を解明。さらに子供時代にASDかどうか、血液検査で分かる方法を研究しているのです。ASDの科学的な分析が可能になる上、早期発見の有力な診断方法になると、世界的な注目を集めているのです。
番組では、大人になってASDと分かった方を取材。なぜこれまで見過ごされてきたのか、どう対応していけばいいのか、考えました。
http://www.nhk.or.jp/tadaima/backnumber/2012/0518/index.html
場の空気 ウィキペディアWikipedia)より
場の空気という表現は、コミュニケーションの場において、対人関係や社会集団の状況における情緒的関係や力関係、利害関係など言語では明示的に表現されていない(もしくは表現が忌避されている)関係性の諸要素のことなどを示す日本語の慣用句である。近年の日本社会においては、KYが流行語となって以来、様々な意味を込めて用いられるようになっている。
【場の空気を読むとは】
大きく分類すれば次の4つの要素からなる、ともされる。
1.まず状況を把握する
2.言うべき相手を確認する
3.適切な言葉を選ぶ
4.適切なタイミングを選ぶ。
人格障害と場の空気】
長期に渡って周囲と円滑なコミュニケーションが営めず、当人がその状態を苦痛と感じる場合、精神医学では人格障害と診断する。但し、人格障害だから場の空気が読めないのではなく、場の空気が読めないことを本人が苦痛と感じる場合に人格障害と診断されるという点に留意する必要がある。また、人格障害は「広義」の精神疾患であり、一般的な精神疾患のように責任能力の有無に関わる判断材料にはなりえない。

                                      • -

『殺人者はいかに誕生したか―「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く』 長谷川博一/著 新潮社 2010年発行
大阪自殺サイト連続殺人事件 (一部抜粋しています)
「ボクを徹底的に調べてください」
大阪地方裁判所で死刑判決を受けたある犯罪者が、私に頼んだ文言です。
「ボクのような犯罪者が生まれないために、先生の研究に役立ててください」と続き、彼は社会のためにできる唯一のことが、再発防止のための研究対象になることだと考えたのでした。
彼の名は前上博、36歳。いわゆる「大阪自殺サイト連続殺人事件」を起こした人物です。
2005年2月から6月にかけて、インターネット上の自殺志願者が集まるさいとにアクセスし、練炭心中を口実に待ち合わせをし、20代の女性、男子中学生、男子大学生を次々と殺害したのでした。
殺害の方法は「窒息」です。車中で手足を縛り、あらかじめ用意しておいた白いスクールソックスをはかせ(被害者の年齢や性別を問わない)、口と鼻をふさいで息ができずに苦しむ姿を見ては興奮し、快感を覚えるという、まさに異常な性癖の持ち主でした。
裁判で行われた精神鑑定では、犯行の手口から「半社会性人格障害」「フェティシズム」(性愛の対象が身体の一部や、身に着ける衣類に向かってしまう性的倒錯)とのラベリングがなされただけで、そのような人格が形成された過程についてはいっさい触れられていません。
本人も、どうして自分が「それ」を止められないのかわからず、ひどく悩んでいました。実際に犯行前から継続して病院やカウンセリングに通い、治療してくれるよう懇願していたのです。
      ・
彼の思考、行動の特徴を整理していくと、広汎性発達障害発達障害に含まれます)の一種、アスペルガー障害(アスペルガー症候群高機能自閉症の概念で記述されることも多い)をもつことが歴然としてきました。
2005年4月に発達障害者支援法が施行される前から、この障害は子どもの問題で、障害への理解と支援が必要だとの認識が社会に浸透していました。大人になると症状に緩和が見られる傾向にあるのですが、それでも特有の個性は残りますし、成長の過程で傷ついた体験を引きずっているものです。1、2年ほど前から急速に、「大人のアスペルガー障害」への注目が高まってきていることは、ここに記しておきましょう。なお、厳密な定義ではありませんが、広汎性発達障害の中で知的・言語の発達に遅れが見られる場合には、一般的に自閉性障害(自閉症)と呼ばれています。
アスペルガー障害を検討する際には、2つの柱(基本症状)の有無と程度に注目します。
1つは、対人関係の質的な障害です。
言葉の交換はできるのですが、言外の意を汲み取り、相手の感情を推し量ったり、自分の感情を伝えたりすることが苦手です。俗に言う「空気が読めない」という現れ方をします。何か言われると、言葉通りに受取ってしまいがちです。冗談を言われてもそれとは気づかず、真面目に受取ります。質問には端的に答えようとしますが、余談を加えたり、自ら話したりすることはなかなかしません。要求されると断ることも苦手な場合があり、多くの場合、正直です。これらのように、臨機応変に柔軟なコミュニケーションをとることができず、孤独な疑問を抱えることになるのです。
もう1つは、限定的な関心や行動です。
あることに関心を持ち、熱中すると、そこへのこだわりを示します。しばしば建設的ではないことをも好み、それを繰返し考え、実行します。関心の対象が社会的評価を受けるようあものと結びついた場合には、成果や栄光を手にすることもあります。日常生活では秩序を好み、その中で生活することが安定をもたらします。それに対して変化への耐性は低く、予期せ事態に急に遭遇すると大きな不安を抱き、パニックを呈することもあります。この障害を持つ子どもは、「自分は人とはどこか違う」という漠然とした違和感を抱く場合があります。大人では、この障害の特徴を具体的に説明すると、「自分にも当てはまる」と自覚ができるものです。そこで私は、彼にアスペルガー障害の実例をわかりやすく提示し、アスペルガー障害の可能性があることを知らせました。
      ・
これらはほんの一例ですが、自分がアスペルガー障害だと認識し、あらためてそれまでの人生を振り返る記述がたくさん見られます。控訴を取り下げる理由も「遺族が早く死ねと言っているから」と何度も書き、字句通りに受取るこの障害の特徴がここにも表れているのです。

                                      • -

どうでもいい、じじいの日記。
『殺人者はいかに誕生したか―「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く』という本を見ていたら「大阪自殺サイト連続殺人事件」が出てきた。
言葉の交換はできるのですが、言外の意を汲み取り、相手の感情を推し量ったり、自分の感情を伝えたりすることが苦手です。俗に言う「空気が読めない」という現れ方をします。何か言われると、言葉通りに受取ってしまいがちです。冗談を言われてもそれとは気づかず、真面目に受取ります。質問には端的に答えようとしますが、余談を加えたり、自ら話したりすることはなかなかしません。要求されると断ることも苦手な場合があり、多くの場合、正直です。これらのように、臨機応変に柔軟なコミュニケーションをとることができず、孤独な疑問を抱えることになるのです。
先日、日本テレビ ウッチャンナンチャン司会の番組『スクール革命』で「女性が一番嫌う男性」というのをやっていた。
順位が上がるにつれ、さて1位は、何と「空気が読めない男」だった。
大阪自殺サイト連続殺人事件の犯人はアスペルガー障害を持つ男だった。
この男は子どもの頃、何らかの心的外傷(トラウマ)を持ち、それが原因で大人になっても周りの人とうまくコミュニケーションがとれないという形になって現れていた。
秋葉原通り魔事件」の犯人も、子どもの頃の心的外傷をずっと持ち続けていた。
私はよく子どもの頃の夢を見る。
友達がいなく、みんなが仲良く遊んでいるのに、いつも一人でいた。
こういう幼児期、少年期を過ごした子どもは、大人になってもうまく他人とコミュニケーションがとれないことが多いのだという。
鳥が群れて行動している。アリさんだって、ゾウだって、イルカだって、群れて行動している。群れて行動するというのは自然なことなんだ。
何かを失ったまま、老人になってしまった。
しょうがない。
アスペルガー症候群の有名人に、ゴッホトーマス・エジソンヘミングウェイがいる。