じじぃの「笑いのある人生」

生活ほっとモーニング「この人にトキメキっ! 桂歌丸 NHK総合 2009/4/24
【ゲスト】(落語家)桂歌丸 【司会】黒崎めぐみ永井伸一
「生活ほっと 桂歌丸 落語人生58年」

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生活ほっとモーニング「この人にトキメキっ! 伊東四朗 NHK総合 2009/5/8
【ゲスト】(役者)伊東四朗 【司会】黒崎めぐみ永井伸一
「生活ほっと 伊東四朗 喜劇は粋だ」

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どうでもいい、じじぃの日記。
4/24、NHK生活ほっとモーニングにゲストとして出ていられた桂歌丸を観た。
ほとんど、毎週『笑点』を観ている。桂歌丸というと、落語家であると同時にお笑い芸人としてもみてしまう。
1936年生まれで「落語人生58年」なのだそうだ。昔は「軽い笑」だったのが「深い笑」に変わってきた。
落語の中に「七輪」というのがよく出てくるが、今の若い人は「七輪」を知らない。煙草の吸い方でオイランの場合にキセルの雁首を下にして吸うのは「やにさがる」といってヤニが口元に下がってくるからだとか。女房が旦那に話をするとき、ちょっと斜め顔になって「だって、おまえさん」とやると、かみさんらしく見えるのだとか。武士とか町民の場合では手ぬぐいとかセンスの持ち方が違うとか話していた。
笑点』では「大事件」、「大事故」を話題にしないという暗黙の了解ができている。人が話している時にかぶせて話すとお客さんが聞きづらくなるので、間(ま)を置いて話しているのだとか話していた。
今、古典落語を新しい古典落語として残していくことに取り組んでいるのだそうだ。
桂歌丸が色紙に書いた言葉は「笑いのある人生」だった。
番組の最後に「どうせ短い人生なのだから笑って生きたほうがいい」と言っていた。
気になっていた歌丸のかみさんは写真で紹介されていたが、綺麗な方だった。
5/8、NHK生活ほっとモーニングにゲストとして出ていられた伊東四朗を観た。
伊東四朗、1937年生まれ。伊東四朗ですぐ、思いだすのはコタツの上でやる「電線マン」だ。忘れてしまっていたが『おしん』の親父役もやっていた。
伊東四朗」をキーにして検索すると「テレビではあまり見られないが、歌の素養もあり、ギターの弾き語りもするなど、幅広いエンターテイナーとしての素地を持った芸人である。」と出ている。
今、『喜劇 俺たちに品格はない』の舞台稽古中だそうだ。
【作】妹尾匡夫 【演出】伊東四朗三宅裕司 【出演】伊東四朗三宅裕司戸田恵子渡辺正行ラサール石井小倉久寛春風亭昇太東貴博
芸人をやるきっかけは、昔、好きでお笑いや芝居をよく観ていたが、自分が「お笑い」の世界に入ろうとは全く思わなかった。就職試験に全部失敗してしまったから。番組の中で「実はNHKも受けたんですよ」と言っていた。
「お笑い」の芸の中で受けをよくするため、芸人がアドリブを入れたりするが、伊東四朗は忠実にセリフどうりに行うのだそうだ。(台本を大事にする)
表現を変える。間(ま)の取り方をちょっと変えることで、笑いが生きてくる。俳優と言われるより役者と言われるのが好き。役者は喜劇を経験するとよくなる。お客さんに笑ってもらえないとき「負け」を感じる。終わったとき「おもしろかったね」、「よかったね」と言われるのが一番うれしい。「金返せ」が一番こたえるとか言っていた。
心に残る共演者。榎本健一古川ロッパ渥美清由利徹てんぷくトリオ、三木のりへい。
「芸」というものは100年、200年経っても到達しない。喜劇が受けた場合、もう1回、もう2回というように考えるが「ワァー」とくるのをもう2回やるとしつこくなる。
間あいはお客さんの立場から考える。タイミングが一番大事だとか言っていた。
じじぃの印象。
桂歌丸にしろ、伊東四朗にしろ、いい人生を歩んでいるな。
三木のりへいも面白かったな。