じじぃの「日本新技術 正念場」

日本が生んだリチウムイオン電池 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Uk-RUZLAgJM
東芝リチウムイオン電池の新工場建設を発表 10年秋から量産 2008.12 NIKKEI NET
 東芝は24日、リチウムイオン電池の新工場を新潟県柏崎市に建設すると正式に発表した。2009年秋に着工し、フォークリフトなど産業機器や電気自動車の動力源となるリチウムイオン電池の量産を10年秋から始める。投資額は200億―300億円とみられる。
 「SCiB」と呼ぶ新型のリチウムイオン電池を生産する。新工場は15年をめどに月間1000万個の生産体制を築く。工場の人員は稼働時で100人程度を見込んでいる。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20081224AT1D2401924122008.html
経産省、介護・福祉ロボットの普及に向け対応策、まずBtoB領域を推進 2009.03.26 ロボナブル
経済産業省(http://www.meti.go.jp/)のロボット産業政策研究会(三浦宏文委員長=工学院大学学長)は25日、少子高齢化社会で安全・安心に活用できる次世代ロボットに関する報告書をまとめた。介護・福祉分野を軸とする普及促進に当たり、(1)技術革新、(2)システム改革、(3)海外展開、(4)産業人材育成の4項目で課題と対策を提示した。「2010年に約1兆円」との予測と開きがありながらも、また経済危機の状況下にありながらも、ロボットの市場規模は「2025年に6.2兆円」との従来予測を変えなかった。
まず技術革新では介護・福祉分野の場合、まず介護施設向けなどBtoB領域で推進し、次いで要介護者ら対象のBtoC領域につなぐなど、優先順位を明確にしたいと強調。これに伴い、人に対する安全性を保つ技術を開発し、安全基準と安全性を検証する手法を策定するのが重要としている。
システム改革では、省庁・団体間でロボット導入の工学・臨床的評価の連携や公的支援を検討するほか、新たな電波利用や個人情報保護指針の順守など、ルール策定・運用が必要としている。
海外展開では、国際標準化機構(ISO)での規格づくりを日本が主導したり、諸外国に日本のロボットをPRしたりする重要性を盛り込んだ。
さらに人材育成では、コンテスト実施や技術者の育成など、ロボットを題材とする教育を小学校から大学まで各段階で進めるべきだと強調した。なお、同研究会は製造産業局長の私的研究会で、昨秋から討議してまとめた。http://robonable.typepad.jp/news/2009/03/20090326-btob-2.html
どうでもいい、じじぃの日記。
4/1、NHK 総合テレビクローズアップ現代 世界制すか日本新技術 正念場」 国谷裕子を観た。
主に、パソコン、電気自動車の電池に使われる「リチウムイオン電池」と「国際標準」規格を取り上げている。
じじぃも「リチウムイオン電池」については興味があったので、ブログに書いたことがある。
http://d.hatena.ne.jp/cool-hira/20090201/1233438500
日本は昔、半導体生産で世界シェア5割を占めていたように、今、「リチウムイオン電池」生産で世界シェア5割だそうである。
リチウムイオン電池ニッケル水素電池に比べて優れている点に「大容量の電気を蓄えられる」 、「軽い」があるが、弱点は製造に「コスト」がかかる点だ。
番組では「リチウムイオン電池」の課題は「大型化」、「出力を上げる」ことだと言っていた。
リチウムイオン電池」関連の企業として東芝三菱化学の名前が上げられていた。また、昭和精工が電池用部品の金型、ロール成形機などの製品、東海東洋アルミ販売が電池の銅板の製品を作る会社として名前が上げられていた。
一方で、少子高齢化社会に向かって介護ロボットが取り上げられ、その「国際標準」(ISO)が各国の熾烈な競争状態にあるのだそうである。
これまで日本企業は高い技術力を持っていても、それを生かすための「国際標準」を握る戦略が欠けていた。そうした中、2011年に決まる介護や警備などのロボットの国際標準化を日本がとれるのか、正念場にきている。
国を挙げて取り組んでいる韓国の映像が流れた。この「国際標準」規格に日本の案が採用されると、今までの日本の作ってきた技術がそのまま世界標準になるのだそうだ。
鉄腕アトムの国。日本。頑張ってほしい。