じじぃの「人の死にざま_1008_K・ツィオルコフスキー」

Konstantin Tsiolkovskiy 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=tmG4TDYG7C4
JAXA video - Tsiolkovskiy Crater Anomaly 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=bmVkyn3dVNY
コンスタンチン・ツィオルコフスキー ウィキペディアWikipedia)より
コンスタンチン・エドゥアルドヴィチ・ツィオルコフスキーは、帝政ロシアおよびソビエト連邦の科学者、ロケット研究者、数学教師、著作家
ロケット理論や、宇宙服や宇宙遊泳、人工衛星、多段式ロケット、軌道エレベータなどの考案で知られ、現代ロケット工学の基礎的理論を構築した。この業績から「宇宙旅行の父」「宇宙開発の父」「ロケット工学の父」などと呼ばれる。『月世界到着!』(1916年)をはじめとする先駆的かつ科学啓蒙的なSF小説を著した事によりSF史においても著名。

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人類の星の時間を見つめて 喜・怒・哀・楽の宇宙日記 2』 的川泰宣/著 共立出版 2008年発行
ツィオルコフスキー (一部抜粋しています)
1857年、帝政ロシアの時代にモスクワ郊外の町に生まれたコンスタンチン・ツィオルコフスキー(1857 - 1935)は、幼いころに失った聴力にもめげず独力で高度な学問を身につけた。彼は、大学の教育とな無縁な世界で育ちながら、素晴らしい想像の翼を駆使して、学校の教師を続けながらロケットと宇宙旅行に関する独創的な理論を次々に発表していった。
その最も重大な人類史への貢献は、ロケットが運動量の保存によって推進されることの定型化である。ロケットは、噴射するガスが空気を蹴とばした反作用で前に進むわけではない。噴射ガスによってロケット本体が失っていく運動量を、ガスと逆向きの推進力として獲得しながらロケットは運動していく。ということは、真空中でもロケットは加速できるわけである。
ニュートンの運動法則をロケットの運動に創造的に適用し、彼の名を不朽のものにした「ツィオルコフスキーの公式」を、彼は1897年に定型化した。彼がこうして、ロケットによってこそ人類が宇宙へ行けることを科学的に証明したとき、人類は宇宙への交通手段を理論的に手に入れたということができる。
その後精力的に研究を続けた彼は、液体水素と液体酸素を推進材とするロケットが最も性能がよいことを示し、アイディアを提出した。はじめは変人扱いされていた彼の理論も、ロシア革命後には高い評価を受けるに至る。
その後も彼は宇宙旅行の研究を意欲的に続け、宇宙ステーションの概念、原子力で推進するロケット、イオンロケット、太陽帆船、スペースコロニ―など、驚くべき想像力を宇宙に向かって広げながら、1935年に世を去った。

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Konstantin Tsiolkovskiy Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&gs_l=hp...0i19l3j0i7i30i19l2.0.0.16.47911...........0.6xP1Yw_T5j8&sa=X&oi=image_result_group&q=%D0%9A%D0%BE%D0%BD%D1%81%D1%82%D0%B0%D0%BD%D1%82%D0%B8%D0%BD%20%D0%A6%D0%B8%D0%BE%D0%BB%D0%BA%D0%BE%D0%B2%D1%81%D0%BA%D0%B8%D0%B9&tbm=isch

じじぃの「ネット時代の新リーダー・MITメディアラボ日本人所長・混とんに飛びこめ!クローズ」

2012年10月03日放送「クローズアップ現代」 “混とん”からイノベーションは生まれる〜MITメディアラボ所長・伊藤穰一 動画 FC2
http://toracyan53.blog60.fc2.com/blog-entry-2970.html
TEDxTransmedia 2011 - Joi Ito - What next? 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=DM44jRiYfuA
MIT Media Lab 動画 YouTube
http://www.youtube.com/user/mitmedialab
伊藤穰一 画像
http://japan.cnet.com/media/2005/interview/08/050830_DG_10anniversary_400.jpg
キャスト | スーパープレゼンテーション NHK Eテレ
MITメディアラボ所長 伊藤穰一
1966年、京都生まれ。少年時代をアメリカ・ミシガン州で過ごし、シカゴ大学などで物理学を学ぶ。日本でのインターネット技術の普及に尽力。インターネット事業への投資に携わり、これまでに Twitterなどネットベンチャー企業の事業展開、事業育成を支援している。
米国Foreign Policy誌にて、「世界の思想家100人」に選出。Creative Commonsの会長。11年、日本人として初めてマサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボの所長に就任。12年、ニューヨーク・タイムズの取締役に就任し話題に。
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/cast/
リーンスタートアップの図解付き解説 -トヨタのDNAを継ぐ新規こと業マネジメントの極意』 エリック・リース/著、井口耕二/訳、伊藤穣一(MITメディアラボ所長)/解説 日経BP社 2012年発行
リーン・スタートップとは、新しい製品やサービスを開発する際に、作り手の思い込みによって顧客にとって価値のないものを作ってしまうことに伴う、時間、労力、資源、情熱のムダをなくし、時代が求める製品・サービスを、より早く生みだし続けるための方法論です。
http://media.looops.net/naoto/2012/05/10/eric_ries/
MITメディアラボ ウィキペディアWikipedia)より
MITメディアラボ(MIT Media Lab)は、米国マサチューセッツ工科大学建築・計画スクール内に設置された研究所。
主に表現とコミュニケーションに利用されるデジタル技術の教育、研究を専門としている。1985年にニコラス・ネグロポンテ教授と元同大学学長のジェローム・ウィーズナーによって設立された。世界的な建築家のイオ・ミン・ペイが設計した校舎Wiesner Buildingで開校した。2006年2月1日よりコンピューター研究者のフランク・モスが同研究所所長の地位にある。2011年4月25日、伊藤穰一が、MITメディアラボの第4代所長に選出された。

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クローズアップ現代 「“混とん”に飛びこめ!」 2012年10月3日 NHK 動画あり
【キャスター】国谷裕子 【ゲスト】 伊藤穰一MITメディアラボ所長)
社会が急速に変化し、混とんとする現代。常識を覆すような革新=「イノベーション」が求められる中で、世界から注目を集めるのが伊藤穰一さん、46歳。去年“イノベーションの殿堂”と称されるMITメディアラボの所長に抜擢された。大学は中退、専門に学問を学んだ経験はない。クラブDJで生計を立てたり、IT企業を創業したり、投資家やNPOの代表など多様な分野で経験を積んできた。期待されているのは、異分野の人と人をつなげる「コネクター」としての力。これまで接点がなかった分野を融合させ、そこに新たな価値を見いだすエキスパートと評価されている。世界をどう捉え、どのようなイノベーションを生み出そうとしているのか? ロングインタビューで、伊藤穰一さんに迫る。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3256.html
どうでもいい、じじぃの日記。
10/3、NHKクローズアップ現代』で「“混とん”に飛びこめ!」を観た。
こんなことを言っていた。
【一部のみ】
国谷 今までのメディア・ラボ所長は、みなさん博士号を持った方ですけれども、伊藤さんは大学を出ていないんですけれども。その異文化の人たちをつなぐコネクターとしての役割が期待されて所長に就任されましたが。
伊藤 たぶん、いろんな要素があると思うんですけれども、たぶんそこの雰囲気が、DNAといったような雰囲気がぴったり合ったというような、一番メインだと思うんですね。DNAというと、まずメディア・ラボの特徴は、我々は英語では、アンチ・ディシプリナリー(専門分野にこだわらない)という言葉を使っているんですけれども、一つの分野にまとまらない人、悪い言い方にすると仲間外れです。だけど結局、何かやりたいんだけど、どこにもはまらない、だけどメディア・ラボだったらなんとかなるような学生、先生、プロジェクトが全部メディア・ラボに集まっていて、私も、人生いろんなところでいろんなことをやろうとしたんだけど、自分のやりたいことって、一つの組織にまとまりきらなかった。そういう人たちの集まりなので、自分もそういうDNAの人間だったということですね。
1981年にノーベル化学賞を受賞した福井謙一さんは伊藤さんの父の恩師です。福井さんは池に浮かぶ小さな葉っぱを指さして伊藤さんに言いました。「水面に浮かんでいる葉っぱ。この動きを数式にするのは非常に難しい。この世界は大気の流れにしても、株式市場にしても一見複雑な現象ばかりでまさにカオス。しかしそこにはある一定の美しい規則性がある」。福井さんは「カオスのことを勉強したほうがいい」、と言って、それから伊藤さんはガラッと変わった。
伊藤 居心地があまりいいと学びは止まる。どうやって学ぶかというと、違和感がある環境の方が学びが大きい。なぜ、なんで、毎日の繰り返し。もちろんお金とかは大事なんだけれど、今いくらお金を蓄積しても、あの自分の人生が破たんする可能性がたくさんあって、今はいろんな国の言葉を覚えたり、いろんな人を知ったり、ネットワークを持って自分に投資をしたほうがいい。
国谷 異文化をコネクトできることが、なぜ今イノベーションにつながるのか。
伊藤 今の世の中というのは想像できないこととか、予想できないことがしょっちゅう起きている。なぜ想像できないかというと周辺の視野が狭い。我々の世界は集中して利口な人間たちが集まって、企画を立てて言われたとおり、ものをこなすというのが、ちゃんとした会社。ちゃんとした人、ちゃんとした企業っていうのは、予想外のものはあっても見えない。新しいイノベーションというのは、突然こっちからやって来るものとか、ここにじつはチャンスがあるから、会社を変えようとか、それを変えるために、周辺を見るために、何が必要かというと自分がクリエイティビディになること。今のイノベーションに一番必要なのはクリエイティビティで、コネクターとか異文化に何が重要かというと自分の固まった考え方を壊すために、違う世界につないでいくとクリエイティビティがになっていく。
国谷 つまり、偶然性とかセレンディピティ的なものを期待していれば、何か面白いものが出てくるかもしれない?
伊藤 セレンディピティ(思わぬものを偶然に発見する能力・偶発性)、偶然性の中でも、毎日、定例ミーティングのように規格通り世の中を動かしている人というのは、セレンディピティが起きでも、気が付かなかったりする。いくつか有名な話で、一つは画面に点をつけてそれを見ててください。周辺に色付けるとみんな見えるんだけれども、この点を見てると1000円あげますというと、見えなくなってしまう。セレンディピティというのはしょっちゅう起きている。集中することがいいことってみんな思っているけど、集中するとキノコ狩りの人もそうなんだけど、キノコって集中して探していると見つからないけど、一度引いてみるとパターン認識が起きて、キノコが見える。キノコ狩りと同じような感じで、新しいチャンスを探すときというのは一生懸命考えていると、どうやって儲けるんだろうと、一生懸命考えていると、気が付かないんで、そのセレンディピティに気が付くような頭と環境づくりがメディア・ラボの課題なんです。
じじぃの感想
伊藤さんがいろんな職業を転々してても、それが今の仕事につながっているんだ、と思った。
一生懸命、何かを探す旅は、結局無駄にはなっていないんだ。