じじぃの「科学・芸術_502_スキルギャップ・Webデザイナー」

WEBデザイナーのお仕事 動画 Youtube
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企業が欲しがる優秀なWebデザイナーの特徴とは 2015/12/02 IT業界まるわかりガイド
インターネットが社会に不可欠なインフラとなった今、Webデザイナーの需要はますます高まっています。 それに比例して、Webデザイナーを志望する人も当然ながら増えています。
企業が欲しがる優秀なWebデザイナーとなるためには、なにが必要なのでしょうか? 今回は、優秀なWebデザイナーの特徴についてご紹介します。
https://www.internetacademy.jp/it/design/web-design/characteristics-of-excellent-web-designer.html
マッキンゼーが予測する未来――近未来のビジネスは、4つの力に支配されている』 リチャード・ドッブス、ジェームズ・マニーカ、ジョナサン・ウーツェル/著、吉良直人/訳 ダイヤモンド社 2017年発行
スキルギャップがどこにでもある時代に より
スキルギャップという話題は、もうすでに新しいものとは言えないが、今後10年の間には、どこにでも見られる当たり前の話になってしまうだろう。2020年までに高度のスキルを持った労働者が世界中で4千万人不足し、中程度のスキル保有者が4500万人出現し、並行して9500万人の低スキル労働者の余剰が発生すると推定されている。
もし、これまでの時代が、「数百万人の中国人労働者がグローバル労働市場に加わった時代」と定義されるとしたら、次の時代は、「中国にさえスキルギャップが出現する時代」となるだろう。今日から2030年までに中国の若年労働者数はほぼ半減し、高度なスキルを持つ労働者が2300万人不足する、と予測されているからである。
「スキル安全保障」もまた浸食されている。技術変化の影響により、職務要件が定常的かつ急速に変わっていくことが、将来の労働市場での定常状態となるだろう。20年前には、採用候補者に基本的なパソコンやインターネット操作のスキルがあったとすれば、雇用者側にはもうけものであり、そもそも基本的な採用条件には含まれていなかった。ところが今日では、MSワード、アウトルック、パワーポイントといったソフトが扱えることが採用条件に含まれていないことは珍しく、多くの会社では、高度の会計ソフトやデータベース、さらにはウェブデザイン・ソフトの操作能力なども要求されている。
科学、技術、工学、数学といった「STEM」と呼ばれる分野でさえも、短期間で職務用件が変わることが普通であり、企業も労働者側も対応に苦慮している。このことは、あたかも半導体の処理能力に関するムーアの法則が、採用にも適用されているようなものである。労働者は2年ごとに新しいツールの使い方を学び、習熟していかなければならない。インターネット、eコマース、SNS、といった具合に。
金融から政府といった広い分野で、次世代の大きな機会を生み出すと期待されるビッグデータの出現に伴い、関連した必要スキルを持つ人材の供給と、経営者の理解度の両面で、需要に追いつくための苦闘が始まっている。「データサイエンティストの数が少なすぎます。ギャップの程度は、小さいとはとても言えません」と、マサチューセッツ工科大学コンピュータサイエンス経営学の思想家、サンディ・ペントランド教授は指摘している。
「重要なことは、ほとんどが私たちの耳と耳との間の脳みそで起こるのだ、と私たちは考えがちなのですが、実はたいていのことは、個人と個人の間で起こるのです」。そしてペントランドは、データサイエンティストの不足ゆえに、この技術を完全に活用することが困難になっている、と指摘している。3分の2の企業が、データ分析手法の能力が限られている、あるいはまったくない、という状況に苦慮しているのである。