じじぃの「世界報道自由ランキング2008年」

国境なき記者団 2007年 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
      → 2008年 出典: navi-area26-10の国際ニュース斜め読み
世界報道自由ランキング (一部抜粋しています)
2007年順位            2008年順位
  1.アイスランド 0.75    → 1位
  1.ノルウェー  0.75    → 1位
 23.ドイツ     5.75    → 20位へUP
 24.イギリス   8.25    → 23位へUP
 31.フランス   9.75    → 35位へDOWN
 32.台湾    10.00   → 36位へDOWN
 33.スペイン   10.25    → 36位へDOWN
 37.日本    11.75   → 29位へUP
 39.韓国     12.13    → 47位へDOWN
 48.アメリカ   14.50    → 36位へUP
 61.香港     20.00    → 51位へUP
120.インド     39.33    → 118位へUP
144.ロシア    56.90    → 141位へUP
163.中国     89.00    → 167位へDOWN
http://blog.livedoor.jp/nocs/archives/51279540.html
【東亜春秋】山本勲 台湾の“香港化”防げ 2009.5.1 MSN産経ニュース (一部抜粋しています)
すでに香港系のテレビ局やインターネット・メディアが台湾での取材・報道を活発に行っているが、「バックは中国の党・政府」(台湾メディア筋)との見方が多い。中国はまず香港の財界、マスメディアの“抱き込み”から主権回復工作を始めたが、台湾の現状はこれに酷似している。しかし馬英九政権はこれといった対策を講じていない。
「香港化は台湾の主権と民主体制を脅かす」(蔡英文民進党主席)との危機感が野党陣営を中心に高まっている。(台北支局長)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090501/chn0905010322000-n1.htm
どうでもいい、じじぃの日記。
去年、台湾に馬英九・国民党政権が誕生した。馬英九政権になってから、急に中国寄りの政策を行うようになり、産経新聞「台湾の“香港化”防げ」の記事には、昨年12月には1万人だった中国人訪問客が3月には約5万5000人と、5倍増の勢いだそうである。
国境なき記者団による各国の世界報道自由ランキング2007年を見ると、日本が37位で台湾が32位で台湾のほうが日本より上になっていた。
今回、各国の世界報道自由ランキング2008年を見ると日本は昨年の37位から29位に浮上、台湾は昨年の32位から36位に後退している。
調査した2007年〜2008年の間に何があったのだろうか。日本の悪名高き「記者クラブ制」が無くなったのだろうか。台湾の場合は民進党から馬英九政権の政権になり、より中国化することで、民主主義の後退をもたらしたのだろうか。
台湾の人々は台湾の“香港化”を望んでいるのだろうか。
中国の場合は昨年の163位から167位に後退している。これから発展しようという国が民主化報道の自由等が後退しているというのもおかしな話だ。
日本の29位はあの自由発祥の地、フランスより上なのである。来年はどうなっているのだろう。何かの間違いでなければいいのだが・・・