じじぃの「人の生きざま_658_長谷川・五郎(ゲーム考案家・オセロ)」

【オセロ講座】オセロの打ち方、知ってますか?(初中級編) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=y9f87WXEVqw
長谷川五郎 (sankei.com HPより)

「オセロ」考案の長谷川五郎氏が死去 2016.6.23 産経フォト
世界中で人気の卓上ゲーム「オセロ」を考案、日本オセロ連盟会長を務めた長谷川五郎(はせがわ・ごろう)氏が20日午後11時7分、千葉県柏市の自宅で死去した。83歳。水戸市出身。
戦後間もないころ、オセロの原型として囲碁を使った遊びを考案。玩具メーカーに持ち込んだ試作品を基に1973年に商品化され、世界中に広まった。
http://www.sankei.com/photo/daily/news/160623/dly1606230015-n1.html
オセロ (遊戯) ウィキペディアWikipedia) より
オセロ (Othello) とは、2人用のボードゲーム。交互に盤面へ石を打ち、相手の石を挟むと自分の石の色に変わる。最終的に石の多い側が勝者となる。単純なルールながらゲーム性は奥深いとされており、“A minute to learn, a life time to master”(覚えるのに1分、極めるのに一生)をキャッチフレーズとする。1945年秋頃に日本の茨城県水戸市命名された。ただし、それ以前に同一のゲームが存在している
【オセロの歴史】
1973年に日本の長谷川五郎が現在のオセロのパッケージを発表した後は、オセロとリバーシはまったく同一のゲームであると認識されている。最初に製作されたオセロの石のサイズ(34.5mm)は、当時の牛乳瓶の紙蓋とほぼ同じ大きさである。これは長谷川が商品化に向けてオセロを試作した際、牛乳瓶の紙蓋を用いて石を製作したためである。現在も公式ルールでオセロとはこの34.5mmサイズの石を用いたものだけをいう。名称の由来はシェイクスピアの戯曲「オセロ」で、ストーリーが黒人の将軍「オセロ」(=黒石)と白人の妻「デスデモーナ」(=白石)の関係がめまぐるしく変わる展開であることから取ったという。このネーミングは長谷川の父親で英文学者の長谷川四郎によるものである。長谷川四郎はイギリスに造詣がとても深く、イギリスの演劇や遊技文化研究でも第一人者であるとされる。長谷川五郎リバーシを教えたのも、またオセロというネーミングも長谷川五郎によるものではなく、父の長谷川四郎によるものである。
【大会】
全日本オセロ選手権大会(1973年〜)や世界オセロ選手権大会(1977年〜)など、幅広く大会が行われている。ちなみに2006年に行われた第30回世界オセロ選手権大会は、三十(みと)と、オセロの発祥地である水戸をかけて、同市で行われた。

                                • -

『国産はじめて物語〈Part2〉―戦後の日本を魅了したヒット商品の誕生秘話1950〜70年代編』 レトロ商品研究所/編集 2004年発行
オセロ 単純なルール、一発逆転また逆転……白と黒の駒に老若男女が夢中 (一部抜粋しています)
長引く不況の影響か、家族や友人と手軽に楽しめるアナログゲームが再び脚光を浴びている。その代表選手が、オセロゲームだ。8x8の路盤上で、相手の駒を「はさんでひっくり返す」という、いたって単純なゲーム。がしかし、油断するとあっという間に大逆転され、頭をかきむしるハメに……。そんなスリル満点のゲームは、昭和48(1973)年に誕生し、「世界オセロ大会」まで開催されるほどの人気を博した。その名から欧米ものというイメージもあるが、実は日本生まれ。紙に網目状の線を引き、牛乳瓶の蓋を駒に見立てて遊んでいたものが、オセロの原型だ。
終戦直後、昭和20年代の日本。娯楽らしい娯楽のなかった時代、一人の中学生が友人とともに「授業の合間の10分休憩に勝負がつく遊びはないかな?」と考える。当時の盤ゲームといえば、囲碁、将棋、麻雀。中学生にとってはそのどれもが難しく、10分で決着がつくシロモノではない。そこで相手の石を囲んだら取れるという囲碁のルールをより簡単にして、「はさんだら取れることのしよう」と提案。当時はその都度黒・白を全部取り替えていたのである。高校生になった彼らは、手間を省くため表裏を黒と白にしたボール紙を使うようになった。仲間内で盛り上がったゲームも、高校卒業と同時に自然消滅。ところが発案者の少年だけは周囲に普及させる情熱を失っておらず、製薬会社の営業マンになり、家庭を持ってからも、積極的に同僚や家族にオセロのおもしろさを教えていった。少年の名前は長谷川五郎。現・日本オセロ連盟会長、その人である。
      ・
発売の昭和48(1973)年に設立された日本オセロ連盟では毎年「日本オセロ大会」を開催、世界70ヵ国で発売されていることから、昭和52(1977)年からは世界大会も開催。欧米ではチェスに次いで人気のあるボードゲームとして定着している。
かって医師が長谷川に言った「患者さんのリハビリにも最適」という言葉は、現実のものになった。「頭の体操に最適」として全国の路応仁福祉施設やリハビリ施設、病院で刃積極的にオセロゲームを取り入れており、リハビリ、あるいは入所者の娯楽として楽しまれている。
盲人用のオセロはすでに1万台以上を販売。白石はすべすべ、黒石はざらざら模様となっており、指でさわったとき簡単に白黒の判断がつくよう工夫されたものだ。
現在国内のオセロ人口は約6000万人。囲碁、将棋を抑えて堂々のトップである、あるオセロファンの外国人がこういった。
「A minute to learn, a lifetime to master」 (覚えるのは1分、マスターするのは一生)
これほどまでにオセロの性質を的確に表現した言葉はないかもしれない。

じじぃの「イスラム化するヨーロッパ・イギリスのEU離脱の深層!滅亡へのカウントダウン」

Future: Muslim in Europe 2013 - 2050 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=5WWtFZw__zI
slam fastest growing religion in UK as churches decline 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=QmqrFK4-OfQ
イスラム化するヨーロッパ

ワイド!スクランブル 2016年6月27日 テレビ朝日
【司会】橋本大二郎大下容子 【アナウンサー】小木逸平 【コメンテーター】手嶋龍一
EU“離脱ドミノ”危機! 世界に広がる動揺
EUには、こんな細かすぎる規制がある。、
・8歳未満の子どもだけで風船をふくらませてはダメ!
・ハイパワーすぎる扇風機はダメ!
・バナナは曲がりすぎてはダメ!
手嶋龍一、「自分たちが選んだ人でなく、EUの人間が勝手に決めたルールに不満が大きく、EUに拠出している金を自分たちの生活や減税に使ったほうがいいと考えてもおかしくない」
今後のイギリス経済に対して、
手嶋龍一、「経済的にはポンドの暴落により、中国がイギリスの産業などに手を出しやすくなり、一段と中国の影響が強まることになる」
http://www.tv-asahi.co.jp/scramble/
『滅亡へのカウントダウン(上)ー人口大爆発とわれわれの未来』 アラン ワイズマン/著、鬼澤忍/訳  早川書房 2013年発行
島の世界――イギリス (一部抜粋しています)
ダービー(40代の男性)は体を起こす。「感じのいい女性ですね。自分の仕事をきちんとこなしている。しかし、イギリス人自身が仕事を必要としているのに、彼女ははるかに低い賃金で働くつもりだとすれば、わが国民はどう感じるでしょうか? 私はポーランド人が大好きです。しかし、彼らにこうたずねたことがあります。ポーランド政府が『わが国は数百万のヴェトナム人を移住させるつもりです。彼らは国民の賃金を切り下げ、ただ同然で働くでしょう』と言ったら、あなたたちポーランド人はどう感じるだろうかと」
ダービーは空のグラスを回し、角氷をカチカチ鳴らす。「彼らは我慢しないはずです、そうでしょう? ポーランドで暴動が起こるはずです」
とはいえ、欧州連合EU)によって求められている労働移動性――そのおかげで数千人という勤勉なポーランド人がイギリスで職を求めることができる――は、サイモン・ダービーのイギリス国民党にとっていらいらさせられるものにすぎない。それに対し、イギリス国民党もほかの西欧諸国の似たような政党も、あるものをはるかに重大な脅威と見なしている。
「いまや、西欧文明に対する戦争が起きています――白人社会に対する文化的戦争が、この国のイスラム教は平均して6人の子供を持っています。一方、われわれ生粋のイギリス人はみずからの人口を維持すらしていません。イスラム教徒は、子供をたくさん持つほど自分たちの力が増すと考えています。イギリスの人口は7000万人へ向かって増えています。それはとても持続可能とは言えません」
現在、イギリス人は6300万人近くいる。「そのとおり」と言って、ダービーは立ち上がる。
「われわれは人口過剰にともなうあらゆる問題を抱えています。輸送と交通、強度のストレス、人々がたがいに重なりあって生活することで起こる暴力。単一文化社会では、それは非常に悪い状態です。多文化社会では、社会を不安定にします」
     ・
「ヨークシャーのブラッドフォードは、いまやイスラム教徒の町です。彼らが町を動かしています。バーミンガムの大半で、イギリス人はもはや目立たない存在です。ロンドンでは現在、子供のうちで私のような生粋のイギリス人はたった17パーセントにすぎません」
6月である。太陽に追いやられて、朝の雲は緑の地平線の向こうに姿を消していた。シャツ姿のサイモン・ダービーは、イングリッシュ・ブリッジ[訳注;ノルマン時代からセヴァーン川に架かっている石橋]に向かう。そこには川まで降りられる階段が設けられている。ヒジャーブ[訳注;イスラム教徒の女性が顔を隠すためにかぶるスカーフ]にブルージーンズというすがたの少女が2人。薬草店から出てきて、こちらに目をやることもなく通り過ぎる。携帯電話に夢中なのだ。
ダービーは首を振る。「彼らはわれわれを追い出してしまうでしょう」
西欧の多くの地域でこうした懸念がじわじわと広がっている。デンマークやオランダといった、かつてはイスラム教徒を迎え入れたリベラルな土地で、ファシズム的な政治運動が起こっている。こうした懸念はユーラピア(イスラム化するヨーロッパ)というあからさまな新造語に要約されることが多い。

                              • -

どうでもいい、じじぃの日記。
6月23日に英国で実施されたEU離脱の是非を問う国民投票は、「離脱」という結果となった。
テレビなどではEUへの不満が離脱の主な原因だと報じているが、キリスト教の価値観をもつ彼らには根底に、移民・難民としてやってくるイスラム教徒への恐怖感があるのではないだろうか。
イタリア、フランス、オランダでもEU離脱支持者が増えているのだそうだ。