じじぃの「人の死にざま_329_山田・康雄」

山田康雄 - あのひと検索 SPYSEE
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水野晴郎山田康雄・モンキーパンチ 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=dReEfi01e9E
ルパン三世 クラリスとの再会 山田康雄 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=9gJnaUKVfVk
ダーティハリー2 日本語吹替版 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=pKE4kn4H9eg&feature=related
山田康雄 フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
山田康雄(やまだやすお、本名:同じ、1932年9月10日-1995年3月19日)は、日本の男性俳優、声優、テレビ司会者。テアトル・エコーに所属していた。東京府東京市大森区(現・東京都大田区)出身。
早稲田大学文学部英文科中退。
【生涯】
役人の家系で、父は日本銀行勤務だったが、3歳の頃に死別。
幼少時から映画を好み、高校在学時は授業をサボって毎日映画館に通いつめていたが、コメディ映画である『虹を掴む男』を見て、主演であるダニー・ケイのコミカルな演技に惹かれ、「人を楽しませるようなコメディな演技を演じられる喜劇役者になりたい」という憧れを抱いた。
洋画では主にクリント・イーストウッドジャン=ポール・ベルモンドの日本語吹き替えをしていた。また、アニメではルパン三世が代表的なキャラクターで、1971年に抜擢されて以後、逝去する1995年までの24年間、ルパン三世の声優を務めた。声優以外にも『お笑いスター誕生!!』の司会者などでテレビに登場し、池田満寿夫にも似たその独特なヘアスタイルやひょうきんなトークで、声だけでなく顔もお茶の間のおなじみだった。
1995年3月19日、脳出血のため大田区の東京都立荏原病院で死去。
【山田とルパン三世
一般に「ルパン三世山田康雄」として知られていたが、山田は風貌までルパンに似ており、常にキャラクターと一心同体のイメージでお茶の間に知られていた例の一つである。ちなみにルパンのキャラクターデザインは『リオの男』のジャン=ポール・ベルモンドをモデルにしており、その吹き替えを山田が担当していた。

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『20世紀命日大事典』 蕪木和夫/著 風塵社 1999年発行
3月19日−山田康雄 (声優・62歳)
声優は俳優に比べると格下扱いされているってところがこの国には漫然としてある。
しかし、アニメのキャラクターにはいつのまにかこの声でなければ絶対にダメという強いイメージが作られてしまうことが少なくない。
アトムの清水マリ、星飛雄馬古谷徹星一徹加藤精三、現在ではドラえもん大山のぶ代がそうしたケースといえるだろう。
これは寅さん=渥美清座頭市勝新太郎と同じくらいの重さを持つ、"性格俳優"ぶりだろう。
ルパン3世』を演じた山田もそうした1人だった。あおの軽妙さを声で表現し切った山田に代役は効かないのだ。
山田の死は改めてアニメのキャラに同情を呼んだものだった。

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山田康雄 Google 検索
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じじぃの「未解決ファイル_107_ウソつき村」

サイエンスZERO 「徹底解説!科学の“未解決問題” ダーウィンの進化論に異議あり!?」 (追加) 2016年12月25日 NHK Eテレ
【司会】南沢奈央(女優)、竹内薫(サイエンス作家)、中村慶子NHKアナ) 【語り】土田大NHKアナ) 【解説者】長谷川英祐(北海道大学准教授)
働き者だと思っていたアリだが、巣のメンバーの2割以上が休んでばかり。
働くアリは卵をきれいにして卵が死なないようにする。一方で働かないアリというのも全く働かない訳ではなくて、カビがどんどん生えてきて刺激が大きくなると目が覚めて働くようになる。
カッコウは、他の鳥に卵を託すという効率が悪い方法で子育てを行う。
もしかしたら、カッコウが自分で子どもを育てたら成功率100%かもしれないのに失敗することもあるようなことをわざわざやっている。逆にオオヨシキリの立場からいったら、托卵なんていうことをされたら自分の子どもが全部死んじゃう訳だから自分たちの繁殖には害になってるだけです。でも、こういう行動が何で進化の結果残ってるのかっていうのが問題になる訳です。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp568.html
「正直村とウソつき村」
【問題】
旅人が分かれ道にやってきた。 片方は正直村に、片方はウソつき村へと続いている。 旅人は正直村に行きたいのだが、どっちが正直村なのかがわからない。 そこに村人がやってきた。 旅人はこの村人に一回だけ質問をして 正直村に行く道を見つけだすにはなんと聞けばいいか? ただし、村人は正直村、ウソつき村、どちらかの住人ではあるが、どちらの住人かわからない。また、正直村の住人は必ず正直な答えをし、ウソつき村の住人はかならずウソの答えをする。
【答】
「どちらの住民ですか?」と聞く。
正直村の村人は「正直村」を指し、ウソつき村の村人はウソをつくので「「正直村」を指す。

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『強い者は生き残れない 環境から考える新しい進化論』 吉村仁/著 新潮社 2009年発行
ウソつき村は滅びる (一部抜粋しています)
「種のために」という古い集団選択は否定されたが、集団レベルの進化原理は否定されたわけではない。その後、集団レベルの選択が働くメカニズムが提唱されて、その有効性が再度議論の対象となった。1975年に進化生物学者ディヴィッド・スローン・ウイルソン教授が「形質群選択(trait group selection)という原理を発表し、集団選択が有効なケースを見出したのである。
ウイルソンが考え出したのは、利他遺伝子を持つ個体が集まり形質群を形成して、互いに利益供与をするケースである。この場合、利他行動により利益を享受するのは、利己個体でなく、利他個体だ。つまり、利他個体同士の協力・協調関係である。このように説明すると大変難しく感じるが、簡単に言えば、「正直者は集まれ!」だ。正直者は利他主義者で、ウソつきは利己主義者である。つまり、正直者だけでグループを形成すれば、正直者同士で協力して利益を分け合える。これならウソつきには利益が回らない。つまり、正直者が接するのは「正直な溺れる子供」であり、「ウソつきな溺れる子供」ではない。もちろん、「ウソつきな溺れる子供」がいても、ウソつきな大人は助けないので、この子は助からない。
もっとも単純な例としては、動物の雄の「レック」という交尾集団だろう。例えば、ライオンはオスが数匹でたくさんのメスを抱えるグループを作るが、このとき、このオスたちは共同でメスを防衛している。つまり、自分1匹では強いオスに対して防衛できないので、数匹が協力し合う。そして、協力によって初めてメスと交尾でき、子孫を残せるのだ。弱いオスたちの知恵といえるだろう。
クマゼミの合唱も共同行動のレックといえる。クマゼミはオス同士が集まり、大きな集団を形成する。そして、一緒に鳴くことで、たくさんのメスを引き寄せる。1匹で鳴いていてもメスがよってくる可能性は低いからだ。余談であるが、メスももちろん相手が欲しい。セミ採りでメスはなかなか採れないと思いがちであるが、実は、簡単に採れる方法がある。オスがよく鳴いている木の下を探せばいいのである。メスは、オスが鳴いていると下方から寄ってくる。だから、オスが鳴いているところには、しばしば、数匹のメスがいる。
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また、生物によっては、生息場所を隔離し、無数の小さな個体群をつくることがある。そのような場合、協調派の多い個体群と非協調派の多い個体群ができることがある。すると、前者の個体群は数を増やし、新しい個体群を分派する。そして非協調派の多い個体群は絶滅していく。
狩猟時代の人類を例に考えてみよう。狩猟時代には各集落は十分隔離されており、交流は少ない。そのとき、正直者の多い集落では飢饉も協力して乗り切ることができるので、生き残る。ところが、ウソつきが多い集落では、協力して行動できないので、飢饉のときには、食糧を奪い合い、最後には、滅亡してしまうだろう。正直な集落は反映して大きくなり、新しい姉妹集落を生み出すかもしれない。
ジョージ・C・ウイリアムズが集団選択の矛盾を月、適応度は集団ではなく個体から考えるべきだという見方が確立されたものの、その見かた自体が利他行動の問題を解決したわけではない。かえって、それまで正しいとされていた集団選択節が否定されたせいで、利他行動を説明するために、個体選択に基づく新しい理論が必要なのかもしれない。それとも、人間からすれば利他行動に見える行動には、もしかしたら何かしら利己的な理由(利益)があるのかもしれない。

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どうでもいい、じじぃの日記。
『強い者は生き残れない 環境から考える新しい進化論』という本を読んでいたら「ウソつき村は滅びる」というのがあった。
結論からいうと「ウソつき村は滅びる」のである。
ダーウィンの進化論は自然選択理論であり、集団というカテゴリは入っていない。
1975年にディヴィッド・スローン・ウイルソンが「形質群選択」という原理を発表し、集団選択が有効なケースを見出した。
正直者は利他主義者で、ウソつきは利己主義者である。正直者だけでグループを形成すれば、正直者同士で協力して利益を分け合える。
この本の中に例として「ライオン」、「クマゼミ」が載っている。
ライオンの場合はオスが数匹でたくさんのメスを抱えるグループを作ったりする。このオスたちは協同でメスを防衛している。つまり、自分1匹では強いオスに対して防衛できないので、数匹が協力し合う。そして協力によって初めてメスと交尾でき、子孫を残すことができる。
集団として捉えたとき、ダーウィンの適者生存の進化論だけでは説明がつかないことが起きているのである。