米M&Z世代は反トランプ+親パレスチナ(2024)
米M&Z世代は反トランプ+親パレスチナ 選挙の行方を左右する若者たち
2024年6月28日 週刊エコノミスト Online
【執筆者】中村美千代
米国のミレニアル・Z世代は政治に敏感だ。パレスチナ問題が選挙を左右する可能性もある。
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20240709/se1/00m/020/060000c
4章 星空を届ける人 より
世界一つよい女の子
ピッピだ。
「気候のための学校ストライキ」の提唱者、グレタ・トゥーンべりを見た時、ずっと昔に読んだ『長くつ下のピッピ』(アストリッド・リンドグレーン)の記憶がよみがえった。
ピッピはスウェーデンの少女。そばかすと真っ赤なお下げ髪がトレードマークで、いじめっ子や、権威をかさに着ておかしなことを言う大人がいれば、こてんぱんにやっつけてみせる。「世界一つよい女の子」の痛快な物語は、小学生だった私をわくわくさせた。
グレタさんもスウェーデンに暮らし、赤毛ではないけれどお下げ髪。2018年夏、温暖化対策に消極的な大人たちへの抗議活動を、たった1人で始めた。
毎週金曜、学校を休んで国会前に座り込む姿に同世代の若者が共感し、ストやデモは100ヵ国以上に広がった。
さっそくノーベル平和賞候補に推薦されたが、グレタさんは「自分の人気より地球の生命を大切にしたい」と冷静だ。彼女の目には、「環境技術で世界をリードする」と言いながら温暖化を加速させる石炭火力発電所の建設を進めている日本も「おかしな大人」と映る。
「言っていることとやることが正反対で、非常に優柔不断」
ところが日本では、抗議行動がさほど盛り上がらない。自分たちの将来を左右する問題に、無知なのか無関心なのか、それとも声を上げて「わる目立ち」したくないのか。
大人の事情で動く世界は、理不尽なことであふれている。でもそれを「しかたない」「自分1人が行動しても変えられない」とあきらめたら、何も動かないだろう。
グレタさんのように現実を直視し、素朴な怒りを行動に移す「つよい女の子」になるチャンスは、男だって女だって、誰にだってある。
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じじぃの日記。
任期満了に伴う自民党総裁選が、9月12日告示―27日投開票の日程で実施される。
毎日、35度前後の気温が9月を過ぎても続いている。
早く自民党総裁選に名乗りを上げた人からは、地球温暖化対策についてほとんど何も聞かれない。
地球温暖化対策など、票にならないからなのだろうか。
アメリカでは、ペンシルベニア州など激戦州では、Z世代(1990年代半ばから2010年代前半に生まれた世代)も影響を与えそうだ。
次期大統領はハリスさん? トランプさん?
結構、気になります。