じじぃの「ソフトバンクG・英アーム・半導体設計で圧倒的なシェア!日本経済新聞」

ソフトバンクG孫正義社長“肝いり”半導体設計大手の「アーム」アメリカで上場 正式発表|TBS NEWS DIG

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https://www.youtube.com/watch?v=3-8BXAqXFMo

ひろゆき】孫さんが凄いというARM買収の話

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https://www.youtube.com/watch?v=_yLTeDsur9I

iPhoneや世界一のスパコンに採用される「Armアーキテクチャ


日常に潜む情報通信技術の罠 違っているけど似ている スパコンスマホの巻

スパコンの2021年の値は富岳のもの、スマホの最新は2022 年発売のApple社 iPhone14です。iPhone14は17テラFLOPSで、富岳はその26000倍の演算速度、当然のことながら圧倒的な速さです。
しかし、富岳もiPhone14 もARM社製プロセッサを使っている点が共通しています。ARMプロセッサは低消費電力を目的としてスマホ等のモバイル機器で使われてきましたが、スパコンの富岳にも低消費電力と使い勝手という観点で採用されました。
多くのコンピュータ技術がスパコンからワークステーション、PCという流れで汎用化してきましたが、消費電力低減という観点から、低消費電力プロセッサが、モバイルからスパコンへとこれまでとは逆方向に展開したのです。
https://www.hiraku-navi.jp/technology-traps10/

日本経済新聞』 2023年5月2日発行

ソフトバンクG、強まるMBO観測 英アーム上場を申請 より

ソフトバンクグループ(SBG)傘下の英半導体設計大手アームが米国市場での新規株式公開(IPO)を申請した。上場が実現すればアームはSBGにとり中国・アリババ集団に代わる主要資産となり、資金調達手段の多様化などにつながる可能性がある。かねて浮上しているMBO(経営陣が参加する買収)観測も現実味が増す。

SBGは2016年に上場していたアームを約3兆3000億円で買収した。SBGのもとで成長を加速し、再上場させる計画だったが、20年に米半導体大手エヌビディアへの売却に合意。各国の規制当局がエヌビディアによる買収に懸念を示したため22年2月に断念し、SBGのもとで上場準備を進めてきた。

アームは世界の半導体設計で圧倒的なシェアを持ち、SBGの孫正義会長兼社長はアームについて「ものすごい技術革新がある」と自信を見せる。22年11月に開いたSBGの決算会見で孫氏は「今後数年はアームの爆発的な成長に没頭する」と宣言し、その後会見に姿を見せなくなった。アーム上場が実現すれば、孫氏の努力の成果が1つ実ることになる。

調達を多様化

SBGのアーム出資比率は75%で、残りはSBG傘下で人工知能(AI)関連の企業に出資する「ビジョン・ファンド」が保有する。SBGがIPOに伴い売却する株式数などは非公表だが、1日付の発表によると、IPO完了後もアームは引き続き連結子会社で、連結子会社で、連結業績や財政状態に重要な影響はないという。

SBGがアームを上場させる理由のひとつに資金調達手段の多様化がある。SBGは保有する株式を担保に金融機関から巨額を調達してきた。調達手段の中核だったのがアリババで、主にデリバティブ金融派生商品)の一種である先渡し売買契約に活用してきた。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB0110M0R00C23A5000000/

どうでもいい、じじぃの日記。

アーム(ARM)とは何だろう。

ネットで「ARM」をキーにして検索してみた。
コトバンク より
スマートフォンタブレット、その他デジタル情報家電など、一般のパソコンより省コスト、低消費電力で動作する機器で広く利用されているCPUの基本設計を行っている企業の名称で、基本設計のブランド名でもあります。実際のCPUは、ARM社から製造権を取得したいろいろな企業が必要な機能を付け足して製造しています。このようなCPUを「ARM系CPU」と総称することがあります」

2020年、スーパーコンピュータの性能ランキングとして、理化学研究所富士通が開発したスパコン「富岳」がトップを獲得した。
CPU(A64FX)そのものは富士通の設計だが、CPUコアにはArmv8.2-A SVE(Scalable Vector Extension)アーキテクチャが使われている。

ソフトバンクグループ(SBG)は、2016年に英半導体設計大手の「Arm」を買収した。

SBGの孫正義会長は語る。
「この数ヵ月、Armに集中してみたところ、最近になって、『これはすごい!』と思うようになった。Armのこれからの成長のエネルギー、技術革新、成長機会は爆発的なものであることを再発見した」
さらに、
「これからの数年間、私は、Armこのことだけに専念する。Armの爆発的な次の成長に私は没頭する。私はもともと攻めの男である。Armの攻めのところに集中したい」

2024年のスーパーコンピュータのランキングはどうなっているだろうか。

(2022年、コンピューターの計算速度ランキング「TOP500」が5月末に発表され、2020年以来首位を守っていた日本の「富岳」が2位に陥落した。首位に立ったのは初登場の米国製システム「Frontier(フロンティア)」で、米国製システムが2年半ぶりにトップに返り咲いた。計算速度は富岳の約2.5倍だった)