じじぃの「サイバー・認知戦・台湾有事のシナリオ・中ロの友情?報道1930」

“中ロの友情に限界はない” 中国とロシアの“本当の関係” 【6月9日 #報道1930】

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=R5Q8wbrOpA8


書籍 「台湾有事のシナリオ 日本の安全保障を検証する」刊行のお知らせ

2022年1月25日 公益財団法人笹川平和財団のプレスリリース
【書籍の内容】
米・中・露などの大国による新たな戦略的競争の時代に突入した現在、日本がとるべき安全保障政策とその課題は何か。
本書は、米国ヘリテージ財団と繰り返した日米合同研究会を含む研究プロジェクトをベースに、台湾をめぐる軍事衝突について考え得るシナリオを描き出し、日本が直面するであろう課題について考察する。
軍事的緊張が高まる中、連続した情勢判断と意思決定を強いられることになる日本が、今しっかりと考えておかなければならないことは何なのか。豊富な実務経験と研究経験を持つ執筆陣が、最新の知見を提供する。
●主な執筆者
小原凡司  笹川平和財団上席研究員,慶應義塾大学SFC研究所上席所員
森本敏   元防衛大臣拓殖大学顧問
長島純   元空将/防衛大学校総合安全保障研究科非常勤講師,中曽根平和研究所研究顧問
●目次
序 章 国際情勢概観(森本敏
第Ⅰ部 台湾シナリオ
第1章 米中関係と日本の安全保障(森本敏
1 中国の基本的国家戦略
2 バイデン政権の国家安全保障戦略
3 インド太平洋における日本の役割と課題
第2章 台湾シナリオ――米中戦略的競争のホットポイント(小原凡司)
1 インド太平洋地域において最も軍事衝突の可能性が高い台湾
2 台湾シナリオ――まだら模様のグレーゾーン
第3章 台湾シナリオに関与する米中以外のアクター(小原凡司)
1 欧州――トランス・アトランティックと戦略的自立
2 東南アジア――「ASEANの中心性」実現が課題

第Ⅱ部 各種戦
第4章 台湾シナリオと領域横断作戦(長島純)
1 宇宙、サイバー空間、電磁波における作戦(領域横断作戦)
2 日本の課題
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000056619.html

報道1930

2022年6月9日 BS-TBS
【キャスター】若林有子、松原耕二 【コメンテーター】堤伸輔 【ゲスト】宮本雄二(元駐中国大使)、長島純(元空将、中曽根平和研究所研究顧問)、畔蒜泰助(笹川平和財団主任研究員)
アジアの海を舞台に、激しいつばぜり合いを繰り広げる、アメリカと中国。
その影響は、日本国内でも、じわじわと広がっている。
そして、万が一、台湾海峡で軍事衝突が起きれば、日本も決して無関係ではいられない。

中ロの本当の“距離”、政権3期目狙う習主席、抱えるロシアリスク 台湾「侵攻」をめぐる米中“神経戦”の実態

●中国の最大の不安はNATOか…
岸田文雄首相は、今月29、30両日にスペインの首都マドリードで開かれる米欧の軍事同盟、北大西洋条約機構NATO)首脳会議に出席する方向で検討に入った。
ロシアのウクライナ侵攻や、台頭する中国による台湾有事の可能性が指摘される中、米欧と連携を強化する狙いがある。

中国はNATOの結束にどう立ち向かうのか

「戦略概念」とは、NATOの安全保障上の基本文書。
1991年、潜在的脅威は消滅。
1999年、平和のための域外軍事行動を明記。
2010年、ロシアとの対話、協力を促進。

●台湾“半導体”めぐり火花
ロシアは半導体不足で、新しい武器が作れないでいる。
米国の経済制裁に違反して中国がロシアと取引すれば、中国の半導体大手に禁輸措置を講じる可能性があるのでロシアへの軍事援助ができない状態にある。

世界の半導体市場をリードする韓国・日本・台湾に対し、米国政府が「チップ4(Chip4)同盟」の結成を提案した。グローバルサプライチェーンにおいて中国を排除することが目的と見られる。
しかし中国は2025年、核心技術と部品を70%まで自給自足するという「製造2025」政策を発表し、各企業に向けた個別支援と膨大なインフラ投資を進めている。
日本、米国、韓国、台湾の半導体生産能力のシェア、世界の70%。

●認知戦…脳に働きかけ行動を変える戦い
陸・海・空・宇宙空間・サイバー空間の5つに加えて、第6の戦場として注目されている「認知空間」。
人の脳を押さえる「制脳権(脳をコントロールするパワー)」争いが激しさを増している。

今後の戦争について

長島純、「軍事的手段と非軍事的手段の組み合わせ」
非軍事的手段=認知戦→脳に対して直接働きかけて人間の行動を変えてしまう。
https://bs.tbs.co.jp/houdou1930/