じじぃの「北朝鮮・金正恩政権10年・絶対的独裁に揺らぎか?報道1930」

絶対的独裁に揺らぎか…北朝鮮 第1書記 設置の深意と金王朝 【12月27日(月)#報道1930】

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=BxiNqdHEu-Y&t=5s

金正恩総書記“激やせ”映像 権力継承10年 最新の姿公開

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=DrnAqIYeSxU

金正恩氏と軍幹部 実際の権力は軍部が握っている?

「第1書記」を新設した金正恩総書記の頭の中

北朝鮮の権力体制に劇的な変化は生じるのか
2021/06/26 東洋経済オンライン
●重要会議で出てこなかった「第1書記」
今回の党総会で「第1書記」に関する報道がなかったことで、仮説が2つ立てられると思います。
今回、北朝鮮当局は第1書記という職位が設置されたことを北朝鮮国内向けに大きく知らせることはありませんでした。もちろん、第1書記という職位は極めて敏感なものだからこそ、北朝鮮の国営メディアは慎重に接近する必要があったのです。

北朝鮮の高級幹部の中でも、第1書記になりたい人は少ないと思います。なぜなら、この職位はとても危険な職位だからです。金総書記からすれば、第1書記となった幹部はいつでも陰謀者として見なされがちであり、そのぶん粛清される可能性もあります。金総書記の実妹である金与正(キム・ヨジョン)党副部長が第1書記になったとしても、危険性は残るでしょう。でも、下馬評に挙がった趙勇元(チョ・ヨンウォン)党政治局常務委員や崔竜海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員会委員長など金一族ではない人が第1書記になれば、彼らは非常に危険な状況に直面する可能性が高まります。
https://toyokeizai.net/articles/-/436855

報道1930

2021年12月27日 BS-TBS
【キャスター】外山恵理、松原耕二 【コメンテーター】堤伸輔 【ゲスト】伊豆見元(東京国際大学国際戦略研究所特命教授)、平井久志(共同通信客員論説委員)、牧野愛博(朝日新聞外交専門記者)

絶対的独裁に揺らぎか? 北朝鮮に「第一書記」新設の深意と金王朝

金正恩体制10年で見えたもの
来年2月~ 北京冬季五輪
来年3月、 韓国大統領選挙。
来年11月、米国中間選挙
IOC国際オリンピック委員会)が科した資格停止処分のため、北朝鮮は来年の北京冬季五輪に参加できない見通しだ。
北朝鮮への融和維持を最優先の外交政策に掲げる韓国の文在寅政権は五輪を南北関係改善のきっかけとすることを模索しているが、思惑は外れそうだ。

平井久志、「韓国の大統領選挙ぐらいまでは、北朝鮮は現在のある程度自制した動きを続けるんじゃないかという気はする。韓国で保守になるのか進歩になるのか、米国の選挙でどういう結果が出るのかによってずいぶん変わってくると思う」
北朝鮮で何が起こっているのか

ドイツの元駐北大使は、「金正恩氏の政治的立場は弱い。実際の権力は軍部が握っている」と発言。

伊豆見元、「軍は相当後退してきている。人事が頻繁に行われたということには、その中で軍の力が相当削がれる可能性がある」
牧野愛博、「私も将来的には、“君臨すれど統治せず”という方に持っていくんだと思います」
金正恩は絶対的権力者か

金正恩キム・ジョンウン)総書記“激やせ”映像。

金正恩は、朝鮮労働党の総書記。
第1書記のポストは誰になるのか。
牧野愛博、「3つぐらい可能性はあると思いますけど、1つは健康はよくないかもしれないのでスペアとして置いておく。あるいは金正恩かなり好き勝手なことをやっているから、そういう混乱を抑えるためにそういうのを置くのかもしれない。そういう2つの理由だったら金与正(金正恩実妹)が来るでしょうし、あるいは金正恩の権威がかなりもう落ちているから、スケープゴートして第1書記を置くことはあり得る。そういうときは金与正じゃない趙勇元(チョ・ヨンウォン)とかを置く」
伊豆見元、「将来的に党から金ファミリーというのが外れていくんだろうと思っている。権威と権力の分離はおそらく始まるだろうと思うし、権力から金ファミリーは外れていくんじゃないかと思う」
平井久志、「(金正恩は)絶対的権力者ではないのかなと思います。この政権が発足したとき、絶対対的権力者になるのは難しいのではないかと考えた者の1人ですけど、党が力を持って象徴的な首領のようなものになる可能性があるんじゃないかと考えたが、27歳であまり力のなかった。経験のなかった人が次第に個人独裁の道を歩んだ」
https://www.bs-tbs.co.jp/houdou1930/