じじぃの「中国のカトリック信仰!死ぬまでに観ておきたい世界の写真」

Christian Movie | Chronicles of Religious Persecution in China | "Blood Debt"

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=OBUPz4vW2hU

Lu Nan 「The Catholic Faith in China」

Through the Eyes of Lu Nan

May 12, 2015 Maureen Mullarkey
Lu Nan. Shaanxi Province (1995).
Mass is offered in a Catholic’s home in a village with no local church. Mass in a family house is officially prohibited by the government. But “unofficial churches” take the risk.
http://studiomatters.com/through-the-eyes-of-lu-nan

『死ぬまでに観ておきたい 世界の写真 1001』

ポール・ロウ/著、小川浩一、竹村奈央、風早仁美/訳 実業之日本社 2019年発行

中国、陝西省 より

呂楠(ルー・ナン)
撮影年:1995年
撮影地:中国
フォーマット:35mm
マグナム・フォト特派員の呂楠(1962~)は、中国とチベットで撮影した写真を3部作のシリーズにまとめた。この画像は、その第2作目からの1枚である。
『On the Road: The Catholic Faith in China(道の途中:中国のカトリック信仰)』と題されたこのシリーズは1992年から96年にかけて撮影され、そこには非宗教的な中国で暮らす信者たちの姿が収められている。
中国共産党は、1950年代はじめに多くの宗教団体の活動を禁じ、その後毛沢東主席主導の文化大革命の時期になると、一切の宗教を禁止した。信仰を放棄することを拒んだ中国のカトリック団体は、地下へ潜るよりほかなかった。
独特の雰囲気を放つこちらの画像では、とある集会がたったひとつの電球に照らし出されている。誰もが皆、聖体を掲げる司祭に注目し、手を合わせ祈っている。呂のレンズを通して我々が目撃するのは、危険を顧みずに信仰をもち続ける、虐げられた人々だ。
中国の北京で生まれた呂は、社会の片隅に関心をもち、1980年代後半以降いわゆる「忘れられた人々」を写真に収めてきた。その胸を打つ印象的な写真は、見るものにいつまでも消えることのない感銘を与える。