じじぃの「いかに生きるか・コロナ後の時代・離れていてもつながっていよう!倫風」

【漢字トリビア】「心」の成り立ち物語

2017年7月2日 エキサイトニュース
「心」という字は心臓の形を描いた象形文字
漢字の起源となる甲骨文字には、まだ登場していません。
その頃記されていたのは、単純な線で正面から見た人の形を描き、胸の部分に入れ墨を施した絵でした。
人形(ヒトガタ)に魂を吹き込むようなイメージだったのでしょう。
三千年も前からすでに、心臓は生命活動の源であり、思考をする場所であると理解されていたことがうかがえます。
https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoFm_kG1AoZ4MVX/#:~:text=%E3%80%8C%E5%BF%83%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E5%AD%97%E3%81%AF%E5%BF%83%E8%87%93,%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%80%82

『倫風』 2020年9月号

実践倫理宏正会

鎌田實の「人生を味わい尽くせ!」 これからの時代は、”離れていてもつながって”いよう! より

新型コロナウイルス感染対策として、「ソーシャルディスタンス」(社会的距離)が提唱されました。
でも僕は、その言葉には違和感を覚えていました。それは”社会的な分断”をイメージしてしまうからです。
案の定、最近では「フィジカルディスタンス(身体的距離)」という言葉がつかわれるようになってきましたが、それでもまだ不十分です。「フィジカル」な「ディスタンス」は、一歩間違うと「心の距離を取る」ことにつながりかねないからです。人と人との関係は「ディスタンス」ではいけません。こんな時代だからこそ「コネクティング(つながる)」が大事になるのです。
前号で「新型コロナ感染から身を守る方法」をご紹介しました。実はこの防衛術は、「コネクティング」を大事にする心構えにも通じるのです。

生き方そのものをクリーンにするチャンス

例えば「換気」。コロナウイルスの蔓延を防ぐために時々窓を開けることが大切ですが、その時に「心の窓」も開けましょう。自分自身は大丈夫でも、新型コロナに感染して苦しんでいる人や、命がけで働いている医療従事者がいるはず。そんな人たちに「頑張れ!」と心の中でも声をかけてほしい。そういう「他者を思う心」が社会全体に拡がっていけば、苦しむ人がどれだけ励まされることでしょうか。
「手洗い」も一緒です。「心の手洗い」を実践してください。実際に手を洗うようなつもりで、今日1日、1つ1つの出来事を振り返りながら、「これからは何を大事にして生きていこうか」と考えること。そこで練られた思考は、価値観が大きく変わりゆく時代に適応し、力強く生きる支えになるはずです。
「マスク」もそうです。僕たちは「自分の感染予防」を中心に考えがちですが、「自分だけ」という考えは捨てましょう。むしろ「飛沫を外に飛ばして相手に感染させない」ためのものとして意識するのです。それが回り回って社会が、もちろん自分が守られるのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
「ピンポーン!」
「また、雑誌持ってきました」
小太りのおばちゃんが、今年になって毎月やってくるようになった。
「きょうは涼しいけど、もらった梅干しおいしかったです」
「じゃあ、また持ってくるわね」
パラパラと『倫風』 9月号を読んでみた。
「『心の窓』も開けましょう」
「『手洗い』も一緒です。『心の手洗い』を実践してください」
私は「心」は、よく分かりません。
心には、求める心、感じる心、考え話す心があります。それらが心の3要素――欲求・感情・言葉なのです。
とりあえず、「窓を開け」、「手洗い」を心がけます。
「マスク」はスーパーで買い物をするとき、着けるようにします。