米・トランプ大統領 安倍首相を絶賛 「特別な男だ!」
“キーパーソン”菅氏出馬意向固める 石破氏政策づくり本格化
米・トランプ大統領 安倍首相を絶賛 「特別な男だ!」
プライムニュース 「安倍首相“辞任表明” 7年8ヵ月の功罪とは 次期候補の総裁選戦略」
2020年8月31日 BSフジ
【キャスター】竹内友佳、松山俊行 【ゲスト】下村博文（自由民主党選挙対策委員長）、橋本五郎（読売新聞特別編集委員）、田﨑史郎（政治ジャーナリスト）
安倍首相は記者会見を行い辞任の意向を明らかにしたことで、次期首相をめぐる動きが活発化している。
そして新型コロナ対応や厳しい安全保障環境の中、次のリーダーに求められることとは何なのか？安倍首相がこだわった憲法改正などは引き継がれるのか？今後の政局はどうなるのか？
●日米首脳電話会談 4年間を振り返り“2人の関係は並外れたものだ”
先週辞任を表明した安倍首相はきょう午前、米国・トランプ大統領と約30分間、電話で会談。
ホワイトハウスによると、両首脳は会談で4年間を振り返ったほか、「2人の関係は並外れたものだ。今後もすばらしい友情が続くことを楽しみにしている」と語った。
会談後、トランプ大統領はツイッターで「もうすぐ退任する友人・安倍総理とすばらしい会話をした。シンゾーは日本の歴史で最も偉大な総理大臣として認められるだろう。特別な男だ！」と安倍首相を絶賛した。
日米首脳電話会談の後、トランプ大統領はツイッターで「まもなく辞任する私の友人である日本の安倍首相と素晴らしい会話をした。晋三は米国との関係を史上最高のものとした偉大な首相として歴史に刻まれるだろう。特別な男だ！」と絶賛。
各国首脳の中でも安倍首相だけが唯一トランプ大統領の懐に深く入ることができ、ヨーロッパの首脳などはそれを羨む声などもずっとあった。
下村博文、「トランプ大統領のツイッターは最高の褒め言葉。トランプ大統領は民主党の大統領候補、副大統領候補含めて日本人の美学からいってそこまで悪口いうのかということをしょっちゅう言っている。人に対する批判がすごいトランプ大統領が安倍首相に対しては、これだけ褒め言葉を言うのは世界の首脳の中でも辞めるとはいえ、ここまでは言及しないという最大の褒め言葉。トランプ大統領と安倍首相の個人的な信頼関係によって日米関係は相当プラスになったことは間違いない」
●自民党総裁選 菅官房長官・支持広げる
安倍首相の後継を選ぶ自民党総裁選挙の動きが本格化しており、出馬の意向を固めた菅官房長官が着々と支持を広げている。
菅官房長官は今までポスト安倍について、これまで「全く考えていない」と繰り返し否定してきた、きょうは「控えたい」と述べ、従来の表現を初めて変えた。
橋本五郎、「菅さんは、安倍政権の下で自分はナンバー2として安倍さんを支えてきた。周りからは安倍さんを一番知っているのは菅さんだということになったのではないか」
竹内友佳、「菅官房長官は周りから推される形で出馬したのか」
下村博文、「二階堂さんが安倍政権の継続性では菅さんがいいのではないか、ということで菅さんに声をかけたのではないか」
菅官房長官をめぐって、自民党内では二階派に続き、党内第2派閥の麻生派も菅支持の方針を固めた。
さらに菅官房長官は夕方、自身に近い衆議院グループから出馬要請を受けたほか、参議院の菅グループも独自に会合を開き、総裁選に向けた結束を確認。
菅官房長官は総裁選の日程が固まり次第、正式に出馬を表明する方向で調整を進めている。
この菅官房長官への支持の広がりを受けて、麻生派・河野防衛相は出馬を見送る意向を固めた。
一方、出馬を明言している岸田政調会長は安倍首相や竹下派・竹下元総務会長ら党内有力者と会談し直接協力を求めた。
また、きょう国会内で派閥の会合を行った石破元幹事長は夕方、記者団に対し「最終的に判断をそう遠くない時期にしなければいけない。多くの方々の思いを裏切るようなことはあってはならない」と述べ、自らの出馬について近く最終判断する考えを示した。
【提言】 「次の総理・総裁に求められるもの」
下村博文 「with コロナ after コロナ 新たな国家ビジョン」
コロナと共存する社会。政治家は新たな社会でどういうビジョンを持って国を引っ張っていくか。
橋本五郎 「誠」
誠心誠意 国民に向き合う。政治への信頼を取り戻す。
田﨑史郎 「改革の深化」
もし菅さんが総理になったら、大きな改革の旗を掲げてやってほしい。
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