じじぃの「バラ色の時代・週休3日制がスタンダードになる?怖すぎる未来年表」

Future of Humanity. AI will create 'useless class' of human

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=PeOacAo10cE

“useless classes” in human society

『動物と機械から離れて―AIが変える世界と人間の未来』

菅付雅信/著 新潮社 2019年発行

仕事の代替は古くて新しい問題である より

UBI(ユニバーサル・ベーシック・インカム)を提唱するのは彼だけではない。「欧州の当ら数知性」とも呼ばれるオランダの歴史家ルトガー・ブレグマンは、2016年に『隷属なき道――AIとの競争に勝つ ベーシック・インカムと1日3時間労働』を上梓した。そこでブレグマンは3つのアイデア――UBIの導入、週15時間労働へのシフト、そして国境線の解放――を提案している。AIが仕事を代替する社会においては。この3つの組み合わせこそが処方箋になる得るのだという。
また日本では、駒澤大学経済学部准教授の井上智洋がラディカルなUBI支持者として注目を集め続けてきた。井上は2019年5月に出版した『純粋機械化経済――頭脳資本主義と日本の没落』にて、ユヴァル・ノア・ハラリの『ホモ・デウス』に出てくる「無用者階級」という言葉を参照しながら、未来の社会は『無用階級』『不老階級』に二極化すると警鐘を鳴らす。そして、技術による失業についてのさまざまなデータを引用しながら、UBIのような包括的な社会保障制度の必要性を強調している。

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『怖すぎる未来年表』

未来予測研究倶楽部/編 学研プラス 2018年発行

2028年 バラ色の時代の到来か? 週休3日制がスタンダードになる? より

週休3日制が今から10年以内に一般的になるという、勤労者にtっては夢のような可能性が高まっている。
文部科学省は、2020年の東京オリンピックパラリンピックに向けて、「夢ビジョン」という政策を打ち出しているが、その中で週休3日制も提唱されているのである。
それをすでに実現している国がオランダだ。オランダでは、同一労働同一賃金が当たり前で正社員も非正規社員も同じ扱いになり、ワークシェアリング(勤労者同士で雇用を分け合うこと)も定着している。
日本でもヤフージャパンが週休3日制導入を発表し、ユニクロも1日10時間X週4日勤務の週休3日制を導入している。
このような制度は企業にとっても、離職者を少なくするために有効な方策だといえる。
ただし、週休3日制にはデメリットもいくつかある。
まずは給料が少なくなる可能性があることだ。残業減の政策が実地されて残業代が減らされ、さらに給料そのものまで減らされたら、サラリーマンにとっては大打撃になる。
オランダでは、給料の減少分を政府が補填する政策を実施することで、この問題を解決している。日本もそうすればよいという意見もあるが、それはオランダの消費税が21パーセントだからできたことかもしれない。
さらに、週休3日制は結局のところ公務員と大企業に恩恵をもたらすだけで、中小企業には無縁どころか、他人が休むために負担を強いられるのではないかという危惧もある。

また、少ない時間で効率よく仕事をすることを企業から求められるため、じっくりと仕事をするタイプの人は就職しづらくなったり、退職を迫られたりする可能性もあるのだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
2030年、バラ色の時代の到来か? 週休3日制がスタンダードになっている?
日本の労働生産性は、40年以上も前から先進国では最下位なのだそうだ。
イスラエル歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリの著書『ホモ・デウス』によれば、未来の社会は「無用階級」と「不老階級」に二極化するという。
実は、現在アメリカの「ラストベルト」と呼ばれるかつての工業地帯で白人の自殺者が増加しているらしい。
一説には、AI化が進み労働で人間を必要としない時代がすでにきているらしい。
韓国映画『パラサイト 半地下の家族』が今年アカデミー賞作品賞を獲得した。
格差と貧困という、日本にとっても人ごとではない社会問題を主題にしたものだ。
10年後、世界はバラ色の時代になっているのでしょうか。