じじぃの「ヒートショック・あの元野球監督も風呂場で死んだ!その習慣は間違い」

&研究室〈お風呂編①〉前編 油断は大敵!ヒートショック

西部ガス
冬になると話題にのぼるヒートショック。正しい理解がないと、脳卒中心筋梗塞などを引き起こす危険性を高めてしまいます。ヒートショックの落とし穴や予防法への意識を見直しましょう。
https://www.saibugas.co.jp/home/and/articles/detail.php?id=55

『その習慣、じつは大間違い!』

博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2019年発行

「健康診断で『血圧が正常』だから安心」は間違い! より

健康診断では必須の検査である血圧測定。血圧とは心臓から流れる血液が血管を押す力のことで、その診断基準における正常値は最高血圧が140mmHg未満、最低血圧が90mmHg未満とされている(家庭血液は最高135mmHg未満、最低血圧が85mmHg未満)。
「健康診断では、いつも正常範囲だから安心」という人もいるかもしれない。だが、油断は禁物だ。じつはふだんの血圧が正常値でも、1日のある時間帯だけ血圧が急上昇するケースもある。それが「血圧サージ」と呼ばれる現象だ。
サージとは英語で「波のように押し寄せる」という意味で、まさに血圧が大きく波打つ状態を表現している。そして、血圧サージがくり返されると、細い血管に突発的な圧力がかかるため、高血圧の人よりも脳や心臓の病気にかかりやすくなるといわれている。
じっさい、2014年に行なわれた2万人以上の日本人を対象にした調査では、高血圧の人の脳血管障害などのリスクが通常の約1.4倍であったのにたいし、血圧サージが疑われる人のリスクは約2.5倍であったという。
では、この危険な血圧サージは、どのようにして引き起こされるのか。
血圧サージに大きく影響するのは、交感神経の活性化とされている。交感神経は自律線形の一種で、身体が緊張したときなどに心拍数を上げたり、血管を収縮させたりする働きがある。ところが、この交感神経が何かのきっかけで変調をきたすと、血圧が乱高下する状態に陥るのだ。
そのおもな要因としては、食事やストレス、飲酒、喫煙、また激しい運動などが挙げられる。たとえば「イライラしてのタバコを吸う」「急いで食事をする」「遅刻しそうなので駅まで走る」などの要因が重なると、交感神経が異常に興奮し、血圧サージが起こりやすい状態になるとされる。

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どうでもいい、じじぃの日記。
2月11日深夜、野球評論家 野村克也さんが虚血性心不全のため84歳で亡くなった。
高齢者が浴室で死亡するケースは、交通事故死より多いとの統計がある。
高齢者の死亡事故のうち浴槽で溺れるなど、入浴中の死亡者数が2016年は約4,800人で、交通事故による高齢者の死亡者数約3,100人を約1,700人上回っている。
特に冬場は、急激な寒暖差で脳出血心筋梗塞などを引き起こす「ヒートショック」の危険性が指摘されている。
急激な寒暖差によって血圧が乱高下したり脈拍が変動したりして、身体に悪影響を及ぼすことをヒートショックと呼ぶ。
暖房の入っている場所から寒い脱衣室に移動し服を脱ぐことによって交感神経が強く刺激されると、血圧は30~40ほど急上昇する。そこで熱いお湯にいきなり入ると熱の刺激でまた血圧が上昇する。
じじばばは、41度を避けて、40度のお風呂に入りましょうね。
41度はあの世に行くトリガー温度らしい。(ぬるめのお湯に入れということ)