じじぃの「終末時計の更新・細菌やウイルスの反乱・人間がいなくなる日!なぜ科学を学ぶのか」

特番『門田隆将氏初登場! 何を隠しているのか?すべて暴いた!疫病2020』ゲスト:作家・ジャーナリスト 門田隆将氏

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人類滅亡まで残り100秒 「終末時計」が過去最短に (20/01/24)

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武漢生物兵器計画に関連する2つの研究所」【ワシントン発 ビル・ガーツの目】

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中国科学院武漢病毒研究所

夕刊フジ』 2020年1月29日発行

新型肺炎」感染者10万人超“隠蔽”か!? 外部の支援拒絶“保身政策”でパンデミック寸前 より

湖北省での感染者数は10万人を超え、病院が地獄と化し、助けを求めてパニックになっている。それなのに、省政府は事実隠蔽のため『物資は十分ある』と語り、外部からの援助を拒絶している」
封鎖された武漢市にある湖北航天医院の医師が「意を決して」外界に訴えたという内容が、1月25日ごろから複数の中国語メディアに報じられた。「10万人」という数字は当然、中国当局の発表ではない。
ただ、WHO(世界保健機関)にも助言を行っている、英インペリアル・カレッジ・ロンドンの感染症に関する研究センターの研究者、ニール・ファーガソン氏も「10万人の感染の可能性がある」と語っており、27日にガーディアンなど英メディアが報じている。
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●「武漢P4研究室」への懸念
こうしたなか、米国のバイオセーフティー専門家や科学者らが注目しているのが、武漢市の海鮮市場から川を隔てて32キロほどにある「中国科学院武漢病毒研究所」の存在だ。同研究所には、SARS重症急性呼吸器症候群)や、エボラ出血熱といった危険な病原体を研究するために指定された中国で唯一の研究室「武漢P4研究室」がある。
同研究室は2018年1月に開設されたが、その前年より、米国のバイオセーフティー専門家や科学者が、英科学誌『ネイチャー』などで、「同研究室からウイルスが“脱出”する可能性」への懸念を表明していた。
新型肺炎が感染拡大した後、武漢P4研究室の責任者が発言した記事はみつからない。
武漢市では、激増中の感染者に対処するため、新たに1000床の病院を突貫建設中だが、他でも建設中との話もある。ただ、今現在、ワクチンや特効薬はない。とすると、中国当局は、死を待つばかりの重症患者の隔離病床を準備しているのだろうか…。
また、武漢民族宗教事務委員会の前主任が、感染によって死去したことが26日、分かった。中国共産党地方幹部の“第1号死者”である。
昨年10月、米ジョンズ・ホプキンス大学健康安全保障センターの科学者、エリック・トナー氏が、今回の新型肺炎と同類の、致命的なコロナウイルスが「パンデミック」規模に達する場合のシミュレーションを行っていた。
これによると、「18ヵ月以内に、世界中で6500万人が感染により死亡する可能性がある」という。想像を絶する「不吉な警告」というしかない。「人命ファースト」とは到底言い難い、習政権や中国共産党の足元が揺らぐ最悪の事態に今後、発展しないとはかぎらない。

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『なぜ科学を学ぶのか』

池内了/著 ちくまプリマー新書 2019年発行

科学の二面性 マイナスの結果:弊害 より

最近、私に対して高校生たちの集会で「科学から見た人類絶滅」について講演するよう依頼がありました。高校生が人類絶滅のことを頭に浮かべていることにちょっと驚いたのですが、今のまま野放図に生きていたら人類が絶滅するかもしれない、と心配する若者たちが増えてきたためではないかと思いました。あまりに社会の変化が速いため、それについていくのは大変、と感じているためかもしれません。そこで私は、「人類が開発した科学・技術が原因となって人類絶滅を招く可能性」として、以下の6つの問題を挙げてみました。
(1)環境異変:地球環境の悪化が異常気象を招いて農作物の不作が続き、二酸化炭素の増加によって灼熱地獄となり、環境ホルモン作用により人類が弱体化し、病気が蔓延して絶滅する。
(2)戦争技術の拡大:核兵器が廃棄できないまま核戦争が起こったり、キラーロボットのような自立型AI(人工知能)兵器が登場して人類の制御が利かなくなったり、生態系を改変して不妊のメスばかりに変えてしまうような大量破壊生物兵器が開発されたりするような、人類自身が危険な兵器を作り出して自らを殺傷して絶滅する。
(3)資源獲得競争の勃発:化石燃料・地下資源が枯渇に向かっており、特に人口繊維や人工樹脂や医薬品や油脂や塗料などに使われている万能の素材や石油、レアーアースのような非常に役に立つが希少な金属資源などの獲得をめぐって世界中で大戦争が起こり、人類が互いに殺し合い、地球を放射能汚染してしまい絶滅する。
(4)遺伝子操作の安易な使用:遺伝子改変技術が非常に簡単になり、人間の勝手な都合で動植物や人間自身の遺伝子を書き換えることで、生物進化が自然選択から人為選択になって人類の遺伝子の健全性が失われて絶滅する。クローン人間の作成や人体の改造によって人間のコピーや代用人間ができるようになると、人間尾差別が生じて必然的に不安定な社会になっていく危険性もあり得るだろう。
(5)細菌・ウイルスの反乱:抗生物質の耐性が強まって治療できない細菌類が増加しているとともに、エボラ出血熱ウイルスのようなこれまで隠れていた悪性のウイルスが密林の開発によって人間社会に姿を現している。さらに、遺伝子操作や合成生物学や生物兵器作成によって人間の手で新たに合成された殺人ウイルスが出現するなど、人類が制御できない細菌やウイルスが蔓延して絶滅する。
(6)技術の恩恵の結果、かえって人類がひ弱になる:技術により人間固有の能力を喪失する一方、人類は技術を抜きにして生きられなくなり、世界中の人類が同じような暮らしをするようになって、ヒトの一様化や農作物の一様化が進んで、伝染病によって一気に絶滅する。
この6つの人類絶滅のストーリーは、いずれも私たちが謳歌している科学・技術がもたらした成果が原因となっています。むろん、極端な状況を考えているため、そんなことにはならないだろうと誰でも思うでしょう。しかし、「蟻の一穴」という言葉もあるように、最初は小さな綻びに過ぎなかったのが、それがもとになって取り返しがつかない危険へとどんどん発展し拡大してゆくことがあります。