じじぃの「中国の特殊部隊・プレッシャーが招く過剰反応!事実はなぜ人を変えられないのか」

要請なしに香港の中国軍が活動?デモ隊の障害物撤去(19/11/17)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=SgaqWGz5hKo

パニックなニャンコ

報道1930

2019年11月28日 BS-TBS
【キャスター】高畑百合子、松原耕二 【コメンテーター】堤伸輔(雑誌編集者) 【ゲスト】藤崎一郎(元駐米大使)、木村太郎(ジャーナリスト)、津上俊哉(日本国際問題研究所・客員研究員)、小原凡司(笹川平和財団上席研究員)

香港に駐留する人民解放軍の軍人が、16日に市街地へ出て道路を封鎖する柵やれんがを撤去する「ボランティア活動」に参加した。

●なぜ? 中国人民解放軍の特殊部隊が香港に
小原凡司氏は彼らの背中の文字(「雪楓(雪楓特殊戦大隊)」に注目した。
雪楓特選営とは新疆ウイグル自治区などの西部地区を担当する精鋭の特殊部隊。
シャツに書かれたオオカミのマークはその中でもテロ制圧を担当する者(対テロ特殊部隊)を意味する。
小原凡司、「中国共産党が香港をテロが起こっている地域と断定。その抗議活動をテロ行為として弾圧するためにそうした部隊が既に香港に入っていることを見せて抗議活動をしている人たちに恐怖を与えるという目的がある」
米国で「香港人権民主主義法」が成立したことについて。
木村太郎、「ユダヤ人から見ればウイグル弾圧はホロコーストと同じに見える。米国にはユダヤ人が多い。米国は今後きびしく中国の人権弾圧にあたるだろう」
https://www.bs-tbs.co.jp/houdou1930/

『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』

ターリ・シャーロット/著、上原直子/訳 白揚社 2019年発行

プレッシャーが招く悲観主義 より

脅威にさらされると、あらかじめプログラムされている心理的反応が引き起こされる――ストレスだ。進化が私たちにこの反応を見につけさせたのは、それが生存に役立つからである。たとえばあなたが野生のアンテロープ(ウシ科の動物)で、1頭のライオンがこちらに向かって突進してくるとしよう。たちまちコルチゾールのようなストレスホルモンが分泌されて、心拍数の増加や息切れなどの連鎖反応が生じる。無駄なことに使う余力はないから、緊急性のない機能はいったん休止だ。免疫系や消化器系、生殖器系が一時的に良く製される。傷の治癒や1時間前に飲み込んだものの消化にかまけている暇はない。もっているすべての力を、「その瞬間を生き延びる」という1つの目的に集中させるのだ。
人間は、アンテロープが経験するような差し迫った危険に身をさらすことはめったにないが、それでも頻繁にストレスを感じる。返済中のローンでも、仕事の締め切りでも、競技場での手強いライバルでも、身体はそれらに反応してコルチゾールを分泌する。
ラッシュ時の交通渋滞や、なかなか進まないスタバの列といった比較的穏やかな状況さえ、本格的なストレス反応を引き起こしかねない。
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このメカニズムには、間違いなく利点があるはずだ。あなたがアンテロープで、まわりにお腹の空かせたライオンがたくさんいたとしたら、捕食者が近くにいることを示す兆候を見逃したくはないだろう。治安の悪い地域に住んでいる場合も同様で、危険な空気を敏感に感じ取ることで、命が助かることもある。

問題は、こうした本能が過剰反応の原因にもなる得る点だ。

たとえば、カリフォルニア州地震があると、アイオワ州に住んでいるにもかかわらず高額な地震保険に加入する人がいる。別の例として、2015年11月13日に起きたパリ同時多発テロ事件について考えてみよう。光の都パリの一般市民が襲撃されたニュースは、瞬く間に世界中を駆け巡った。あらゆる地域の住人が身の危険を案じ、結果として世界的なパニックが起きた。これによって人々は、ネガティブなマスコミ報道を過度に警戒するようになり、続いて生命の危険を必要以上に懸念するようになった。そしてしばらくは「安全策」を採って、外出するよりも家に閉じこもり、大都市へ行くのを避けた。

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どうでもいい、じじぃの日記。
人間以外で、顔の表情が変化する動物はいるのだろうか。
ニャンコはパニックに陥ると、顔に変化が出るみたいだ。