じじぃの「シャチ・海洋の最強生物・異常な残虐性はどこからくるのか!禁断の雑学」

頭部を海面から出して辺りの様子をうかがうスパイホッピング

最強の海洋生物 シャチの生態と知恵

●シャチの「スパイホッピング
頭部を海面から出して辺りの様子をうかがうスパイホッピング。氷上のアザラシの位置を確認しています。
http://outdoor.ymnext.com/inform-29.html

『禁断の雑学』

黒い雑学研究会/編 彩図社 2018年発行

シャチは獲物を海面に叩きつけていたぶる遊びをする より

海洋の最強生物の異名を持つ大型哺乳類、それがシャチだ。シャチはクジラの一種で、体調はおよそ6メートルから9メートル。全ての歯は円錐状で、食いちぎることに特化され、約2メートルある背びれは獲物の殴打に使われるなど、戦闘能力は極めて高い。
その戦闘能力ゆえにだろうか、シャチには他の動物には見られない奇妙な習性がある。それは、捕まえたアザラシやセイウチなどの獲物を、投げ飛ばしたり、海面に叩きつけたりする行為だ。
その姿は獲物をいたぶっているようにしか見えないが、一説には子どもに狩りを教える目的があるという。獲物を衰弱させることで、子どもが安全に獲物の練習をできるようにしているわけだ。獲物にすれば踏んだり蹴ったりだが、目的はあくまで練習なので、エサにする必要がなければ獲物をそのまま放置することもあるという。
実際、シャチが一度捕えたアザラシを陸上に投げ戻した例や、シャチの噛み跡が多く残ったミンククジラが、生きたまま発見された例もある。獰猛なシャチの攻撃から逃れることは至難の業なので、最初から狩りの練習台だったとしてもおかしくはない。

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どうでもいい、じじぃの日記。
シャチ、イルカはクジラの仲間だ。
これらクジラ類は仲間意識が強く、人間と同じように協調性に優れているそうだ。
シャチはアザラシが浮氷塊の上にいるのを見つけると、仲間を集め、その氷塊に向かって巨大な波を起こし、氷塊を揺らしてアザラシを洗い流す。
その後でアザラシを突ついたり、口にくわえたり、背中に乗せたりして遊ぶのだそうだ。
その後、アザラシを別の浮氷塊の上に戻してやったりすることもある。
はたから見ると残虐な感じがするが、人間にも同じようなことをする奴がいる。