じじぃの「糸口見えぬ日韓関係・課題山積・日本外交・茂木敏充新外相に直撃!プライムニュース」

外務大臣に茂木氏を起用へ 貿易交渉の手腕を評価か(19/09/05)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=bq138uDVeDw

外相ポストについた茂木敏充

プライムニュース 「“課題山積”日本外交 茂木敏充新外相に直撃 糸口見えぬ日韓関係は」

2019年9月13日 BSフジ
【キャスター】長野美郷、反町理 【ゲスト】茂木敏充外務大臣 自由民主党衆議院議員 前半)、浅羽祐樹(同志社大学教授 後半)、李泳采(恵泉女学園大学教授 後半)
第4次安倍再改造内閣が11日に発足した。悪化が続く日韓関係を中心に、多くの外交課題をめぐって難しい舵取りを迫られる外相には、これまで経済財政担当相として日米貿易交渉に尽力した茂木敏充氏が就任した。“ポスト安倍”を睨んだ次世代リーダー候補を揃えた組閣とも囁かれる中、“経済通”の外相としてどのように存在感を示していく方針なのか。
一方、「徴用工」の問題に端を発し、「戦後最悪」ともいわれる日韓関係をめぐっては、韓国政府が11日、日本による優遇措置の撤廃についてWTO世界貿易機関に提訴することを発表。関係改善に向けた端緒すら見いだせない状況が、依然として続いている。就任まもない茂木外相が、直面する外交課題にどう取り組もうと考えているのか、本音に迫る。
また番組後半では、日韓の新閣僚が両国関係に与える影響ついて、有識者とともに深掘りする。
●茂木新外相“就任初”生出演! “最悪”日韓関係の打開策は
長野美郷、「韓国では茂木さんについてどんな報道を立てているのか」

茂木氏は「タフネゴシエーター」 (韓国・中央日報

・厳しい貿易交渉のパートナーだった茂木を米国側は“手にあまる相手”という意味でとニックネームを付けた
・過去の著作によれば、茂木の外交観は相手の懐に飛び込み押し引きする『柔道型』
・就任後に外務省で記者会見した際、『包容力と強さを兼ね備えた外交』を強調したが、どう韓日関係に適用するかが注目される」
長野美郷、「茂木さんについて韓国では『タフネゴシエーター』と『柔道型』という側面で捉えているようです」
茂木敏充、「タフネゴシエーターは英語で良い言葉。手にあまるというより、素晴らしい交渉者という意味。仮に私のやり方が柔道であれば寝技ではなく、きれいな一本勝ちをしようという正当法でやっていこうと思っている。国際社会の多様性が尊重されなければいけない。その中で調整力を発揮することがG20、G7、様々な国際機関においても日本の役割。これがまさに一つの包容力。一方で、包容力は力強さことで、力強さはTPP11でもそうだが、自由貿易体制、21世紀型の新しいルールを作り、日本がこういうものを引っ張っ包容力を発揮し、基本方針は曲げずに時には毅然と行動することが力強さだと思う」
反町理、「日本統治時代の朝鮮人徴用(徴用工)問題は『1965年締結の日韓基本条約や日韓請求権協定で解決済みだ』との立場をとっていくのか」
茂木敏充、「この問題は解決済の問題です。一方的に韓国が破った。このことで日本から球を投げることはありえない。韓国でも様々な世論がある。政策は政権交代が起きれば変わるのはどの国でもあることだが、国際間の約束は守らなければならない。岸田外相時代に日韓の間で合意したこと、国際的にも認知されたことを日本は守り実行してきた。政権が変わったから覆すことは国際社会から見て疑問符がつく」
【提言】 「こう望む! 茂木外交」
茂木敏充 「包容力と力強さを兼ね備えた外交」
 包容力。多様性を尊重してその中で日本が調整力を発揮していく。日本がリーダーシップを発揮し、同時に行動力を発揮し、さらには事に臨んでは毅然とした態度で臨む。これを兼ねそなえた外交を展開していきたい。
http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html

夕刊フジ 2019年9月10日発行』

対韓国「茂木外相&河野防衛相」は最強タッグ 小川榮太郎氏「実務面で“けんか”ができる人材」 より

安倍晋三首相は11日に断行する内閣改造で、外相に茂木敏充経済再生相を、防衛相に河野太郎外相を起用する意向を固めた。ともに政界屈指の国際派であり、国益を死守する姿勢では抜きんでている。当然、「反日」で暴走する韓国の文在寅ムン・ジェイン)政権にも毅然(きぜん)と対応する人事だ。安倍政権を長年ウオッチし、『徹底検証 安倍政権の功罪』(悟空出版)の著書もある文芸評論家の小川榮太郎氏に聞いた。
茂木氏は米ハーバード大学大学院の卒業生で、河野氏は米ジョージタウン大を卒業した。英語力やディベート力が高く、国際感覚も豊かだ。2人は今後、日本の外交と安全保障を担当し、日本版NSC国家安全保障会議)のメンバーになる。
小川氏は「外交と安全保障が一体化するなか、司令塔となるNSCに入れる人材をどう確保するかが、政権運営上、非常に重要な課題となっている。『強い外交づくり』は安倍首相一人だけでは厳しい。他国とタフに交渉でき、首相を支える国際派の人材が、いまこそ必要なのだ。安倍首相のそうした強い意欲が、茂木、河野両氏の人事に現れている」と指摘する。
国際政治では、軍事力は外交手段の1つと考えられている。外相と防衛相は、同盟国や友好国などと、安全保障協力を深化させる枠組み「2プラス2」(外務・防衛担当閣僚会合)にも名を連ねる。各国とも、国民を守り、国益を死守するため必死なのだ。
小川氏は「茂木氏は日米貿易交渉で米国と対等に渡り合った。河野氏には強い発信力がある。2人とも、『対外交渉では一歩も引かない』ことを体現してきた。良い意味で『実務面で“けんか”ができる人材』と証明した。安倍首相からすれば、『やっと2人が、ここまで勝ち上がってきてくれた』という思いではないか」と分析する。