じじぃの「ウラモジタテハ・南米のチョウに描かれた謎の数字・88・89・80?理系の疑問」

butterflies from guatemala mariposa 88 u 89 una diaethria

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=iPV1YChn9e0

ウラモジタテハ(Diaethria)

『理系の素朴な大疑問』

博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2019年発行

南米のチョウに描かれた謎の数字とは? より

南米に生息するウラモジタテハ(写真.画像参照)なるチョウには、羽の裏面に謎の数字が描かれている。
日本で話題になった人面魚のように、たまたまそのように見えるというのではなく、たしかに数字としか読めない模様が描かれているのだ。しかも、チョウの種類によって描かれた数字も違うというのだから不思議である。
たとえば、クリナメ・ウラモジタテハの場合は88、セロビナ・ウラモジタテハは89、アカネ・ウラモジタテハは80といった具合。まるで識別番号のようである。
例によって「宇宙人が、なんらかの実験や調査の識別のためにつけたものではないか」という噂が絶えない。
しかし、冷静に「チョウの遺伝子情報のなかに8を基本とするパターンがあり、それがある部分が消えることによって0や9に見えるのだろう?」という説がある。
また、「遺伝子情報のなかに模様をつくるものがあり、それが表出したときに数字に見えるのだろう」と判断する学者もいる。
想像力たくましい宇宙人説は、話としてはおもしろいが、信憑性という部分でどうも分(ぶ)が悪い……。

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どうでもいい、じじぃの日記。
南米に生息するウラモジタテハなるチョウには、羽の裏面に「88」「89」「80」の数字が描かれている。
このチョウは英名Eighty(80)と呼ばれているのだそうだ。
8を横にすると∞となり、無限という意味になる。
8(八)という数字は、中国では縁起がいい数字とされてきた。