じじぃの「酵素入り洗濯洗剤・スプーン1杯で驚きの白さ!身近にあふれる科学」

花王アタック 高活性バイオEX

「コレで生活が変わった!」日本のスゴイ発明ベスト17

2019年5月18日 テレビ朝日
【司会】 田中裕二爆笑問題)、太田光爆笑問題
●洗濯洗剤
花王が開発した酵素入りコンパクト洗剤が第16位にランクイン。
昔はカップ何杯もの量だったのが、今はスプーン1杯に!コンパクト化に成功したのは「コピー機インク」のおかげ?
1位  ウォシュレット
2位  蚊取り線香
3位  カップヌードル
4位  回転寿司
5位  レトルト食品
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14位 トマト栽培(接ぎ木)
15位 乾電池

16位 酵素入りコンパクト洗剤

17位 ヤクルト
https://www.tv-asahi.co.jp/shisatsudan/backnumber/2019/0098/

図解 身近にあふれる「科学」が3時間でわかる本

左巻健男/著 明日香出版社 2018年発行

酵素入りの洗剤はふつうの洗剤と何がちがうの? より

洗剤に含まれる酵素は、汚れを水の中で化学的に分解し、細かくなることを助ける働きがあります。
私たちが食べ物を食べると、消化酵素が食べ物を消化分解してくれるのと同じように、酵素は汚れを細かく分解することで、汚れを衣類からはがれやすくする働きがあります。界面活性剤が汚れをひきはがす作業を楽にしてくれるのです。
酵素はその働きによって、タンパク質分解酵素(プロテアーゼ)、脂質分解酵素(リパーゼ)、デンプン分解酵素(アミラーゼ)、繊維分解酵素セルラーゼ)などの種類に分かれ、対応する汚れが異なります。
酵素は、冷たい水よりも温かいお湯のほうが、働きがよくなります。ただし酵素自身もタンパク質ですから、熱湯のような高温では固まってしまいます。
またタンパク質系の汚れの場合は、汚れの成分も固まってしまい、繊維へこびりついてしまう可能性があります。最適な温度は36~37℃ぐらいの場合が多いようです。
強い酸やアルカリにも弱く、中性に近い状態で最も力を発揮します。
汚れの分解には時間がかかるので、ぬるま湯に30分から1時間ほどつけおきにしてから洗うと、より高い効果が期待できるでしょう。

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どうでもいい、じじぃの日記。
5月18日、テレビ朝日 「コレで生活が変わった!」日本のスゴイ発明ベスト17 を観た。
17位の「ヤクルト」から始まって、16位は「酵素入りコンパクト洗剤」だ。
洗剤なんてどこのメーカーのものも同じだ、と思っていませんか?
「スプーン1杯で驚きの白さ」
コピー機に使われる粉がヒントになって生まれたのが、酵素入り小型濃縮洗剤「アタック」なのだという。
たかが、洗濯洗剤。されど洗濯洗剤なのでした。