じじぃの「スイス・ベルギーの安楽死!安楽死を遂げるまで」

安楽死

ウィキペディアWikipedia) より
他人による積極的安楽死を法律で認めている国
スイス - 1942年
アメリカ(オレゴン州) - 1994年「尊厳死法 (Death with Dignity Act)」成立
オランダ - 2001年「安楽死法」可決。
ベルギー - 2002年「安楽死法」可決。
ルクセンブルク - 2008年「安楽死法」可決。
アメリカ(ワシントン州モンタナ州) - 2009年
アメリカ(バーモント州) - 2013年
アメリカ(ニューメキシコ州) - 2014年
アメリカ(カリフォルニア州) - 2015年
カナダ - 2016年
オーストラリア(ビクトリア州) - 2017年
韓国 - 2017年

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日本人が安楽死できるのは世界でスイスのみ 相場は約150~200万円

2018年1月29日 ライブドアニュース
脚本家の橋田壽賀子氏(92)が「私は安楽死で死にたい」と宣言をしたことが話題を集めた。
日本では認められていないが、海外には安楽死を認めている国がある。いったい費用はいくらかかるのか。『安楽死を遂げるまで』(小学館)の著者・宮下洋一氏は「200万円で十分可能」と実状を紹介する――。
http://news.livedoor.com/article/detail/14223995/

安楽死を遂げるまで』

宮下洋一/著 小学館 2017年発行

精神疾患者が安楽死できる国「ベルギー」 より

ベルギーで、安楽死が容認されたのは、15年前の2002年5月のことだった。当時、リベラル勢力が政権内で台頭し、市民の声が反映されやすい時代を迎えていた。
オランダがボトムアップ市民運動で法を勝ち取ったのに対し、ベルギーはその隣国の法を、刑法改正しないまま、自国スタイルに適用された点に特徴がある。一定要件を満たして実施した場合、殺人罪に問わないという「解釈」を定めたことで安楽死を認めた。だからだろうか、ベルギーで安楽死は「自然死」とみなして教えられる。また、安楽死は健康保険の対象になっていない。
この国では、注射による積極的安楽死のみが認められ、自殺幇助は除外された。その理由について、「カトリック教国では、自殺は人殺し以上の罪だという信仰があるから」といった専門家の声があるが、私が現地で取材しても、その確たるところは掴めなかった。
ただし、法的には認められていなくても、安楽死の運用面を事後チェックする「安楽死の管理評価連邦委員会」が、自殺幇助は法的要件を満たしていると解釈し、黙認しているケースもあるという。
安楽死に至るまでの流れは、オランダとほぼ同様である。
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同委員会によると、「報告された安楽死」の件数は、02年の24件から10年の953件へと、毎年、着実に増加を続け、15年には2022件に到達した。16年までに1万4753人が安楽死を遂げたといわれている。
2014年2月の法改正で、年齢制限のない未成年に対する安楽死を容認した。2年後の16年9月、私がベルギー取材を終えた数ヵ月後には、実際に未青年(年齢と性別は明らかにされていない)に安楽死を適用したと報道されている。
ブリュッセルに本部を置く「欧州生命倫理研究所」が発表した安楽死の統計(2014-15年)の内訳を見る。安楽死を選ぶ患者の病因は癌が圧倒的多数を占めるが、全体の5%は精神疾患である(「安楽死の管理評価連邦委員会」の15年数値だと約3%)。

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どうでもいい、じじぃの日記。
宮下洋一著『安楽死を遂げるまで』の本によると、ベルギー安楽死者の内訳では圧倒的に多いのが「がん」67.8%で、「精神疾患」は3~5%だ。
自殺と安楽死はどこが違うか。
自殺は自ら命を絶つのに対して、安楽死は他人が関与し死をもたらすことだ。
自殺と安楽死の内訳は似ているが、自殺の場合は経済的な要因が10%ぐらいある。
70歳を超えた私は、3ヵ月後に死のうが3年後に死のうが同じような気がしている。
首吊り自殺の場合は3~5分内で、死ぬらしい。
あまり人に迷惑をかけないで、死ねたらと思う。