じじぃの「科学夜話・はやぶさ2・小惑星に着陸成功・探査支える町工場の衝突装置!WBS」

Japan's Hayabusa-2 space probe brings rare asteroid samples to Earth | DW News

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=pac5ZZTjIl0

小惑星探査機「はやぶさ2」...砂採取の鍵 衝突装置は福島県

2019年02月02日 みんゆうNet
ミッションの流れはこうだ。探査機はまず、衝突装置を切り離し、小惑星の裏側に退避する。爆発によって猛スピードで打ち出された銅板が弾丸状に変形、小惑星表面に衝突し、人工クレーターをつくる。探査機は被弾を回避し、クレーターに着陸して砂などを採取する。
小惑星に人工クレーターをつくる「衝突装置」(インパクター)の設計と爆薬の製造は、日本工機白河製造所(西郷村)が担った。
同社はJAXAの公募がきっかけで、2011(平成23)年1月、プロジェクトに参画。社員約10人の少数精鋭でつくるプロジェクトチームを結成し、衝突装置の基本設計が始まったが、完成までには幾多の困難があった
衝突装置には同社のほかにも県内企業の技術が採用されている。爆薬が詰められた容器の製造は石川製作所(鏡石町)と子会社のタマテック(同町)、容器と銅板の溶接は東成イービー東北(郡山市)が手掛けた。まさに、福島発の技術が結集した衝突装置だ。試料採取の前段階となるデータ収集などでは、会津大の技術が重要な役割を担っている。
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20190202-347678.php

ワールドビジネスサテライト

2019年2月22日 テレビ東京 より
【キャスター】大江麻理子 【コメンテーター】滝田洋一(日本経済新聞 編集委員
●探査支える町工場技術 「はやぶさ2」が「りゅうぐう」に着陸成功!
日本の宇宙開発の歴史に新たな1ページが刻まれました。
日本の探査機「はやぶさ2」が地球から約3億4,000万キロメートル離れた「小惑星りゅうぐう」への着陸に成功しました。
しかし、はやぶさ2にとって本当のヤマ場ともいえる世界初のミッションがこの後、待ち受けています。WBSではそれを支える町工場を取材しました。
石川製作所が関わったのがはやぶさ2の衝突装置。
今後、世界初のミッションを担うものです。
衝突装置を切り離すとはやぶさ2本体は小惑星の裏側に退避。
すると衝突装置が小惑星の上空で爆発。
容器に入れた火薬を爆発させると、銅板が丸い玉に変形しながら飛ぶ仕組みです。
弾丸を秒速2キロのスピードで地表に打ち込みます。
衝突装置はステンレス+銅の組み合わせだが、ステンレスの肉厚1ミリの肉厚加工の経験は未知だった。
1年以上の試行錯誤の後、わずか1ミリという薄さを実現した。
爆発が収まったら地表にできた人工クレーターにはやぶさ2が着陸。
表面より深い部分の岩石を採取します。
石川製作所の吉田武さん、「壮大な計画の一端を担った。われわれの誇りです」
https://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_172167