じじぃの「科学・芸術_746_QRコード決済」

PayPay「第2弾100億円キャンペーン」の内容を詳しく解説!2019年2月12日開始!

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=T67E9xV01H8

今話題のQRコード決済。何を使えばいい?

PayPay、楽天Pay、LINE Pay……今話題のQRコード決済。何を使えばいい?

2019.01.21 エイ出版社
●日本の現金主義もそろそろ終わっていいはず
「100億円あげちゃう」キャンペーンで一躍名を馳せたPayPay。
おなじみのLINEの延長線上で使えるLINE Pay。ドコモのポイントが使えるd払い。その他にも楽天PayやOrigami Pay……などさまざまなサービスが一斉に始まったQRコード払い。みなさんは使ってらっしゃるだろうか?
https://www.ei-publishing.co.jp/articles/detail/flick-479063/

報道1930 (追加)

2019年6月4日 BS-TBS
【司会】松原耕二、出水麻衣 【コメンテーター】堤伸輔(雑誌編集長) 【ゲスト】宮本雄二(元中国特命全権大使)、興梠一郎(神田外語大学教授)、阿古智子(東京大学准教授)
●国民をランク付け? 中国「社会信用システム」とは…
「社会的信用スコア」について。
信用情報至上の社会が目前に? 中国ではアリペイ(支付宝)とそのQRコードが社会を席巻している。さまざまなモノやサービスがアリペイで決済できるようになり、アリババは毎年8月8日を「無現金の日」とするなど、現金を使わない社会の実現に向け、アリペイなどネット決済の普及の旗振り役を務めている。

中国 「国民を点数化、ランク付け」(2020年までに適用する方針)

上位:住宅ローンの審査、病院での診察、海外渡航の審査で優遇。
下位(罰):氏名がブラックリストに掲載、航空機への搭乗×、高速列車での移動×、不動産の購入×、子どもの進学にも影響。
宮本雄二、「働こうという意欲とか何かをやろうという意欲はどうして作り出すのか、監視社会で、自分で考えて何かやっていくという人たちはいなくなる可能性がある」
https://www.bs-tbs.co.jp/houdou1930/

『暗号技術の教科書』

吹田智章/著 ラトルズ 2018年発行

クレジットから電子マネーへ より

日本国内でのプリペイド電子マネーカードとして初めて全国的規模で登場したのは2001年、FeliCaチップを搭載したEdyカード(現、楽天Edy)だ。
2001年に登場したSuicaにも2004年にはショッピング機能が加わり、NTTドコモの携帯電話には「おサイフケータイ」が登場した。おサイフケータイはユーザーの囲い込みはおこなわれず決済インフラとしての普及を優先し、他キャリアにもライセンスされたことから大きく広がることとなった。
2005年にはドコモのiD、JCBQUICPayが登場する。2007年のnanaco(セブン・カードシステム)、WAONイオンリテール)、PASMOなど交通系カード、いずれにも非接触ICカードにはFeliCaチップが搭載されている。2014年に登場したauWALLETのみ、非接触ICカードNFCを採用している。交通系プリペイドカード、Suicaや私鉄系のカードは、いちいち小銭を出して切符を買う必要が無く、電車の乗り換えもスムーズといった利便性から首都圏では一気に広がることとなった。
一方、多くの電子マネーが登場したが、いずれも使用できる店舗が限られユーザーの囲い込みをおこなっており、利便性に対するネックとなっている。プリペイドカードを複数持つなどまったく馬鹿げた話だ。日本での電子マネー普及には、大小多くの店舗をカバーできるサービスの登場が必須であろう。
一方でスマートフォンの登場により、より便利なサービスが利用できるモバイルペイメントが本格化しつつある。おサイフケータイは海外に進出することはできていないが、海外からはApple Payが上陸した。iPhone上に複数のクレジットカードやSuicaを登録して利用することが可能で、クレジットカード利用時の煩雑さが低減される。暗号化により高いセキュリティが保たれている。
米国ではStarbucksのアプリを利用すれば、スマートフォンで注文を選択し、アプリ画面のバーコードで注文と決済を済ませることができる。決済時にはクレジットカード情報ではなく、暗号化されたコードを送り、決済会社でデータベースからクレジットカード情報を参照する。このためスマートフォンにカード情報を保存する必要がなく、POSを狙ったハッキングに対しても安心なのだ。
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一方、中国ではQRコード決済が主流でおこなわれており、その背景にはスマートフォンの普及にある。2004年に始まった阿里巴巴集団アリババ・グループ)のAlipay(支付宝)、メッセージアプリWeChat(微信)のテンセント(騰訊)が2012年に始めたWeChat Payが中国での2大サービスだ。
使用方法は幾通りかあり、店舗にQRコードを提示して支払いをおこなう方法や、店舗のQRコードを読み取り、金額を入力して送信すれば支払いが済むといった方法もある。ストリート・ミュジシャンに投げ銭? もできてしまう。
スマートフォン本体の個体情報、SIMカード情報などを鍵に利用して個人認証が可能になる。後は暗号化通信で送金データを送ることでQRコード決済が実現できることが想像できるであろう。