じじぃの「こそあど言葉・これってもしかしたら認知症!ずぼら老後のすすめ」

こんな感じです (^^;;

精神科医が教える ちょこっとずぼら老後のすすめ』 保坂隆/著 海竜者 2018年発行
ちょっとの物忘れでクヨクヨしない より
「あれです、あれ」
「え〜っと、それ、なんて言いましたっけ?」
シニアの患者さんに問診していると、このような答えが返ってくることがよくあります。いわゆる「こそあど言葉」というもので、固有名詞を忘れたときに使うと、なんとなく話が通じてしまう、とても便利な言葉です。
私も、相手の言いたいことはそれとなくわかるのですが、あえてわからないふりをして、「あれって何ですか?」「それと言われましても……」と聞き返すことにしています。
もちろん、意地悪でやっているわけではありませんよ。その人の脳を活性化させようとして、”心を鬼にして”やっているのです。
でも、これをあまりやりすぎると、「最近、物忘れがひどくなって……。もう歳ってことなんでしょうね」と落ち込んでしまう人もいます。
そんなときは「でも、生活をするうえで困ったことはありませんよね?」と、聞くことにしています。
すると、あれこれ思い返しながら「たしかにそうですが」と答える人がほとんどのため、「それなら、心配することなどありませんよ」とお伝えしています。
そもそも、人の記憶力というのは思っているほど立派なものではありません。ある研究によると、健康な人でも覚えたことの42%をわずか20分で忘れてしまうそうです。その後も記憶はどんどん消えて、24時間後には74%、そして1週間後には77%も忘れてしまうといいます。
なかには、過去をすべて覚えているという人(ハイパーサイメシア=超記憶症候群)もいますが、全世界でわずか20人ほどしか存在しません。
つまり、ほとんどの人の脳は忘れっぽくできているというわけ。これに加え、加齢とともに記憶力は低下していきますから、1週間前のことを2割しか覚えていなくても、「物忘れがひどい」と悲観することはないのです。
最近は、「物忘れがひどくなって、認知症の前触れではないかと不安なんです」と言って来院するシニアが増えていますが、このような心配もあまり必要はないとお伝えしています。
なぜなら「物忘れがひどくなった」と自覚している時点で、認知症ではない可能性ではない可能性が高いからです。認知症の人は、「物忘れをした」ではなく、「あなたが言っていることは(絶対に)起きていない」という反応を見せるのが一般的です。
それでも物忘れをもう少し改善したいという人もいるでしょう。そんな人には「身近に辞書を置いておくといいですよ」とアドバイスしています。

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どうでもいい、じじぃの日記。
最近、車の車庫入れが満足にできなくなった。
スーパーやコンビニの駐車場で1回できちんと車寄せしたことがないのだ。
これってもしかしたら、認知症パーキンソン病