じじぃの「ボケ老人・ガスコンロ・自分をほめてあげたい鈍感力?ずぼら老後のすすめ」

ガスコンロが点火しなくなった

精神科医が教える ちょこっとずぼら老後のすすめ』 保坂隆/著 海竜者 2018年発行
忘れられるのは、老人の大きな力です より
「最近、物忘れがひどくて、ミスが多い」
そう言う人のなかには、やってしまったミスをいつまでも忘れられず、すっかり落ち込んでしまう人がいます。
「また失敗してしまった」「余計なことを話してしまった」「どうして、あんなことをしちゃったんだろう」などと、何度も思い返して後悔しているわけです。
しかも、「こんなことで失敗するなんて、歳をとったからだな」「やっぱり歳をとると情けない」などと思い、ますます自己嫌悪に陥ったりします。
大切なことを忘れてしまうのは、もちろん困ることが多いでしょう。でも、小さなミスなら、むしろ忘れてしまったほうがいいと思います。
相手を傷つけるようなことを口にしてしまったと思ったとき、相手が本気で怒ったら、その場で何か言ってくるはず。もし、そのまま話が流れているなら相手はあまり気にしていないのかも。それなら、蒸し返すこともないでしょう。
作家の赤瀬川源平さんは「老人力」という言葉を使いました。これまで老人のマイナス面と考えられてきたことをプラスに評価したのです。物忘れや世迷言(よまいごと)、ため息などが頻発するようであれば、それは、「老人力が身についてきた」というのです。
もちろん、「まだ老人ではない」「自分は若い頃と変わらずにいたい」と憤慨する人もいるでしょうが、「老人力」という力を認めると、ふと力が抜けて、世の中が変わって見えるのではないでしょうか。
まわりの人に心遣いのできない人もいますが、そうした人を「無神経な人だ」と思わずに、「鈍感力のある人」とプラスに評価して呼んでみると、ちょっと印象が変わりますね。それと同じです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
先日、台所のガステーブルの点火つまみが故障してしまった。
ニチガスに電話して見てもらったら、もう寿命なんだとか。
だいたい、電気製品の耐用年数は10年なんだとか。
今年は、電気洗濯機が故障したし、何だかんだでお金がかかった。
ガスが点火しなくなって、あわてて携帯用ガスコンロを買ってしまった。
携帯用ガスコンロなんて、この後使うことがあるのだろうか。
こういうのを年寄りの「老人力」とか「鈍感力」というらしい。
トホホのホ。