じじぃの「バラフエダイ・美味しい魚にも毒がある?雑学王」

バラフエダイ

世界仰天ニュース 「毒を持つ魚の恐怖」 2016年6月29日 日本テレビ
【司会】笑福亭鶴瓶中居正広
沖縄の市場に並ぶカラフルな魚たち。
しかしその中に、我々の身に危険を及ぼす魚が。
その日は沖縄県の離島に住む祖母から、魚が送られてきていた。
赤くてキレイな魚。祖母はかわいい娘家族のため、一番大きくて立派な魚を選んだという。
しかしこの魚が大変な騒動を巻き起こす。
http://www.ntv.co.jp/gyoten/backnumber/article/20160629_02.html
『プレミアム雑学王』 博学こだわり倶楽部/編 KAWADE夢文庫 2017年発行
フグにあたって命を落とす確率は、ズバリ何%? より
日本では古来、フグを食べてきたが、お上によって何度も調理を禁じられてもいる。大阪では「あたると死ぬ」ところから「てっぽう」と呼ばれる。
現在、フグを調理するには、一般の調理師免許に加え、各都道府県の定める免許が必要になる。それでも毎年、中毒者がでる。厚生労働省の統計によると、平成15〜28年の14年間で547人がふぐによる食中毒になり、17人が命を落としている。致死率は3.1%だ。
ちなみに中毒になった人の66%、命を落とした人の71%は、家庭で調理したフグを食べていたケースである。まったくのシロウトがフグをさばくことはまずないので、ある程度の知識をもった人が失敗するケースが多いとみられる。
毒にあたると、口や唇がしびれ、それが広がっていく。さらに呼吸筋が麻痺して呼吸困難に陥り、死亡することもある。フグの毒に対する血清や解毒剤は、まだ開発されていないので、呼吸困難がおさまるまで呼吸器をつなげておくことが唯一の治療法となる。

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どうでもいい、じじぃの日記。
フグとかイシガキダイとかバラフエダイとかの海の魚は、自ら毒を持っているわけではない。淡水で飼育した場合は毒は持っていない。
渦鞭毛藻(ウズベンモウソウ)などの有毒プランクトンを食べる魚に毒が蓄積するのだとか。
タイに似たバラフエダイは、フグより強い毒を持っていることがある。
ついでに、これらの魚を食べて、下痢や腹痛が起きても根本的な治療法はないのだそうです。
美味しい魚にも毒があるのです?