じじぃの「国際宇宙ステーション(ISS)から飛び降りたらどうなる!とんでもない死に方の科学」

Shooting stars 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=qMBDkeKMoZI
宇宙空間から飛び降りたら

北朝鮮が発射するICBM大陸間弾道ミサイル)のメカニズムを解説
ICBM実用化にはいくつかの関門が
ICBMを実用化しようとするなら、これらに加えて、ミサイルを宇宙空間へ送ったあとに再び戻さなければいけません。ミサイル開発のもう1つの難しさはこの大気圏再突入です。
ICBMが難しいのは、宇宙空間へ飛び出す他の弾道ミサイルにくらべて大気圏に突入する際の速度が速く、時速21,600キロメートル以上になるからです。さらに再突入の際には太陽の表面温度と同じぐらいの熱さになります。
当然金属は溶けてしまうので、特殊な保護剤を使わなければ地上に到達する前にばらばらになってしまいます。
https://logmi.jp/236279
『とんでもない死に方の科学 もし●●したら、あなたはこう死ぬ』 コーディー・キャシディー、ポール・ドハティー/著、梶山あゆみ/訳 河出書房新社 2018年発行
宇宙空間からスカイダイビングしたら より
スカイダイビングの世界最高高度記録は4万1419メートル。2014年10月にグーグル社副社長のアラン・ユースタスが、ニューメキシコ州で打ちたてたものである。このときは音速を超える時速1322キロで落下したためにソニックブームが起き、その大音響は地上まで届いた。でも、ユースタスは「宇宙空間」からダイブしたわけじゃない。じゃあどこからが宇宙空間かといえば、「地上100キロ以上」と定義されている。誰かが適当に線を引いたような気がしなくもないが、そこには立派な理由がある。でもあなたはそんな理由にまるで興味がなく、とにかく世界記録を更新しるんだと決めてしまったとしよう。しかも、そう簡単に記録が敗られちゃ困るので、国際宇宙ステーションISS)から飛びおりることにする。高度約400キロからだ。
まずは宇宙服と酸素を調達して、しばらく生きていられるようにする必要がある。ISSを離れて最初の難題は、行きたい場所にどうやってたどり着くかだ。あなたもISSと同じように地球に向かって落下してはいるのだが、やはりISSと同じように秒速約8キロで横向きに動いてもいる。この横への移動が速すぎて、地球に落ちたくても落ちていけない。これが「軌道」というものだ。少しややこしいが、こんなふうに考えてみてほしい。仮に地球に山がなく、空気抵抗もないとしよう。誰かがあなたを大砲から撃ちだして、あなたは地上2メートルの高さを秒速8キロで飛んでいく。重力が働いて、その2メートルの高さからあなたを引きずりおろそうとするものの、その間にあなたはずいぶん先まで進んでいるため、地面もまた(地球が球体だから)2メートル分下がっている。ISSの場合も同じで、高さがずいぶん違うだけだ。
ISSから飛びだしたら、地球に落ちていくことについてはなんの手助けもいらない。すぐに重力が働いてちゃんと面倒をみてくれる。だが、そのままでは横向きのスピードをゆるめることができず、それができない限りいつまでたっても地球に降りられない。そこで、あなたのために減速用のロケットエンジンをプレゼントするとしよう。ソユーズ宇宙船が地球に帰還するときと同じことをやるわけだ。
横向きのスピードが落ちると、やがて例の(適当に決めた)地上100キロの高度に差しかかる。この時点であなたの落下速度はマッハ25(つまり音速の25倍)、世界最速の有人飛行機は高高度超音速実験機の「X-15」でかつてマッハ6.7という記録を叩きだしたことがある。(ロケットにコックピットをつけたようなものだと思えばいい)。ところが機体が溶けだしてしまったため、その速さを持続させることことはできなかった。
あなたの速度はその数倍だ。マッハ25は人類史上最速とはいえないものの(アポロ10号が大気圏に再突入したときに、マッハ32を記録)、かなりいい線まで迫っている。しかも、アポロの乗組員が熱シールドに守られていたのに対し、あなたにはそれがない。
となると、ちょっとばかり厄介なことがもちあがる。マッハ25といえば時速3万キロ超だ。国際宇宙ステーションの高度なら大気がほとんどないからそれでもいいが、大気圏に入れば空気が濃くなって速度が落ち始める。
その減速のプロセスが苦痛を伴う。なにしろ、進行方向にある空気がなかなかどいてくれない。そのせいで色々な問題がもちあがるわけだが、とりあえず大きな3つに絞るとしよう。
まずひとつは、体にG力がかかることだ。減速が短時間のうちに起きるため、あなたの体重は1時間に2000キロを超える。アメリカ空軍のジョン・スタップ大佐が証明したように、人間は一瞬なら46Gに耐えられるものの、あなたの場合は何秒にもわたって30Gを受けつづけるわけだから間違いなく命はない。気道や肺のようにほかより柔らかい部分は、負荷がかかって潰れるだろう。
     ・
一般的な流れ星の例に漏れず、あなたのひとかけらとも地上に降りてくることはない。少なくともしばらくのあいだは、代わりにあなたはばらばらのプラズマとなって、大気中を軽やかに漂うことになる。

                          • -

どうでもいい、じじぃの日記。
国際宇宙ステーションISS)から地球に向かって飛び降りたらどうなるのだろうか。
まずは、宇宙遊泳用の宇宙服を着て方向を調節できる銃を用意するのだろうか。
大気圏に突入したら、1600℃を超える熱を浴びることになる。
落下するのが人間でなく小さな衛星だったら、流れ星のようになるのだろう。
人間の場合は、宇宙服が焼けこげ皮膚が燃えて炭化し、体の分子が原子に分解される。
まあ、宇宙の火葬場だと思えばそれもありなのかなあ。