じじぃの「ブラックホールに呑みこまれたらどうなる!とんでもない死に方の科学」

もしもブラックホールが発生したら black hole experiment 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=3YezJ4a-qWQ
ブラックホール捉えた世界の望遠鏡 (2019.4.11)

Black Hole Toilet

まもなく人類はブラックホールを直接見られるかもしれない(本間 希樹) 2017.04.29 ブルーバックス
「巨大ブラックホール」――それは一言でいえば「究極」の天体です。
ありとあらゆる天体の中で最も重力が強いのが「ブラックホール」で、その中でも最も大きくて重い種族が「巨大ブラックホール」です。
筆者らは現在この本の執筆中も、電波望遠鏡で巨大ブラックホールを直接写真に収めようという国際プロジェクトを推進中です。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/51544
『とんでもない死に方の科学 もし●●したら、あなたはこう死ぬ』 コーディー・キャシディー、ポール・ドハティー/著、梶山あゆみ/訳 河出書房新社 2018年発行
読書中にいきなりこの本がブラックホールになったら より
大型ハドロン衝突型加速器の建設が計画されたとき、陽子が衝突するエネルギーで微小なブラックホールが生まれ、地球を呑みこむんじゃないかとの懸念の声が一部から上がった。幸い、そんなことにはならなかった。ブラックホールをつくるのは、今のところ私たちの手に余る。そしてそれはいいことでもある。どんなに小さくても、ブラックホールは避けるに越したことがないからだ。たとえばこの本がどこまでも小さく潰れてブラックホールになったとすると、いくつかのことが起きるが、どれひとつとして楽しいものはない。
十分な小ささにまで圧縮できれば、なんだってブラックホールになれる。ほとんどの物体がそうならないのは、そこまで小さくする手立てがないからだ。ブラックホールをつくれるだけの力があるのは、私たちの知る限り巨大恒星の重力だけである。
すべての物体は自らの重力場をもつ。だが、ブラックホールをつくれるほどの重力を有するのは、本当に大きな(太陽の20倍以上の質量の)恒星だけだ。
ただし、ビッグバンのさなかには、巨大恒星より小さな物体(たとえば本書)であっても、潰れてブラックホールになるような力が生みだされた可能性がある。
何がいいたいかというと、読みおわったとたんに本書がブラックホール化するとは考えにくいものの、100パーセント不可能じゃないということだ。そしてもしも実際にそうなったら、急いで逃げたほうがいい。
仮にこの本の重さを500グラムとしようか。縮んでブラックホールになったとしてもその質量は変わらず、ただうんとうんと小さくなるだけである。ざっと計算して、陽子の1兆分の1の小ささ。その陽子だって、原子のほんの一部にすぎないわけだが。
スティーブン・ホーキングの計算によればブラックホールは完全に真っ黒(ブラック)なわけじゃなく、少しずつ「ホーキング放射」が漏れだしていっていずれ蒸発する。大型のブラックホールならそこまでいくのに時間がかかるものの(天の川銀河の中心にあるブラックホールでは10の100乗年先)、この微小な「とんでもない死に方の科学ブラックホール)の場合は、ブラックホールになった一瞬あとにはもう消えうせているはずだ。
だからって、静かにひっそりと幕が閉じられると思ったら大間違い。その一瞬のあいだに、本書は広島型原爆の500倍のエネルギーで爆発する。強烈な閃光が放たれ、X線ガンマ線を含む様々な電磁波が一帯に降りそそぐ。空気は電離(イオン化)し、高温となり、ぼうっと輝く。巨大な衝撃波が何キロにもわたって広がり、ビルをなぎ倒す。
あなたの周囲もあなた自身も、完膚なきまで破壊されるだろう。

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どうでもいい、じじぃの日記。
日々の生活を送る中で、ふと違和感を覚える空間があるかもしれない。
空間は歪んでいるのだが、その空間の極端な歪みをブラックホールと呼ぶ。
愛する友人、愛する家族が突然、この世からいなくなるのはこのブラックホールに吸い込まれたためかもしれない。
実際毎日のように、自宅のトイレであなたの大事なXXXがブラックホールへと吸い込まれているのだ。 (ウソです)