全国的に平年より高い予想です
今年の冬は寒い?暖冬の可能性も(2018年-2019年) 2018/9/26 RSS Feed
冬の気温は北日本で平年並み、東日本は平年並みか高め、西日本と沖縄では、平年より高めの予想。
気象庁の長期予報から、秋から冬にかけての気温予想をまとめています。10月以降に「エルニーニョ現象」が発生する確率が60%で、暖冬の可能性も出ています。
https://www.teguchi.info/weather/winter/
『ヒトはなぜ病み、老いるのか―寿命の生物学』 若原正己/著 新日本出版社 2017年発行
感染症と免疫系 より
ダーウィン医学の本質を知るために、風邪の原因と対策を考えてみる。誰でも風邪をひいて具合が悪くなった経験があるだろうが、風邪は単一の病原体だけではなく非常に多様な原因でかかる。ひとことで言えば、その辺にたくさんいるさまざまなウィルスに感染して風邪の症状があらわれる。
とりあえず、風邪の原因となる代表的なウィルスを上げておくと、鼻やのどに感染するコロナウィルス、ライノウィルス、アデノウィルスがいる。さらに腸に感染するエンテロウィルス、集団食中毒で問題になるノロウィルス、ロタウィルスなどがいて、さまざまな症状をもたらす。
風邪の症状は、咳、鼻水、くしゃみ、発熱だ。なぜ咳や鼻水がでるのか。それらのすべての症状は、ウィルスを身体から外へ出そうとす防御反応だ。
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風邪はいろいろなウィルスが原因だが、ウィルスに感染すると先に説明したように細胞性免疫がはたらいて、インターロイキンという物質が産生される。インターロイキンが細胞にはたらきかけてプロスタグランジンを作る。そのプロスタグランジンが血中を流れて脳にたどり着き視床下部の温度設定を上げるので、結局体の熱、体温が急激に上がる。その結果、ウィルスの増殖が抑えられて風邪が治るのだが、ここで薬を飲むケースを考えてみよう。
よく効くのは今述べたアスピリンだが、アスピリンはプロスタグランジンの合成を阻害する。ある酵素をはたらかなくして、アラキドン酸という前駆物質からプロスタグランジンになる反応を止めてしまう。プロスタグランジンがなければ視床下部は元のままの温度設定だから熱がでない。発熱が抑えられる。その結果免疫系は抑制され、ウィルスの増殖を抑えることはできにくくなる。風邪がぶり返すことがあるのはよくあるのはそのせいだ。
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普通の解熱剤、痛みどめ、咳止めなどは風邪のウィルスには効かないことを強調しておこう。咳をするとウィルスが飛びちるので、咳止めくらいは良いが、解熱剤を飲んで積極的に熱を下げるのはあまり推奨できない。
最近ウィルスの活動を抑制する薬品が開発された。インフルエンザに効くタミフルなどだ。タミフルは中華料理の材料である八角からとられた物質で、ウィルスの増殖を抑制する作用がある。タミフルはウィルスを直接殺すわけではなく、ウィルスが宿主細胞から別の細胞へと感染を広げるのを阻害する。
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どうでもいい、じじぃの日記。
今年の夏は猛暑日が続いた。埼玉県熊谷では41.℃を超えた。
振り返ってみると、今年の夏はゴキブリ、蚊がなぜかあまり見なかった。
8月に、そのゴキブリを新聞紙を片手に追いかけていて、テーブルの端に足の膝をぶつけてしまった。
大した傷でもないのに、なかなか治らずに大きく腫れてただれてしまった。
これも、免疫不全疾患の一種なのかなあ。
今年の冬は、暖冬の可能性もあるとのこと。
とにかく、とほほのほ。