じじぃの「科学・芸術_606_プルームテクトニクス(地球変動のメカニズム)」

Hawaii's Hotspot 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=bYv6V5EJAKc
  プルームテクトニクス (blog.goo.ne.jp HPより)

プルームテクトニクス ヘボのアルバム
ではプレートを動かす犯人は?
地球の内部では奴豪い事が起きている!!!!!
そこには、硬くて高温のマグマが対流していてユックリとではあるが掻き回されている。熱いマグマはハワイ近傍とアフリカで湧き上がり、ユーラシア大陸の中国や南米辺りに沈み込んでいる! このマグマの沸き上がりと沈み込みでプレートが動かされる!!!
スーパープルームが、ハワイやタヒチ、アフリカの真下にある事が発見された。同時に、冷たい下降流:コールドプルームが、中国の直下と南米大陸の真下にある事も判った。
既に、4億年前、超バンゲア大陸が出来、2億年前、これが分裂し、現在は総ての大陸がユーラシア大陸に向って移動している事は述べた。
最近の研究で、大陸の離合集散は、このスーパープルーム、コールドプルームが深く関わっている事が判ってきた・・・
https://blog.goo.ne.jp/gokurakutonbo11/e/fad8628a3d5953a66d555464993494e0
フォッサマグナ 日本列島を分断する巨大地溝の正体』 藤岡換太郎/著 ブルーバックス 2018年発行
スーパープルームとは何か より
地殻を引き裂いて背弧を拡大させるほどの大量のプルームは、正しくは「スーパープルーム」と呼ばれるものです(図.画像参照)。地球内部は地下670kmのところで上部マントルと下部マントルに分かれています。そして地下2900kmからは、金属からなる核になります。プルームは通常、670〜2900kmの深部に存在します。プルームの材料となるのは、海溝から沈み込んできたプレートです。プレートは670kmのところでいったん停滞したあと、重くなるとさらに下に沈み込んでいき、深さ2900kmに達します。そこでプレートはプルームと一体になります。
地下2900kmのところにプレートが大量にたまると、高温のプルームが大量につくられます。すると、670kmのラインを越えて地上に向かう。大規模な上昇流となります。
反対に、670kmより上のラインにプレートが大量にたまると、低温のプルームが大量につくられます。それらはマントル最深部に向かって沈む大規模な下降流となります。
このように、地下670kmのラインを越えて上昇あるいは下降すり大規模なプルームが、スーパープルームです。高温のものをスーパーホットプルーム、低温のものをスーパーコールドプルームといいます。東アフリカには巨大リフト(断裂)をつくったり、南太平洋にタヒチなどの火山島の列をつくったりしたのはスーパーホットプルームのしわざです。一方で、日本を含むユーラシア大陸の下ではスーパーコールドプルームが下降しているとみられています。
こうしたスーパープルームの上昇と下降がプルームテクトニクスと呼ばれるものです。プルームはマントルの対流を引き起こし、マントルの上にあるプレートが移動する原動力となります。ウェゲナーの大陸移動説に始まるプルームテクトニクスという考え方は、プレートが移動する原動力を説明できないことが長年の難題だったのですが、プルームテクトニクスが提唱されたことで、仮説から定説となったのです。プルームテクトニクスを提唱したのは深尾良夫や丸山茂徳でした。