じじぃの「科学・芸術_238_公民権運動の母・バス・ボイコット運動」

Rosa Parks- Documentary 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=1kOIWBv5dh8
Civil rights movement ROSA PARKS

ローザ・パークス ウィキペディアWikipedia) より
ローザ・“リー”・ルイーズ・マコーリー・パークス(Rosa "Lee" Louise McCauley Parks, 1913年2月4日 - 2005年10月24日)は、アメリカ合衆国公民権運動活動家。
1955年にアラバマ州モンゴメリーで公営バスの運転手の命令に背いて白人に席を譲るのを拒み、人種分離法違反の容疑で逮捕されて著名となる。これを契機にモンゴメリー・バス・ボイコット事件が勃発。アフリカ系アメリカ人(黒人)による公民権運動の導火線となったことで、ローザは米国史における文化的象徴と見なされ、米国連邦議会から「公民権運動の母」と呼ばれた。
人権擁護運動の共有財産(共有遺産)として、その行動は国際的に高く評価されている。

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公民権運動の先駆者ローザ・パークスさんの遺品を競売へ 2008年07月28日 AFPBB News
公民権運動の先駆けとして知られる故ローザ・パークスRosa Parks)さんゆかりの品々が競売にかけられることになった。米競売会社ガーンジーズ(Guernsey's)が26日明らかにした。
http://www.afpbb.com/articles/-/2423529
『世界の特別な1日未来に残したい100の報道写真』 マルゲリータ・ジャコーザ、その他/著、村田綾子/訳 日経ナショナル ジオグラフィック 2017年発行
1956年12月21日 米国、アラバマ州モンゴメリー ローザ・パークスと市民的不服従 (一部抜粋しています)
1955年12月1日の夕方、アラバマ州モンゴメリーの百貨店で働くローザ・パークスは、多くの人と同じく1日の仕事を終え、帰途についていた。彼女は42歳で疲れてはいたものの、それはいつもと変わらなかった。だが彼女は、いいなりにさせられることに疲れ果てていた。バスに乗った彼女は、白人席と黒人席の中間にある白人優先席に座った。そのうちバスは混みはじめ、何人かの白人が立っていたため、運転手はローザに席を譲るように命じた。ところが彼女は、毅然とし堂々とした態度で「いいえ」と拒否して、逮捕された。
こうした出来事はこれがはじめてではなかった。だが彼女の一件をきっかけに、かつてないほど多くのアフリカ系アメリカ人が権利に目覚めた。そして、市民的不服従運動がはじまり、歴史的な勝利をおさめることになる。12月5日、モンゴメリーの黒人社会はバス・ボイコット運動を組織する。そして、米国最高裁判所が公共交通機関での人種隔離を違憲とする判決を下すまで、ボイコットは381日間続いたのである。
1956年12月21日 、ローザ・パークスは新しい時代のバスに乗車した最初のアフリカ系アメリカ人のひとりだった。この写真はこれからもずっと、この日を記念するもっとも有名な1枚だろう。ローザは――以前は座ることを禁じられていた――最前列の席、白人の前に座っている。2人は反対の方向を向いている。近くにはいるが、2つの異なる世界に属しているのだ。