じじぃの「最古の現生人類・レッド・オーカー・矢じり!人類の進化・大図鑑」

Africans aren't pure Homo Sapiens either (Archaic species interbreeding in Africa) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=MwJUejcqqzA
ホモ・サピエンス

 最古の現生人類?

レッド・オーカー

Homo Sapiens  Child of the Ice Age
BY 135,000 YEARS AGO, humans we would recognize as us-Homo sapiens-were living in Africa. In fact, the earliest confirmed evidence of modern humans is from 195,000 years ago. In 1967, Dr. Richard Leakey discovered the remains of the Omo Kibish skeleton at a site in southern Ethiopia.
More recently, Professor Pamela Willoughby at the University of Alberta discovered modern human teeth in a rock shelter in Tanzania that may be over 200,000 years old. If confirmed, these will be the oldest remains of Homo sapiens ever discovered.
http://www.cbc.ca/greathumanodyssey/content/iceage/135k/index.html?platform=hootsuite
『人類の進化 大図鑑』 アリス・ロバーツ/編著、馬場悠男/訳 河出書房 2012年発行
ホモ・サピエンス より
700万年以上にわたって人類は進化を遂げてきた。
しかし、人類の系統樹のなかで生き残った枝は、ホモ・サピエンスだけだった。
●洗練された石器
20万年前には、すでに石器製作技法に多くの工夫が加えられるようになっていた。大型のハンドアックス(握斧)はあまり見られなくなり、代わりにさまざまな小型の石器が現れ、道具類がより多様化した。いい気な石核よりも剥片石器のほうが好まれ、刃の長さが増し、製作が効率化した。定型化された石器を作るには、優れた技術と技巧が要求された。
おもな改良点のひとつが、石核調整技法の導入で、これにより、1回打撃するたけで事前に決めたサイズや形状の剥片をはぎ取ることができた。小さな剥片は、先端を尖らせて、槍先に取り付けたり、柄にはめ込んで、糊付けした。長くて薄い剥片は、おそらく革に孔(あな)をあけたり、木工細工に使われたと思われる。このような石器製作技法が用いられた時代は、比較的最近まで、少なくとも5万年までは続き、アフリカでは中石器時代と呼ばれている。
●レッド・オーカー
オーカーとは酸化鉄で、ボディ・ペイントや装飾用品として使用されていた可能性があり、墓から見つかることもある。少なくとも7万年前のものと推定される彫り込みが施された2個のオーカーが、ブロンボス洞窟の炉跡近くで見つかった。
●矢じり
6万4000年前の尖頭部は、最古の矢じりの例かもしれない。南アフリカ人考古学者リン・ワドリー率いるチームが、南アフリカのシブドゥ洞窟で発掘した。石器の表面や石器を木の柄に固定するために使われたと思われる接着剤には、血や骨がこびり付いた跡が見られる。複合的な道具を作る能力が現代的行動の重要な指標である。

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どうでもいい、じじぃの日記。
アリス・ロバーツ編著 『人類の進化 大図鑑』という本を見ていたら、「レッド・オーカー」として写真が載っていた。
お猿さんやカラスが道具を使うことから、道具を使うのが人間の専売特許ではないことがわかる。
しかし、石に刻まれた幾何学模様の線(レッド・オーカー)は確かに人間が刻んだものだ。
ここから、現生人類の歴史が始まったのではないだろうか。