じじぃの「チューリング・テスト・機械は人間をだませるか?AI・人工知能」

NAO robot drives autonomously it's own car 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=oBHYwYlo1UE
Computer AI passes Turing test

Let the Robot Drive

『AI 人工知能 知るほどに驚き!の話』 ライフ・サイエンス研究班/編 KAWADE夢文庫 2017年発行
機械が知性的か否かをはかる「チューリング・テスト」とは? より
機械がどんなに高度な知的思考能力をもっていたとしても、人間とまったく同じように振る舞うのは容易なことではない。いまのところ、機械はあくまで機械であり、人間らしい振る舞いをするのは機械にとって困難なのだ。
しかし、人工知能は少しずつ進化しており、2014年6月には人間を真似ることに成功した機械が現れた。史上初めて「チューリング・テスト」に合格した機械が登場したのである。
チューリング・テストとは、ひと言でいえば機械の振る舞いが知性的であるかどうかを判断するテストで、「機械は思考するのか?」という疑問を抱いたイギリスの科学者アラン・チューリングが1950年に考案した。
具体的には、人間ひとりと人間らしく振る舞う機械1台を用意して、判定者が質問を投げかける。その質問の回答を受けた判定者が、人間と機械の区別をつけられないようなら、その機械は知性を備えていると判断される。
つまり、機械が人間を真似してだませるかどうかをはかるテストなのだ。
人間を高度なレベルで真似できる機械はなかなか現れなかったが、チューリングがテストを考案してから64年たった2014年に、ついに歴史的快挙が起きる。
ロシアのスーパーコンピュータが、ウクライナ在住の13才の少年ユージンに成りすましてテストを受けたところ、判定者の33パーセントがこれを人間だと判断した。機械が人間をだましたのである。
英語が母国語でなく、知的レベルの定かでない10代の少年を摸倣したことに批判の声が上がったが、半世紀以上まったくクリアされなかったチューリング・テストをパスしたことは事実である。機械が人間と同じ知性をもつという新時代の将来を予見する出来事といえるだろう。

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どうでもいい、じじぃの日記。
2016年、グーグルの「DeepMindディープマインド)」が、囲碁で最強といわれた人間に対して勝った。
しかし、ディープマインドも所詮、人間がプログラミングしたアルゴリズムで動いているのであって、自ら思考しているのではないのだそうだ。
先日、犬が車を運転している動画を見た。
なんとなく、人間と同じように運転できれば、そのロボットは知性的な感じがする。