じじぃの「金持ちになる前に老いる中国・421社会の衝撃!シフトー2035年」

クローズアップ現代+「嫁に家を奪われる? 中国421社会の衝撃」 04.17 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=jxVP0PLaVDE
中国 421社会 (news.cnr.cn/gnxw HPより)

 日本の人口ピラミッドの変遷 (mlit.go.jp HPより)

クローズアップ現代+ 「“嫁”に家を奪われる!? 中国421社会の衝撃」 2017年4月17日 NHK
【キャスター】武田真一鎌倉千秋 【ゲスト】興梠一郎(神田外語大学教授)、于洋 (城西大学教授)
中国が「一人っ子政策」を見直して1年余。30年以上続いた政策は、高齢化を加速させた。
高齢者人口は世界最多の2.2億人。2050年には5億人に迫る。中国の人口構成を象徴する言葉が「421社会」(1人の子ども、2人の夫婦、4人の老人)。都市部では、孤独に暮らす高齢者が増え、子が老人世代の財産を奪うトラブルも急増。一方、中国政府は、高齢者市場を開拓することで、内需拡大を狙う。高齢者向けマンションと高度な医療施設などを併設した特区や、介護施設や商業施設を誘致した新たな都市を建設。
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3961/
『シフト――2035年、米国最高情報機関が予測する驚愕の未来』 マシュー・バロウズ/著、藤原朝子/訳 ダイヤモンド社 2015年発行
金持ちになる前に老いる中国 (一部抜粋しています)
多くの国と同じように、中国でも人口の高齢化が始まっており、そのペースは2020年にかけて加速するだろう。現在、65歳以上が総人口に占める割合は8%だが、2030年には16%を超えるだろう。これに対して生産年齢人口(15〜65歳)は72%のピークをすでに超えており、2030年には68%まで低下するだろう。15〜20歳の割合は現在30%程度だが、2030年には21%まで落ち込むだろう。もちろん生産年齢人口が減っているのは中国だけではない。日本、韓国、ドイツなどの先進国はもっとひどいことになるだろう。
中国政府はこの問題を認識している。中国共産党は2013年の第18期中央委員会第3回全体会議(3中全会)で、この30年間維持してきた一人っ子政策の見直しを検討することで合意した。どのくらいの規模の見直しになるのかわからないが、一人っ子政策を完全に撤廃しても、長年続いた低出生率を大幅に引き上げられるか、専門家は疑問視している。中国では都市人口が増えているが、世界的に見ても、人口の都市化は出生率の低下と結びついている。しかし政府高官の間にはいまも、一人っ子政策を撤廃したら、人口爆発が起きるのではないかという懸念がある。私は3中全会苗に、中国は一人っ子政策を見直す時期に来たのではないかと、ある中国政府高官に聞いてみた。するとこの人物は、労働力不足を認めつつ、一人っ子政策を撤廃したら人口が急増して国を維持できなくなると答えた。よく言われることだが、中国は莫大な人口を維持するほどの食料や水、エネルギーがないとされる。
ということは、中国は金持ちになる前に老いてしまうのか。もし、「金持ち」の意味が、西側でいう金持ちのことであるなら、答えはほぼ確実にイエスだ。中国の人口危機が顕在化する2020年、G7の1人当たり所得は平均6万4000ドルと、中国の3倍以上に達する見込みだ。EIUの予想では、中国の実質GDPの伸びは今後大幅に鈍化して、2013〜2020年には年率6.4%に、2021〜2030年は同3.6%に低下しそうだ。成長が鈍化しても、中国の経済規模は依然として10年以内にアメリカを追い越すだろう。しかし国民の生活水準は、上昇のペースが鈍化するだろう。

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どうでもいい、じじぃの日記。
4月17日、NHKクローズアップ現代+』で「“嫁”に家を奪われる!? 中国421社会の衝撃」を観た。
中国では2050年に、「421社会」(1人の子ども、2人の夫婦、4人の老人)がくるのだそうだ。
日本でも、2050年には1人で1人を支える社会になると予測されている。
2050年 「421社会」は、1人で2人を支えることになるというから、中国の方が深刻だ。高齢者だけで5億人にもなるのだそうだ。
しかし、中国の人口 14億人は多すぎませんか?