じじぃの「水道の普及率と乳児死亡率の関係!体の中の毒の科学」

  世界の乳児死亡率

  水道の普及率と乳児死亡率の関係

新生児死亡率、国別順位 - WHO世界保健統計2016年版
2016年5月19日、世界保健機関(WHO)が発表した世界保健統計2016によると、世界で最も新生児死亡率が高い国はアンゴラで1000人出産当たり48.7人(4.87%)だった。
次にパキスタンが45.5人(4.55%)、中央アフリカ共和国が42.6人(4.26%)となっている。
最も新生児死亡率が低い国はサンマリノで0.7人(0.07%)。
日本の新生児死亡率は1000人出産当たり0.9人(0.09%)で、アイスランドルクセンブルクと並び世界2位の低さ。
新生児死亡率の世界平均値は19.2人(1.92%)。
http://memorva.jp/ranking/unfpa/who_whs_2016_neonatal_mortality_rate.php
『体の中の異物「毒」の科学 ふつうの食べものに含まれる危ない物質』 小城勝相/著 ブルーバックス 2016年発行
毒を封じる社会制度 (一部抜粋しています)
乳児死亡率の増減に感染症が大きな影響を及ぼすことは、明らかである。食中毒の患者数という点では、現在でも感染症がトップを占め、厚労省の統計によれば、日本では毎年2万〜3万人程度の患者が出ている。ただし、この数字は医療機関からの届け出があるものに限られているので、実際にはその何倍もの患者が出ていることは容易に推測できる。
一方、感染症による死者は、ポツリヌス菌や病原性大腸菌O157、院内感染を起こす薬剤耐性菌を除けば、それほど多くはない。現代の日本では幸いにも、感染症は一過性で完治できる状態にある。化学物質による発がん性や遺伝毒性のように、長い時間をかけて慢性的に現われる重篤な健康障害とは事情が大きく異なる点である。
感染症が流行を起こすには3つの要素がある。①感染源(要因)、②感染経路(環境)、③宿主の感受性(宿主)、である。これらの各要素に十分な対策を施せば、大流行することはない。患者を隔離したり、感染源をなくしたり、栄養状態を良くしたり、ワクチンなどで宿主の感受性を低下させるなどの社会的基盤の整備が重要であることがわかる。流行性の感染症に対しては患者を強制的に隔離する法律が準備されており、上水を普及させることで全国民が微生物や異物の混入していない清潔な水を安価に得られるというような制度・基盤が必要である。
図(画像参照)は、日本における乳児死亡率と水道普及率の関係を示したものである。一方が増えるにつれてもう一方が減るという、両者がちょうど鏡像関係を示していることから、水道の普及に応じて見事に乳児の死亡率が低下していることがよくわかる。

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どうでもいい、じじぃの日記。
小城勝相著 『体の中の異物「毒」の科学』という本を見ていたら、「水道の普及率と乳児死亡率の関係」の図が出てきた。
1950年を境に、水道の普及率と乳児の死亡率が見事に反比例しているのがわかる。
新生児死亡率の国別順位表を見てみると、乳児死亡率が低い順(1000人出産当たり)はサンマリノ 0.7人でトップ。日本はルクセンブル、アイスランドと並んで世界2位の低さ(0.9人)だ。
韓国が1.6人、イタリアとドイツが2.1人、アメリカが3.6人、ロシアが5.0人、中国が5.5人、北朝鮮が13.5人だ。
国の豊かさを示す統計はいくつかあるが、意外とこのランキングは信用できるのではないだろうか。
水は生命の源でもあることだし。
だが中国のデータは、一人っ子政策(1979〜2015年)などで、表に出てこない何かがあるらしい。