じじぃの「褥瘡(じょくそう)・皮膚の痒みはどうしてできる?老化のことを正しく知る本」

床ずれ (minamitohoku.or.jp HPより)

床ずれを防止 総合南東北病院
●床ずれになると
肌の弾力性が失われている高齢者の場合、同じ姿勢で寝たきりでいると、骨の突出部に圧力や摩擦などの力が加わって、床ずれが発生します。
まず、でき始めの発赤と呼ばれる赤くなった状態のときに早期発見、この段階で適切なケアを行なうことで床ずれの悪化を防ぐことができます。 ひどくなると水ぶくれになり、それが破れ、ただれたり、うみが出て潰瘍になったりします。
ひどくなると激しい痛みを訴えるようになります。さらに悪化すると傷が深くなって骨まで露出するようになります。
http://www.minamitohoku.or.jp/up/news/konnichiwa/201112/care.html
『図解 老化のことを正しく知る本―健康に生きるための基礎知識』 安藤進/編著 中経出版 2000年発行
内臓の病気からくる皮膚の異常 より
皮膚も神経、内分泌、循環器系などとのつながりがありますから、他の臓器の病変の影響を受けることがしばしば起こります。内臓の病気は中年から高齢になるほど多くなりますし、皮膚に異常をみたときには内科的な病気を疑う注意深さが求められます。
痒みはいろいろな事態に現われますが、なかでも痒疹が要注意です。強い痒みがあり、2〜3ミリ大の丘疹で身体に広く出るものです。これは糖尿病、肝障害、消化器障害、血液疾患などにみられることがあります。
痒みのみで発疹のみられない掻痒症(そうようしょう)も慢性疾患にともなうことがあります。とくに病気がなくて高齢者にみられるものは、老人性皮膚掻痒症と呼ばれます。
むくみもまた内臓の病気の徴候としてみられます。額や脛を押すと凹んでしばらく戻らない浮腫という状態を指します。脛に浮腫があると心不全の疑い、額の浮腫の場合には腎障害の恐れなどがまず考えられます。
皮膚の色が黄ばんでくれば、誰でも黄疸だとわかります。痒みをともなうことが多くあります。
黄疸の原因は胆汁うっ滞です。胆汁うっ滞を生じる病態はいろいろありますので、内科の診察を受けることが必要です。

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どうでもいい、じじぃの日記。
最近、亡くなった人でよく思い出すのが俳優の阿藤快さんだ。同じ年齢だったこともあるが、亡くなる前によく「背中が痛い」と言っていたそうだ。死因は「大動脈破裂胸腔内出血」だった。
暇なもので、病気に関する本をよく見ている。
褥瘡(じょくそう)という難しい漢字があった。床ずれのことらしい。今まで床ずれなんて考えたことがなかった。
褥瘡・・・寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしまうこと
寝たきりになる原因の第1位は「脳血管疾患」。第2位は「高齢による衰弱」だそうだ。
高齢者もいろいろだろうが、床ずれも身近に感じるようになってしまった。